~
01月13日 】作品詳細
「リア王」「マクベス」「オセロー」「ハムレット」「リチャード三世」、そして「ロミオとジュリエット」など、発表から約四〇〇年以上を経て今も世界中で上演され続け、現代演劇にも絶大な影響を与えているウィリアム・シェイクスピア。その全ての作品を横糸とし、江戸末期の人気講談「天保水滸伝」を縦糸として、見事なまでに織り込んだ井上ひさしの傑作戯曲が、二〇二四年十二月日生劇場に新たな姿で蘇り、二五年一月博多座に初登場します。
主演は、二〇二〇年同公演で「きじるしの王次」役を演じた浦井健治が務め、同じく二〇二〇年公演に出演した唯月ふうか、土井ケイト、阿部裕、玉置孝匡、章平、そして、梅沢昌代と木場勝己が続投いたします。
また今回新たな配役として、大貫勇輔と猪野広樹、綾凰華、福田えりに加え、瀬奈じゅん、中村梅雀の出演が決定しました。
演出は、二〇二〇年同公演で第二八回読売演劇大賞最優秀演出家賞、第四二回松尾芸能賞優秀賞を受賞した演劇界のトップランナーである藤田俊太郎が、音楽は、同じく第二八回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞し、あらゆるジャンルで日本の音楽シーンをけん引する宮川彬良が、再びタッグを組んでお贈りします。
劇場が熱くたぎるカオスで包まれる絢爛豪華な祝祭音楽劇、豪華新キャストを迎えた『天保十二年のシェイクスピア』に、どうぞご期待ください。
あらすじ
江戸の末期、天保年間。下総国清滝村の旅籠を取り仕切る鰤の十兵衛は、老境に入った自分の跡継ぎを決めるにあたり、三人の娘に対して父への孝養を一人ずつ問う。腹黒い長女・お文と次女・お里は美辞麗句を並べ立てて父親に取り入ろうとするが、父を真心から愛する三女・お光だけは、おべっかの言葉が出てこない。十兵衛の怒りにふれたお光は家を追い出されてしまう。
月日は流れ、天保十二年。跡を継いだお文とお里が欲のままに骨肉の争いを繰り広げている中、醜い顔と身体、歪んだ心を持つ佐渡の三世次が現れる。謎の老婆のお告げに焚き付けられた三世次は、言葉巧みに人を操り、清滝村を手に入れる野望を抱くようになる。そこにお文の息子 ・きじるしの王次が父の死を知り、無念を晴らすために村に帰ってくる―。
主役はみなさまの想像力。この争いの行く末はいかに・・・
2025年1月11日(土)~13日(月)
日付 | 開演時間 | |
昼の部 | 夜の部 | |
11日(土) | 17:00☆ | |
12日(日) | 12:00 | 17:00 |
13日(月) | 12:00 |
☆アフタートークショー
<登壇者>浦井健治 大貫勇輔
<MC>藤田俊太郎(演出)
【一般発売】
インターネット
11月16日(土)10:00~
PC・スマホから
博多座オンラインチケット
お取り扱いプレイガイド
チケットぴあ Pコード528-895
ローソンチケット Lコード81981
電話・窓口
11月17日(日)10:00~
※一般発売開始日の翌日より残席がある場合に限りお取り扱いいたします。
※別枠席はご準備いたしておりませんのでご了承くださいませ。
博多座電話予約センター
TEL092-263-5555(10:00~17:00)
博多座チケット売場
劇場2階広場の正面にございます。
「劇ナビFUKUOKA」は、株式会社シアターネットプロジェクトが運用管理しています。
株式会社シアターネットプロジェクト
https://theaternet.co.jp
〒810-0021福岡市中央区今泉2-4-58-204