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11月30日 】2020年に大竹しのぶが主演し絶賛を浴びた不朽の名作、
待望の博多座初登場!
激動の時代を生きたある女の、魂を揺さぶる一代記一
『女の一生』は終戦直後の昭和20年4月に森本薫が文学座に書き下ろし、杉村春子が生涯947回にわたって主人公の布引けいを演じた日本演劇を代表する不朽の名作です。2020年には段田安則の演出で大竹しのぶが初演。魂を込めた演技は、多くの観客の心を打ちました。そしてこの度、たくさんのお声にお応えし、待望の再演が決定!博多座では初めての上演となります。幾度となく困難な壁が立ちはだかりながらも逞しく生きてゆく布引けいの姿には、令和を生きる私たちの胸に訴えかけてくるものがあります。
出演は、次男の堤栄二に高橋克実、長男の堤伸太郎に段田安則、長女の堤聡子に西尾まり、次女の堤ふみに大和田美帆、けいの娘の堤知栄に森田涼花、ふみの夫の野村精三に林翔太、女主人の堤しずに銀粉蝶、そして叔父の堤章介に風間杜夫という豪華実力派キャストが集結しました。
明治・大正・昭和という激動の時代を生きた女の魂を揺さぶる一代記に、ぜひご期待ください。
ストーリー
明治38年(1905年)日露戦争の後―日本がようやく近代的な資本主義国の姿を整え、同時にその動向が世界の国々と絶ちがたく結び合い、影響し始めた時代。戦災孤児の境涯にあった布引けいが、不思議な縁から拾われて堤家の人となったのは、そんな頃である。清国との貿易で一家を成した堤家は、その当主はすでに亡く、後を継ぐべき息子たちはまだ若く、妻のしずが義弟・章介に助けられながら、困難な時代の一日一日を処していた。甲斐甲斐しい働きぶりを見せるけいは、しずに大変重宝がられた。同時にけいと同様に闊達な気性の次男・栄二とも気性が合い、お互いにほのかな恋心を抱くようになった。そのけいの思慕とは裏腹に、しずは跡取りであるべき長男・伸太郎の気弱な性格を気がかりに思い、気丈なけいを嫁に迎えて、堤家を支えてもらう事を望んだ。しずの恩義に抗しきれなかったけいは、伸太郎の妻となった。けいは正真正銘堤家の人となり、しずに代わって家の柱となっていく。担い切れぬほどの重みに耐えながら、けいはその「女の一生」を生きるのである。時は流れて昭和20年・・・。二つの大戦を経る激動の時代を生きて、今、焼け跡の廃墟に佇むけいの前に、栄二が再び戻ってきた。過ぎ去った月日の、激しさと華やかさを秘めて、二人はしみじみと語り合うのであった・・・。
11月18日(金)~30日(水)
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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休演日 |
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11:00 16:00 |
30
11:00 |
絶賛発売中
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