女将の花道1/7ソワレ@博多座

博多座「女将の花道」行ってきました。
http://www.hakataza.co.jp/kouen/index_h2201.html

うーん、和物ストレート芝居って
結構個人的には好んで行くものではないのですが・・・
今回は演出が寺崎さんということで。ちょっと期待しつつ。
そんな感じで行ってきました。

寺崎さん、実はこれまでは
「屋根の上のヴァイオリン弾き」などのミュージカルを演出されていて
初の和物。そして、この作品が博多座のために池田脚本で
書き下ろされたものだということで。

なかなか面白い作品でした!

パンフレットみてビックリ!
横田大明さんが出演されているじゃないですかっ
( レミゼラブルなどにも出演されています) 


【ストーリー】
大阪で絵画バーを経営する浅野真知子(浜木綿子)のもとに
幼馴じみの佐竹次郎(左とん平)が同窓会の案内を持って現れる。
しかし小学校は廃校になって今は旅館になっている?
真知子は40年ぶりに故郷の九州は日の出村を訪れる。

山奥にある日の出村は過疎化が進み、村長まで逃げ出している始末。
もちろん当の旅館も寂れた雰囲気...。
さらに翌朝起きてみると旅館の経営者たちの姿がない!?
温泉を掘った時の借金が返せず、
銀行員山川朝雄(加藤茶)の取立てに夜逃げしていたのだ。
真知子も呆れて帰ろうとしたが、
密かに真知子に想いを寄せる次郎と、
借金返済の為に経営を続けて欲しい山川の頼みに、
旅館の女将を引き受ける。
引き受けた上は手を抜かないのが真知子。
キャッチコピーは
「山の幸、海の幸、人の幸―ここに来れば元気になれる!」
宿泊客参加型の山菜取りに農業体験コースと
自然豊かな日の出村の特性を活かしたアイデアと
西野良二(風間トオル)京子(匠ひびき)夫婦や
月島マヤ(西川峰子)らの協力もあり
徐々に旅館経営は軌道に乗るが...。


+++

とにかく左とん平さんと加藤茶さんが
アドリブなのか台詞なのかわからないぐらい
面白いやりとりを繰り広げていて
めちゃくちゃ笑います。
最後の最後、加藤茶サンが台詞を思いっきりいったらつばが
めっちゃ左さんの顔にかかり会場大爆笑!というのもあり。

浜さんが請け負った旅館には
問題をかかえた人たちが沢山あつまってきて
その問題を1つ1つ抱えながら
その旅館の従業員や村の人々が少しづつ成長していくという
単純明快なストーリーです。

でも忘れてしまいがちな「ありがとう」って言葉を素直にいったり
大変なことが多いけど「頑張る」と自分を奮い立たせる姿に
とてもとても勇気を分けてもらえます。

冒頭は、浜さんの大阪のバーから。
絵画バーでの新年パーティー。
そこでホステスに扮する女性陣が歌って踊ります。
「ミュージカルにきたっけ?」と思ったり(笑)

そして最後のシーンも歌です。
始まったばかりの作品でネタバレのなるので
どういうシーンはまでは書きませんが
みんなで大合唱をします。
この歌、劇中で1度歌うシーンがあり
そことの伏線になっていてとてもホロっときます。

何よりも面白いのは本物の旅館の女将さんが出てきて
旅館のPRをするという演出。
それを劇中で毎回違う温泉旅館の方に登場してもらい
記者やくの役者が写真をとるのですが
それ以外に客席側からも博多座のスタッフさんが
写真をとります♪

そして転換中に緞帳をおろしていてかかっている音楽も
そのとき雲が流れているかのように緞帳にうつしだす照明も
寺崎さんらしいなと思いました。
私は寺崎さんって風景とか自然とかに照明を
あてるという「絵」の作り方がうまい方だと思うんです。
日の出村という田舎の村の自然への光の出し方
照明の使い方、そして音の使い方が抜群で
転換中の和物ってちょっと間が「間」っぽくて
いやだなって思うときがあるのですが今回はそうも思わず・・・

そのバーでのダンスも寺崎さん
さすがミュージカルの演出されてただけあるなと。
もちろんミュージカル役者じゃないので
皆さん歌にはバラつきはありますが
その動きというかバランスの取り方がキレイでした。

以外にもホロっとくるシーンが多く
だけど妙に面白くて。
四季ソンダンでもらったパワーとはまた違うんだけど
何だか「大切なもの」を忘れかけているんじゃないかと
ちょっと気づかせてくれるような気がしました。

個人的には風間トオルさん演じる夫婦の
もどかしさと素直になれなさと
最終的に笑顔が見えたときが何よりも嬉しかった!

妙にうまい間の取り方とか
客席巻き込んで一緒になって楽しもうとして
作品の世界に取り込もうとするとか
そういうのってすばらしいですよね。。

左さん演じる次郎がとってもいいキャラで。
加藤さんの演じる銀行員が情けなくて(^^;

でもみんなが真知子を見ていくなかで
心動かされ、「自分本位」ではなくて
「人のために」という生き方に共感し
自分を見つめなおすようになるんですよね。
そしたら、物事がどんどんプラスの方向に動いていく。

人のために見返りを求めず
がむしゃらに頑張る!

「人生は冒険や!」

とても印象に残った一言です。
そのとおりだなって。。
とても楽しめました。
たぶん音楽もすごく素敵だったのもあります。
寺崎演出だと思って贔屓目もあるかもしれませんが・・・

ミュージカル慣れしている私でも
親しみが持てて楽しめる舞台でした。
最後にはおひねりを投げていましたが
やっぱり何かが飛んでくると避けてしまう私(苦笑)

博多座は落ち着きますね!
「行ってよかった」そう思える作品です。

2010年1月 7日 16:57  カテゴリー: ストレートプレイ 博多座 | コメント(0) |

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良い役者さん、良い作品。
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「こういう楽しみ方もある」
と思っていただければ・・・(笑)
舞台の魅力を知ってもらえたら
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