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「女の一生」記者会見
【 2022.11.21 】

11月18日に博多座で「女の一生」が開幕します。前日に会見が行われました。

「女の一生」は昭和20年4月に森本薫が文学座に書き下ろし、
杉村春子が生涯947回にわたって主人公の布引けいを演じた不朽の名作です。
2020年に段田安則が演出し、大竹しのぶが初演し、絶賛を浴びました。
当公演は10月に東京・新橋で幕を開け、京都・南座公演を経て博多での開幕となりました。
大竹しのぶ、高橋克実、段田安則、銀粉蝶、風間杜夫、
西尾まり、大和田美帆、森田涼花、林翔太など、豪華俳優陣が出演します。

あらすじ
明治38(1905)年、日露戦争の後に戦災孤児となった布引けいは、
不思議な縁から清国との貿易で財を成した堤家に引き取られる。
堤家の当主はすでに亡く、後を継ぐべき息子たちはまだ若く、
妻のしずが義弟・章介に助けられて切り盛りしていた。
かいがいしく働くけいは、女主人のしずに大変重宝がられる。
また、闊達な次男・栄二と意気投合し、互いにほのかな恋心を抱く。
しかし、女主人のしずはけいを気弱な長男・伸太郎の嫁に望み、
けいは思い悩む。


会見では大竹しのぶさん、段田安則さん、高橋克実さん、風間杜夫さんが登壇し、
取材陣の質問に答えました。

Q.役の見どころは?

A.大竹しのぶさん(布引けい役)
「主人公の10代から60代前までを演じています。1幕変わるごとに年代も人生も変わっていくんですが、
一生を演じられる喜びは演劇でしかないもので、そこがとても面白いです。
いいセリフがたくさんあって、それを言える喜びもあります」

A.段田安則さん(堤家長男・伸太郎役)
「1幕と2幕の間に私と高橋さんが学生服を着て出てくるのが見どころです(笑)。
女の役も男の役もどの役も素晴らしい台詞があって、うまく本がかかれています。
この作品は、どの役も演じてみたいと思うほど、素晴らしい脚本で見どころ満載です。」

A.高橋克実さん(堤家次男・栄二役)
「おそらく今まで私がやってきた役の中でもいちばんかっこいい役じゃないでしょうか。
主人公布引けいの相手役ということで
運命に翻弄されてふたりがうまくいくのかいかないのかが物語の肝。
いままでこういう役はやったことがないので、
やればやるほど難しさ、役の素敵さを感じます。」

A.風間杜夫さん(伸太郎・栄二の叔父・章介役)
「前半部分は31歳の役なので少々高めの声で1幕2幕を演じ、(年齢を重ねる2幕では)だんだん「あ~疲れた疲れた」と(低めの声で)七色の声を使い分けるように演じています。そこが私の見せ場です。年齢の差を感じていただければうれしいです。一人一人が楽しんでこの芝居をやっています。それが皆様にも伝わるはずです。ぜひ楽しんでください」

Q.前回2020年の公演がコロナの関係で途中中止となり
時を経て、今回、東京、京都と幕を上げ
改めて舞台に立って感じられたこと

A.大竹しのぶさん
「初演では客席を半分にし、笑い声を立ててはいけない。はしゃいだり笑ったりしてはいけない状況の中での芝居でした。
それでもお客様は劇場に足を運んでくださった。
お客様がたとえ二人でも三人でも一人でも私たちは芝居をしなければならないと覚悟が生まれました。
そもそもこの戯曲の初演は昭和20年4月。戦争中に初演を迎えたと聞いています。なぜ東京大空襲があったあとに芝居をみんなに見せたいと思ったのか、とこの作品に出合った時に感じたのが心に残っています。
初演の時の緊張感は忘れることができません」

最後に大竹しのぶさんがお客様に向けて
「とにかく本当に素晴らしい台詞や宝物のような台詞がたくさんあります。
劇場に来ていただいて、一人の女の人生や、男性たちの人生、みんなのそれぞれの人生を味わって
自分と向かい合う時間を作ってもらえたら絶対に豊かな気持ちになれると思います。
お待ちしています」と語りました。

博多座の「女の一生」は好評公演中です。
激動の時代を生き抜いた一人の女性の一生を通して描かれる生きていく厳しさと喜び。
生きる勇気を与えてくれる舞台に出合いに博多座へ足を運びませんか。

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