劇ナビFUKUOKA(福岡)

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「Choreographers2023」北九州公演 出演者募集

次代の振付家によるダンス作品上演&トーク 

小劇場でのコンテンポラリーダンス公演、出演作品を募集!

コンテンポラリーダンスの振付家の役割って案外知られていない。「振りを付ける」ことに留まらず、作家であり、演出家であり、思想家であり、冒険家であり・・・。ダンスは、時には社会を察知し、真実を探るメディアでもあるのだ!―「Choreographers」は、そんな振付家にまつわるあれこれを、上演&トークを通して掘り下げるシリーズです。
第4弾となる北九州公演では、「KYOTO CHOREOGRAPHY AWARD(KCA)2022」の受賞振付家3名の作品の上演に加え、地元に所縁のある振付家の作品を募集&上演します!様々なダンサーたちも作品を発表してきたJ:COM北九州芸術劇場・小劇場で作品上演できるこの機会に、ぜひふるってご応募ください。

 

公演詳細

日程:2023年11月26日(日)
会場:小劇場
上演作品:
・大森瑶子(東京)「Help」*KCA京都賞
・岡田玲奈、黒田勇/Null(東京)「Own Own」*KCA奨励賞
・Aokid×たくみちゃん(東京・神奈川)「HUMAN/human」*黄金4422AIR賞
・地元作品 *公募により、選出

 

選考プロセス、スケジュール

資料と映像にてご応募いただき、書類選考により上演する1組を決定します。

 6月30日(金)応募締切
 7月中旬   選考・上演作品の決定・通知
~10月      作品のクリエイション期間 
 ※公演1ヶ月前に、テクニカルスタッフとの打ち合わせのため、作品映像を提出いただきます。
11月24日(金) 仕込み、テクニカルリハーサル
  25日(土) 稽古場にてリハーサル
  26日(日) ゲネプロ・公演

 

書類選考委員

康本雅子(振付家・ダンサー)
NPO法人JCDN
J:COM北九州芸術劇場

 

対象

◎応募時点で40歳以下のコンテンポラリーダンスの振付家、ダンサー。ダンス作品をこれまでに発表しているかどうかは問わない。
◎北部九州(福岡県、長崎県、佐賀県、熊本県、大分県)に在住、通勤、通学、もしくは北部九州出身であること。
◎振付家としての成長・発展、自身の作品の発展・進化を望んでいる日本国内在住者。
◎20分~25分の2人以上の出演者によるダンス作品を発表したい方。

 

募集作品数

1作品

 

申込方法

募集チラシに記載の公募要項をよくお読みいただき、こちらよりGoogleフォームにてご応募ください。
募集チラシ表
募集チラシ裏

 

お問い合わせ

J:COM北九州芸術劇場
「Choreographers2023」北九州公演
出演者募集係(担当:森下)
TEL 093-562-2620
MAIL : kitageki@kicpac.org

 

申込締切

6月30日(金)
※選考の結果は7月中旬ごろまでにメールにてご連絡いたします。@kicpac.orgからのメールが受信できるよう受信許可設定をお願いいたします。

 

備考

主催/ NPO法人ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク(JCDN)https://jcdn-web.org/、公益財団法人全国公立文化施設協会
共催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
助成/文化庁文化芸術振興費補助金統括団体による文化芸術需要回復・地域活性化事業
   (アートキャラバン2)|独立行政法人日本芸術文化振興会

大阪フィルハーモニー交響楽団よりコンサートの紹介文が届きました。

『大阪フィルハーモニー交響楽団 福岡公演2023』について

数百年に及ぶオーケストラの長い歴史を紐解くと、何度か時代が動いた瞬間があります。19世紀の初頭にベートーヴェンの交響曲第5番「運命」が生まれたとき、そして、20世紀の初頭にストラヴィンスキーの「春の祭典」が生まれた時は、まさにその瞬間だったと言えるでしょう。

苦悩からの勝利を表現したかのような「運命」交響曲によって、「交響曲」というジャンルが完成されたと言えるでしょう。無駄のない形式美、鉄壁な構成力、管楽器の増強による高揚感。どこをとっても完璧な作品です。

「春の祭典」はまだ人間が文明を持つ前の、自然と共に暮らしていた頃の様子を描いています。大地の怒りを鎮めるために生贄を捧げるという儀式を音楽で表現します。不協和音、変拍子、大量の打楽器といった斬新な音の塊が聴衆の耳を強烈に刺激します。両作品とも後の時代の作曲家に与えた影響は計り知れません。

