劇ナビFUKUOKA(福岡)

劇ナビFUKUOKA(福岡)

「女の一生」記者会見

11月18日に博多座で「女の一生」が開幕します。前日に会見が行われました。

「女の一生」は昭和20年4月に森本薫が文学座に書き下ろし、
杉村春子が生涯947回にわたって主人公の布引けいを演じた不朽の名作です。
2020年に段田安則が演出し、大竹しのぶが初演し、絶賛を浴びました。
当公演は10月に東京・新橋で幕を開け、京都・南座公演を経て博多での開幕となりました。
大竹しのぶ、高橋克実、段田安則、銀粉蝶、風間杜夫、
西尾まり、大和田美帆、森田涼花、林翔太など、豪華俳優陣が出演します。

あらすじ
明治38(1905)年、日露戦争の後に戦災孤児となった布引けいは、
不思議な縁から清国との貿易で財を成した堤家に引き取られる。
堤家の当主はすでに亡く、後を継ぐべき息子たちはまだ若く、
妻のしずが義弟・章介に助けられて切り盛りしていた。
かいがいしく働くけいは、女主人のしずに大変重宝がられる。
また、闊達な次男・栄二と意気投合し、互いにほのかな恋心を抱く。
しかし、女主人のしずはけいを気弱な長男・伸太郎の嫁に望み、
けいは思い悩む。


会見では大竹しのぶさん、段田安則さん、高橋克実さん、風間杜夫さんが登壇し、
取材陣の質問に答えました。

Q.役の見どころは?

A.大竹しのぶさん(布引けい役)
「主人公の10代から60代前までを演じています。1幕変わるごとに年代も人生も変わっていくんですが、
一生を演じられる喜びは演劇でしかないもので、そこがとても面白いです。
いいセリフがたくさんあって、それを言える喜びもあります」

A.段田安則さん(堤家長男・伸太郎役)
「1幕と2幕の間に私と高橋さんが学生服を着て出てくるのが見どころです(笑)。
女の役も男の役もどの役も素晴らしい台詞があって、うまく本がかかれています。
この作品は、どの役も演じてみたいと思うほど、素晴らしい脚本で見どころ満載です。」

A.高橋克実さん(堤家次男・栄二役)
「おそらく今まで私がやってきた役の中でもいちばんかっこいい役じゃないでしょうか。
主人公布引けいの相手役ということで
運命に翻弄されてふたりがうまくいくのかいかないのかが物語の肝。
いままでこういう役はやったことがないので、
やればやるほど難しさ、役の素敵さを感じます。」

A.風間杜夫さん(伸太郎・栄二の叔父・章介役)
「前半部分は31歳の役なので少々高めの声で1幕2幕を演じ、(年齢を重ねる2幕では)だんだん「あ~疲れた疲れた」と(低めの声で)七色の声を使い分けるように演じています。そこが私の見せ場です。年齢の差を感じていただければうれしいです。一人一人が楽しんでこの芝居をやっています。それが皆様にも伝わるはずです。ぜひ楽しんでください」

Q.前回2020年の公演がコロナの関係で途中中止となり
時を経て、今回、東京、京都と幕を上げ
改めて舞台に立って感じられたこと

A.大竹しのぶさん
「初演では客席を半分にし、笑い声を立ててはいけない。はしゃいだり笑ったりしてはいけない状況の中での芝居でした。
それでもお客様は劇場に足を運んでくださった。
お客様がたとえ二人でも三人でも一人でも私たちは芝居をしなければならないと覚悟が生まれました。
そもそもこの戯曲の初演は昭和20年4月。戦争中に初演を迎えたと聞いています。なぜ東京大空襲があったあとに芝居をみんなに見せたいと思ったのか、とこの作品に出合った時に感じたのが心に残っています。
初演の時の緊張感は忘れることができません」

最後に大竹しのぶさんがお客様に向けて
「とにかく本当に素晴らしい台詞や宝物のような台詞がたくさんあります。
劇場に来ていただいて、一人の女の人生や、男性たちの人生、みんなのそれぞれの人生を味わって
自分と向かい合う時間を作ってもらえたら絶対に豊かな気持ちになれると思います。
お待ちしています」と語りました。

