前回からの 文藝部七咲会 第一回公演 『Mer』の続きです。
『あしたのおてんき、ポンツン』です。詩的で とても素敵なお話でした。
~~室内にふたりの女性 外は雨。
ひとりの女性、紙をよみあげては 捨てる。
内容は 生命保険の勧誘のよう。 商品の宣伝。とにかく雑多な内容。
読み上げては、捨てる、捨てる、捨てる。
そして、雨。
もうひとりの女性 その紙をひらっては 集めていく。
集めて、集めて、集めて。
雨。
~~~~~
残念ながら 原文ではなく 僕の見たイメージなので 細かいところは ご容赦頂くとして、物語の中盤で 紙を集めていた女性(おそらく老婆)が 紙を呼んで捨てている女性(雰囲気的に若い女性)に
『これは 必要なものですよ。』
と声をかけ それに対する返答として、若い女性が、『こんなものいらない!!』と叫ぶのです。
ええと、 前置き長いですが、中身ないです。
僕は ひとりぐらしで 郵便ポストに 山ほど入っているチラシに おんなじように 心の中で叫んでいました。
チラシなんぞ、ほとんど 見ないので、
『なんで、お金かけて ゴミをつくっとるんじゃ。これを焼却する時に出るCO2だって ばかにならんぞ。法律つくって せめてA5に統一せんか!! ふんが~!!!。』
と憤慨していたのです。
まあ、素人で 愚かモンなので、 いろいろ細かいところは 勘弁してください。
さて、お芝居的にいうと この部分は 比喩でしょうから 芝居にでてくる紙が広告チラシとは、限らん訳なんですが。
モノも情報もいっぱいあって、個々人が
「これ欲しい。こんなものいらない。」って決めるのと、
モノも情報もなく たとえば昔、西鉄ライオンズやら 王、長嶋に、
「誰もが 熱狂。」
するのとは「どちらが楽しいかなあ・・・。」 なんて考えたりして。
『あしたのおてんき、ポンツン』 多分 続きます。