この二曲をまとめて聴ける機会は滅多にありません。もしかしたら、8月4日のアクロス福岡の舞台こそ、オーケストラの歴史が動く瞬間になるかもしれませんよ。

公演の詳細はこちら→

ミュージカル『SPY×FAMILY』を取材しました

ミュージカル『SPY×FAMILY』が博多座で好評上演中です。

「SPY×FAMILY」は遠藤達哉が2019年3月から「少年ジャンプ+」(集英社)で連載中のスパイアクション&ホームコメディコミックス。
「スパイ&超能力者&殺し屋が互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」というユニークな設定で人気を博し、シリーズ累計発行部数は3,000万部を突破。現在もその記録を伸ばし続けています。
ミュージカル『SPY×FAMILY』は、原作の持つ世界観はそのままに、令和に相応しいフレッシュなエンターテインメントステージが描かれています。

〈出演〉

ロイド・フォージャー役
森崎ウィン/鈴木拡樹(Wキャスト)

ヨル・フォージャー役
唯月ふうか/佐々木美玲(日向坂46)(Wキャスト)

アーニャ・フォージャー役
池村碧彩/井澤美遥/福地美晴/増田梨沙(交互出演)

ユーリ・ブライア役
岡宮来夢、瀧澤翼(円神)(Wキャスト)

フィオナ・フロスト役
山口乃々華

フランキー・フランクリン役
木内健人

ヘンリー・ヘンダーソン役
鈴木壮麻

シルヴィア・シャーウッド役
朝夏まなと

 
博多座初日に先駆けて行われた囲み取材では、フォージャー家を演じるメインキャスト8名が扮装で登壇しました。
その様子をお届けいたします。

(後列)唯月ふうか/森崎ウィン/鈴木拡樹/佐々木美玲(日向坂46)
(前列)池村碧彩/井澤美遥/福地美晴/増田梨沙
製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社

 

Q.東京、兵庫公演を終え、最終地博多での公演を前にした気持ちをお聞かせください。

森崎「緊張感があります。東京・兵庫の公演で培ったもの、頂いたものを博多座で皆さんに受け渡していけたらなと思っています」

鈴木「(東京・兵庫を含めた全公演のうち)まだ半数くらい公演回数が残っています。それを目一杯楽しみたいと思います」

Q.東京、兵庫公演を経て、カンパニーの雰囲気は変わりましたか。

唯月「もとから仲はよかったのですが、回を重ねるごとにもっと濃くなってきました。特にフォージャー家は、作品の中では《仮初めの家族》という設定ですが、本当の家族のようなコミュニケーションや空気感を個人的に感じています。家族ってこういう感じなのかな、と実感して幸せです」

Q.佐々木さんは初めてのミュージカル出演ですが、改めて振り返ってみていかがでしたか。

佐々木「すべてが“初めて”でした。普段は日向坂48で活動しているので、グループみんなで歌っています。今回は一人で、しかも自信を持って歌わないといけないので、稽古の時は声が震えてしょうがなかったです。皆さんに支えて頂いて、最終地博多まで来られて感謝の気持ちでいっぱいです」

製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社

Q.ミュージカル『SPY×FAMILY』の見どころを教えて下さい。

森崎「遠藤先生が生んでくださった原作を元に、日本オリジナルのミュージカルに仕上がっています。皆さんがコミックで読み慣れたあの台詞やこの台詞を、オリジナルのメロディに乗せて各キャラクターが歌っている。そこがミュージカルの醍醐味になっていると思うので、注目して頂きたいです」

鈴木「多くのキャストが登場して大迫力でお届けするオープニングナンバーが見どころです。このナンバーはアレンジされて何度か登場し、キャラクターも増えたりもするので、楽しんでいただけたら嬉しいです」

唯月「ちち(ロイド)がアーニャを抱っこするシーンがいくつかあるのですが、その姿があの……萌えます♡ アーニャもとっても可愛くて、癒しの瞬間です。見逃さずにチェックしてください」

佐々木「特に好きなのはヨルの弟ユーリがロイドとヨルの家に訪れてくるシーンです。ロイドを敵視しているのですが、出てくる言葉は誉め言葉ばかりで(笑)。ユーリが弟らしくて可愛いな、といつも思っています」

