コロナ禍で、博多座では2月27日より公演を中止してきたが、様々な感染症対策を実施の上、9月12日より上演を再開しました！

再開第一号となる公演は『北島三郎ファミリーコンサート2020』（9/12～15）。約半年ぶりの、待ちに待った公演再開です。

 これまで何度も博多座を沸かせてきた演歌界のレジェンド・北島三郎が愛弟子の北山たけし（福岡県柳川市出身）と、大江裕と共に登場。「こんな時だからこそ、歌の力を届けたい」という熱い思いを込めて、“ファミリーの絆”をテーマに、渾身のステージを届けました。師匠と弟子、北島兄弟、それぞれのソロと歌のバリエーションも様々。さらにバンドもそれぞれ仕切りを設けるなどの対策も万全でした。

劇場では、コロナウイルス感染拡大防止対策ガイドラインに準じて、入場時のサーモグラフィーによる検温や、前後左右をあけた座席配置、マスクやフェイスシールドを着用しての接客など万全の体制を整えてお客様をお迎えしました。スタッフ・キャストはもちろん劇場の関係者もPCD検査を受けて陰性を確認するなど、徹底した体制を取っています。

いつもの売り子さんに「元気してた？」と常連さんが声をかける。半年ぶりにお客様の笑顔があふれる博多座の様子をお伝えします。

休憩の椅子は間をとり、休憩所は拡大。バルコニーは換気のため開け、トイレの並ぶフットマークも。

コロナウイルス感染拡大防止対策は徹底しています。行政判断では劇場の人数制限の緩和などが示されましたが一気に満席にするのではなく、「作品ごとにスタッフ、キャストなどと協議を重ねて決めていきたい」とのこと。※この日は一席おきに空席あり。

１０月には３日（土）４日（日）文楽の公演があります。