~地震でお亡くなりになった方、心よりお悔やみ申し上げます。また、地震で被災された方、心よりお見舞い申し上げます。被災地及び原発の最前線で頑張っている方、敬意と感謝でいっぱいです。頑張ってください。~
歌舞伎を見てきました。
地震でこんな時ですから、なかなか 見る方も 興行を行う方も大変なものがありますね。
書いてる今も『う~ん』と思っていますが、エンターテイメントで食べている人もいるわけですから、なかなか神経質になりすぎるのもどうかという感じもします。
『歌舞伎』
なかなか敷居が高いものがあります。
が、実際に観てみると ずいぶんイメージの違うもんです。
博多座の入り口から入り (さすがに、博多座には 何回か来たもんで 余裕がでてきました。最初は緊張したもんです。)階段をあがり、売店で飴(博多座に来た時には 必ず買います。春らしく 桜色の飴でした。)を買い、座席につきました。
桜色の飴は、桜の匂いと中にあんこが入っていて すごくおいしかったです。
そうこうしている内に 中村 勘太郎さんのご挨拶があるのですが、まあ 格好のいい事。きちんとしたご挨拶は ほれぼれします。
『夏祭浪花鑑』
これが 僕の観た演目ですが、漢字ばかりで読みづらい。そもそも『鑑』って歴史の教科書で見たぐらいです。
始まる前にお囃子が流れます。
これがいい!!
桜の匂い(休憩中に 4~5個ほおばって芝居をみていた訳ですが…)の中、お囃子が遠くでなっていて それが段々近づいて来て 幕が開く。
なんか頭の中に江戸の風景が浮かんできました。この瞬間だけでも来て良かったと思いましたから。
ところで、博多座では 歌舞伎のためのガイド(ポケットラジオ見たいなの)を貸してくれます。
多分、お約束ごとが沢山あるのです。
でも 借りなくても全然大丈夫です。楽しめます。立ち方、走り方、その他いろいろありそうですが、きちんと伝わりますし、当然それそのものが『様式美』を持っているので 見ていて格好いいです。
それで 内容は・・・『見てみましょう。』 お話の筋そのものは 簡単です。でも だからこそ いろんな所がすごいのです。
歌舞伎役者さんが もてる訳です。
季節ごとの飴を食べつつ、歌舞伎みたいなあ…。
ずいぶんとお久しぶりになってしまいました。
昨年末 東京にミュージカル『アベニューQ』を見に行ってきました。
そもそも僕はミュージカルが あまり好きではありません。
タモリさん言う所の「んな奴いない。見てて恥ずかしい」は もっともです。
しかもストーリーがなんだか嘘っぽいです。
『ミス・サイゴン』も見ましたが、僕の人生で 愛のために自分の身を断つ女性にお目にかかる事は、まずなさそうです。
(そんな事があったら、幸せなことなんでしょうが、なんだか それはそれで困りそうです。)
さて、「アベニューQ」です。
パペットで、ミュージカルで「アベニューQ」の住人の物語です。
セ★ミストリートのパロディっぽいですが、テーマは結構深刻です。
「ホモセクシャル・失業・性・インターネット・・・」
でも 笑える。
ミュージカルの最後に歌います。
「人生の全ては今だけ」(Everything in Life is Only For Now)
過去の事に くよくよしたり こだわったり 将来に 希望がふくらだり 不安になったりしてますが、妄想なのかなあ。
因みに年末だっただけに 字幕には 海老蔵さんに対するメッセージが出てきて あまりのタイムリーさとブラックさ にビックリしました。
動画もあって サイトを見るだけでも楽しいです。
よろしければ どうぞ。
~たった今 地震の一報を見ました。いち早い事態の沈静化と被災された方の安否の無事をお祈りします。~
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