池村「はは(ヨル)がロイヤルホテルで戦うシーンがとても熱いです。わくわくして、私もやってみたいなと思っています」

井澤「フルメタルレディ(〈黄昏(たそがれ)〉の上官、シルヴィア・シャーウッドの異名)のシーンが大好きです。シルヴィアさんがかっこいいからです」

福地「フォージャー家がおばあさんを助けるシーンが好きです。ちちとははと本当の家族になった気分になれるからです」

増田「オープニングのシルヴィアさんの踊りがすごくかっこいいです。大好きで、いつも舞台袖や楽屋で踊っています」

Q.博多座のお客様に向けてメッセージをお願いします。

森崎「ようやく博多座に来ることができて、とてもうれしいです。皆さんに劇場でお会いできるのが楽しみです。ぜひぜひ、劇場に会いに来ていただけたらと思います。お待ちしております」

鈴木「原作コミックから飛び出したようなキャラクター、そして何より、生のアーニャが皆さんをお待ちしています。ぜひ楽しんでください」

製作:東宝 ©遠藤達哉/集英社

ミュージカル『SPY×FAMILY』は5月21日まで、博多座で上演中。
公演の詳細ページはこちら
ミュージカル『SPY×FAMILY』
チケットのお問い合わせは博多座(092-263-5555)まで。

守田慎之介(劇作家・演出家)によるまちを歩き、ものがたりをつくるワークショップ 参加者募集

街歩きで出会う人・場所・物から演劇を創作!

クリエイション・シリーズで地域アドバイザーを務める守田慎之介が、シリーズ1年目となる昨年度の地域への取材やワークショップに関わった経験を踏まえ、自身の作家性を活かした“ものがたりをつくるワークショップ”を実施します。
劇作家と一緒に黒崎商店街(八幡西区)を歩きながら、そこから生まれる人や場所・物との出会いを活かした創作を体験していただきます。創作のヒントを得たい方、街歩きをより楽しみたい方、この機会にぜひご応募ください!

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守田慎之介 コメント

「書を捨てよ、町へ出よう。」これは10年以上も前から私の創作の背中を押してくれている、寺山修司氏の言葉です。机に向かって知識を得ることはもちろん必要ですが、実際に外へ出て自分自身の五感を使って経験する「出会い」が私の創作にとって必要なことだと感じています。クリエイション・シリーズで創作される松井周さんも「出会い」を大切にされているように思いました。
今回は様々な表情を見せる「黒崎商店街」に飛び出して、街の空気を感じながら、創作のタネを探し、みんなで協力して芽吹かせる、そんなワークショップです。たくさんの方と出会えることを楽しみにしています。

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講師

守田慎之介(もりたしんのすけ)/1982年生まれ。福岡県行橋市出身、在住。2001年に旗揚げした劇団「演劇関係いすと校舎」の代表を務め、上演作品のほぼ全ての作・演出を行う。2016年には「もものみ。」で、2018年には「あくたもくた。」で日本劇作家協会新人戯曲賞の最終選考にノミネート、2017年には高校生と創作した作品「ハレハレ。」(北九州芸術劇場主催)で九州戯曲賞を受賞する。2018年4月からは北九州芸術劇場ローカルディレクターに就任するなど活躍の幅を広げている。

 

アシスタント

山口大器(劇団言魂)、坂口あす実(有門正太郎プレゼンツ)

 

クリエイション・シリーズとは

劇場とアーティストが2年間タッグを組み、地域の人々や表現者との交流など時間をかけて「地域」を知る1年目を経て、2年目に劇場オリジナル作品を創作する事業。
2022~2023年度は北九州芸術劇場プロデュース『ハコブネ』、北九州芸術劇場リーディングセッション『ジョン・シルバー』でタッグを組んだサンプル・松井周が北九州に滞在しながら、作品を創作します。

 

備考

企画・製作/J:COM北九州芸術劇場

主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市

 

日程・会場

黒崎・寿通り商店街 コトブキリビング(北九州市八幡西区熊手1-1-31) 2023年6月3日(土)〜4日(日)

  • 6月 3日(土) 13:00〜16:00
  • 4日(日) 13:00〜16:00

 

対象

高校生以上

定員

10名程度 ※原則両日参加できる方

参加費

2,000円

申込方法

こちらよりフォームに必要事項を入力もしくは、氏名、住所、年齢、職業、電話番号、応募動機をご記入の上、郵送にてお申込ください。
※応募者多数の場合は抽選となります。
※参加の可否および参加の詳細については、締切後、ワークショップ3日前までにメールまたは郵送にてご連絡いたします。