博多座の「女の一生」は好評公演中です。
激動の時代を生き抜いた一人の女性の一生を通して描かれる生きていく厳しさと喜び。
生きる勇気を与えてくれる舞台に出合いに博多座へ足を運びませんか。

舞台『巌流島』制作発表会

舞台『巌流島』が2023年2月10日より全国8か所で公演されます。
10月26日にオンライン制作発表会見が行われました。
物語の舞台となった巌流島で、宮本武蔵役の横浜流星さん、佐々木小次郎役の中村隼人さん、演出の堤幸彦さんが登壇しました。

演出家の堤幸彦さんは
「テクノロジーの舞台における最新型をお見せしたい。
巨大なLEDの背景を使いながら、自由自在に背景が替わっていく。
基本はお二人の汗と血と涙とそういったものを間近で見えるように作っていく。
従来ある本当の演劇の力強さと現代のテクノロジーを融合させたものを作っていきたい」と語りました。

横浜流星さんは「どのような武蔵を演じたいか」との質問に
「脚本が武蔵の葛藤や戦う意味や
心の揺れを濃く描いてくださっているので
内面や心の揺れは大切に作っていきたい。
新解釈の宮本武蔵という事で史実を大事にしながらも自分にしか出せないものを出して
新たな武蔵を生きることができればいいです」と語りました。

 

中村隼人さんは
「今回は令和版の新しい巌流島ということで、まだお伝え出来ない部分もあります。
今までになかったお話になるんじゃないか。
結末は同じでもそこに行きつくまでの過程が
いままでの映画や時代劇と違うことになるかもしれない。
この脚本になったことによって、武蔵と小次郎の関係性や
武芸者として、武士として、生きる上の葛藤をすごく色濃く出せると思います」
と語りました。

 

最後に横浜流星さんからお客様へ
「チーム一丸となって必ず心に残る、皆さんに響く作品をお届けすることを誓うので楽しみにしていてください」とメッセージを送ってくれました。

 

博多座で2023年3月18日(土)に開幕する『巌流島』をお楽しみに。

柳家花緑・桂春蝶 二人会チケット先行発売のお知らせ

<9月29日先行発売開始>

『柳家花緑・桂春蝶 二人会』

日時:12月24日(土)14:00開演

会場:西鉄ホール

料金:全席指定4,500円

 

江戸落語の柳家花緑と上方落語の桂春蝶。東西の落語を牽引するお二人の落語が一緒に聴けるのは福岡だけ。

恒例となった12月の二人会をお楽しみください。

 

チケットのご購入はこちらからどうぞ↓↓

https://gekinavi.jp/theater/advance_ticket/

 

公演の詳細はこちら↓↓

https://gekinavi.jp/theater/2022/09/post-585/

めざましクラシックス25周年 チケット先行発売のお知らせ

Good不動産 PRESENTS

めざましクラシックス 25周年 サマースペシャル 2022 in 福岡

 

2022年7月9日(土)15時開演

福岡市民会館大ホール

全席指定8,000円

 

人気ヴァイオリニスト「高嶋ちさ子」と、

フジテレビアナウンサーでありながら、大のクラシック通である「軽部真一」。

2人の発案から「クラシックをもっと身近に!」というコンセプトのもとスタートした「めざましクラシックス」。

25周年を迎える今年は、「めざましクラシックス 25周年 サマースペシャル 2022」として6都市7公演のツアーを実施。スペシャルゲストを迎え賑やかに楽しいステージを繰り広げます。

 

mezacla2022Ⓒフジテレビ.jpg

  

良い席をお早めにお求めできる先行発売を劇ナビで行います。

 

先行発売期間: 5月9日(月)10:00 ~ 12日(木)17:00

 

この機会をお見逃しなく。

 

先行チケットはこちら https://gekinavi.jp/

劇ナビチケット発売情報

劇ナビで発売しているチケット情報をご案内します。

 

<4月8日発売>

『立川談春・立川生志 兄弟会』

   日時:6月11日(土)14:00開演

   会場:JR九州ホール

   料金:全席指定5,000円

 

   立川流のお二人がJR博多シティで行う兄弟会。人気・実力とも兼ね備えた談春・生志の落語をご堪能ください。

 

