現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する木ノ下歌舞伎が、北九州芸術劇場に約7年ぶり待望の再登場!
「摂州合邦辻(せっしゅうがっぽうがつじ)」は説教節「しんとく丸」や「愛護の若」を元にし、人形浄瑠璃、歌舞伎、文学、演劇と時代により形を変えながらも古来より脈々と語り継がれてきた名曲、物語です。古来より日本人が持つ死生観、聖俗への畏れ、都市の姿とそこで生きる人々の剥き出しの「生」……、木ノ下歌舞伎版では主宰・木ノ下裕一とFUKAIPRODUCE羽衣の糸井幸之介が原作のもつ世界観を根本から読み解き、 “いま語り継ぐべき物語”として上演台本を共同執筆、再構成しました。
初演・再演で主人公・玉手御前を見事に演じ喝さいを浴びた内田慈、糸井に「ポテンシャルの塊」と言わしめた土屋神葉など、2020年再演時のキャストがふたたび集結し、都市に生きる人々の「生」を露わに映し出します。
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655 (10:00~18:00)
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