申込・お問い合わせ

〒803-0812
北九州市小倉北区室町1-1-1-11
J:COM北九州芸術劇場「守田慎之介ワークショップ」係
(担当:黒﨑、山下)
TEL 093-562-2620

申込開始

4月1日(土)

申込締切

5月20日(土)

杉山至(舞台美術家・セノグラファー)による舞台美術創作ワークショップ 参加者募集

何気ない風景が劇場に!舞台美術デザインの種を探す街歩き

建築を学び、舞台美術家・セノグラファーとして青年団やサンプル・松井周の作品をはじめ演劇やダンスの舞台美術を手がける杉山至が、セノグラフィーの発想で街を歩き、台本や街、劇場空間等のイメージを共有しながら、舞台美術のデザインの種を発見するワークショップを開催します。
舞台美術に興味がある方、北九州の地域性や文化的魅力を再発見したい方など、お気軽にご参加ください!

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杉山至 コメント

舞台芸術は劇場の中だけにあるのではありません。何気ない日常や通い慣れた道、初めて訪れた街の一角で出会うこころ惹かれる風景や場面に創作につながるヒントが潜んでいます。
キーワードは街歩き、コミュニケーション、スケッチ、写真、舞台、劇場、演劇、物語、身体、建築、ランドスケープ、セノグラフィー(舞台美術)等々。
街を歩き環境や風土を体感し、参加された皆さんとイメージを共有しながら創作の入り口を体験していきます。興味ある方参加お待ちしてます!

二日間のワークショップ終了後、9月には実際に公演する新作(松井周 作・演出)の舞台美術の製作ワークショップも開催しますので、出したアイデアをどのように舞台美術にしていくのか?興味ある方はこちらにも是非ご参加ください。
※美術製作ワークショップは9/30、10/1、7、8、14 or 15(予定)

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講師

杉山至(すぎやまいたる)/国際基督教大学卒。在学中より劇団青年団に参加。2001年度文化庁芸術家在外研修員としてイタリアにて研修。近年は青年団、地点、サンプル、てがみ座、デラシネラ、岩渕 貞太、DanceTheatre LUDENS、新テニスの王子様など。演劇/ダンス/ミュージカル/オペラ等幅広く舞台美術を手掛ける。2014年、第21回読売演劇大賞・最優秀スタッフ賞受賞。舞台美術研究工房・六尺堂ディレクター、NPO法人S.A.I.理事、二級建築士、2021年より芸術文化観光専門職大学(兵庫県・豊岡)准教授。

 

クリエイション・シリーズとは

劇場とアーティストが2年間タッグを組み、地域の人々や表現者との交流など時間をかけて「地域」を知る1年目を経て、2年目に劇場オリジナル作品を創作する事業。
2022~2023年度は北九州芸術劇場プロデュース『ハコブネ』、北九州芸術劇場リーディングセッション『ジョン・シルバー』でタッグを組んだサンプル・松井周が北九州に滞在しながら、作品を創作します。

 

備考

企画・製作/J:COM北九州芸術劇場

主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市

 

日程・会場

創造工房・稽古場2023年5月27日(土)〜28日(日)

  • 5月27日(土)14:00〜17:00
  • 28日(日)14:00〜17:00

対象

高校生以上

定員

10名程度 ※原則両日参加できる方

参加費

2,000円

申込方法

こちらよりフォームに必要事項を入力もしくは、氏名、住所、年齢、職業、電話番号、応募動機をご記入の上、郵送にてお申込ください。
※応募者多数の場合は抽選となります。
※参加の可否および参加の詳細については、締切後、ワークショップ3日前までにメールまたは郵送にてご連絡いたします。

申込・お問い合わせ

〒803-0812
北九州市小倉北区室町1-1-1-11
J:COM北九州芸術劇場「杉山至ワークショップ」係
(担当:山下、黒﨑)
TEL 093-562-2620

申込開始

4月1日(土)

申込締切

5月20日(土)

新ブログ開設

劇ナビFUKUOKAに新しいブログがオープンしました!

筆者は柴山麻妃さんです。

プロフィール
大学院時代から(ブラジル滞在の1年の休刊をはさみ)10年間、演劇批評雑誌New Theatre Reviewを刊行。
2005年から朝日新聞に劇評を執筆
2019年から毎日新聞に「舞台芸術と社会の関わり」についての論考を執筆

福岡県内で開催された様々な舞台の様子をお楽しみください!

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