 

<発売中チケット>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『桂春蝶 独演会~お父さんのバックドロップ~』

  日時:5月21日(土)14:00開演

  会場:福岡市美術館ミュージアムホール

  料金:全席指定3,500円(未就学児入場不可)

 

  福岡での独演会も12回目を迎えます。「落語で伝えたい想い」シリーズは、噺の構成力と演技力で他の噺家も唸らせます。今回は、中島らも原作の物語を春蝶自ら脚色しての意欲作。4月の大阪でのネタ卸公演に続いて福岡での初披露です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『第二回ともてらす寄席 桂春蝶落語会』

  日時:5月22日(日)14:00開演

  会場:福岡市早良南地域交流センターともてらす早良

  料金:全席自由 一般3,000円・高校生以下1,500円(未就学児入場不可)

 

  福岡で二日間続けての桂春蝶さんの落語会です。

  ともてらす寄席では、前日とはうって変わって、初心者から楽しめる爆笑落語をおとどけします。

  ともてらす早良の主催により、65歳以上割引・障がい者割引チケットがあります。(ともてらす早良窓口販売のみ)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

『林家はな平 真打昇進福岡披露公演』

  日時:6月5日(日)13:30開演

  会場:西鉄ホール

  料金:全席自由5,000円(未就学児入場不可)

 

  福岡出身の落語家:林家はな平さんの真打披露公演です。学習院大学卒業後に林家正蔵に入門。

  都内での真打披露興行の後、初となる地方での真打披露公演をふるさと福岡で行います。

  来場者には中華の名店「福新楼」の食事券(2000円分)がプレゼントされる特典付きです。

  

チケットはこちらから  https://www.e-get.jp/gekinavi/pt/

劇ナビ先行チケットのお知らせ

林家木久扇芸能生活60周年記念落語会

7月25日(日)14時開演

北九州芸術劇場大ホール

全席指定 5,800円

出演者:林家木久扇・春風亭小朝・春風亭昇太・ナイツ・二代目林家木久蔵


一般発売(5/25)に先駆けて

劇ナビでのチケット先行のお知らせです。

4月27日(火)10:00 ~ 5月5日(水)23:59

あけましておめでとうございます

令和3年、新年のご挨拶を申し上げます。
 

昨年はコロナウイルスによる影響で、多くの公演が中止や延期になりました。

エンターテインメントを楽しみにされている皆様には、大変ご迷惑をおかけしました。

同時に、ミュージシャンや俳優、落語家など、舞台に立つキャスト、および、技術を支えるスタッフともども、仕事がなくなるという事態になりました。

 

現在も感染症の終息までには至らず、新しい生活様式を取り入れた日常生活をお送りのことと思います。

私たちは、このような中で、予防対策に万全を尽くしながら、少しづつ公演活動を再会し始めました。

 

劇ナビFUKUOKAでも、微力ながら、各主催者の公演情報を掲載していきます。

本年も、劇ナビFUKUOKAをよろしくお願いいたします。

 

<1月10日(日)に発売されるチケット情報>

 

「談春・生志兄弟会プレイベント - 立川生志独演会」 2月13日(土)14時 JR九州ホール

 

「立川生志落語会 第8回ひとりブタっちゃ」 3月6日(土)14時 北九州芸術劇場 小劇場

 

※詳細は、それぞれの公演情報をご覧ください。

ソーゾーシー福岡公演チケット発売

10月4日に福岡市美術館ミュージアムホールで行われる「ソーゾーシー福岡公演」のチケットが、9月1日から発売されます。

昨年の福岡公演は、早々に完売。
真打昇進の瀧川鯉八をはじめ、玉川太福、春風亭昇々、立川吉笑の若手が送る新作落語。

席数が限られますので、お早目にお求めください。

 

チケットのお求めはこちら

https://gekinavi.jp/theater/advance_ticket/

 

MX-2661_20200831_162625_0001.jpg

劇ナビ運営について

「劇ナビFUKUOKA」は、株式会社シアターネットプロジェクトが運用管理しています。
株式会社シアターネットプロジェクト
https://theaternet.co.jp
〒810-0021福岡市中央区今泉2-4-58-204

お問い合せはこちら