博多座8月『桂文珍独演会』
新作と古典の〝二刀流〟!
文珍が今年も博多座で大暴れ!?
3月はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で日本中が盛り上がりましたが、〝二刀流〟と言えば、この人も忘れてはいけません!新作と古典の〝二刀流〟で皆さまを笑いと感動の渦に巻き込む落語家・桂文珍が、昨年に続き8月、博多座に登場です!
「文珍落語」の魅力の秘密は、日常に向けた温かなまなざしと鋭い時代感覚です。テレビやラジオでも活躍する文珍は、文化に限らず、政治や経済、科学、スポーツと幅広い分野にアンテナを張り巡らし、古典の中にも現代社会への風刺を一さじ垂らすのを忘れません。古典の世界観を壊さず、かつ、その中にピリリと効いた風刺が、古典の世界を一気に身近なものにし、私たち現代人の心にも響く一席に変えてくれます。生き生きと動き回る登場人物たちは、まさに私たちの分身です。
そして、鋭い時代感覚と温かな視線で日常を切り取った中から生まれる新作は、風刺とユーモアに満ちた「文珍ワールド」全開!日常の中で誰もが感じる違和感や面白さをすくい取った新作は「あるある!」と共感と笑いを同時に連れて来ます。
数々の賞を受賞し、2009年には芸術選奨文部科学大臣賞、2010年には紫綬褒章を受けるなど、名実ともに日本を代表する落語家となった今も、その気さくな語り口は変わりません。時にはオチの前に自身が吹き出してしまうおちゃめな一面も健在です。社会に対する批判精神を緩急自在の柔らかな語りとだじゃれにまぶした笑いには、計算と優しさが詰まっています。
「噺家の黄金期は70代。これからの10年がいっちゃん面白いんちゃうかな」と話していた文珍。今年12月で75歳を迎える今、まさに円熟期と言えます。そんな「文珍落語」をじっくり、たっぷり聴けるのが、この博多座での独演会です!
昨年は新作一席と古典二席で〝二刀流〟の本領を発揮し、たっぷりと笑わせてくれた文珍。さて、今年はどんな噺で私たちを夢の世界に誘ってくれるのでしょうか。どうぞ、ごゆっくりと「文珍ワールド」をお楽しみください。
桂文珍
1948年生まれ兵庫県出身。1969年、五代目桂文枝に入門する。1981年「上方お笑い大賞」金賞、1983年同賞大賞を受賞。他にも演芸関係の受賞多数。東西を代表する落語家の一人。古典から新作まで幅広くこなす落語家で、他の追随を許さない実力派。ドラマ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(TBS)でクセのある政界のドンを熱演し話題となった。昨年は「笑点」の大喜利メンバー代役を務めた。
6月25日(日)午前10時より博多座チケット売場でも販売いたします。
※チケット売場での販売は、一般発売開始日の翌日より残席がある場合にお取り扱いいたします。
※チケット売場販売用の別枠席はご準備いたしておりません。ご了承くださいませ。
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