トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団6/15@アクロス福岡

念願かなって?

アクロス福岡シンフォニーホールでおこなわれた

トロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団

日本公演見てきましたっ!!!

 

世界が認めた男性バレエ団。

コメディで誰でも楽しめるとうわさのトロカデロ。。

福岡公演は・・・

白鳥の湖 ワルプルギスの夜 瀕死の白鳥など

バラエティ豊かな演目。

バレエの技術はとっても高くて

たとえばピルエット1つとっても美しくてキレイ。

軸がまったくぶれることがないのです。

だけどそのなかで笑いがいっぱい

1演目終わりスタッフらしきスーツマンが

お花を女性役ダンサーに渡すと笑顔で受け取るのですが

一瞬舞台が暗転した途端、花のとりあいに。

再び舞台がライトアップされるとみんな整然と笑顔(w

笑いましたー!!!

 

最後の最後、みんなでソーラン節!!!!

さすがのトロカデロ。面白かったです。

見た目で笑えるので遠めでも楽しめるし

その後は何も言わずとも笑えて!!!

 

やっぱり楽しいし

スッキリ!

そしてアクロス福岡の包み込むような音、大好きです♪

2010年6月16日 16:14  カテゴリー: | コメント(0) |
イカれた主婦6/14@北九州芸術劇場

アトリエ・ダンカン プロデュース

OFF=BROADWAY MUSICAL

イカれた主婦 ANGRY HOUSEWIVES

を見てきました!

 

久しぶりの北九州芸術劇場。

やっぱりとても好きな劇場空間の1つです。

 

Story

未亡人のベヴ(木の実ナナ)は、高校生の息子ティム(山崎育三郎)と暮らしているが、

仕事や生活のことで悩みが多い。しかし、ベヴには相談できる友人たちがいる。

音楽教師のキャロル(浦嶋りん子)、自分に自信がないジェッタ(彩輝なお)、

とても自信家でエネルギッシュなウェンディ(キムラ緑子)。ある日、ウエンディが

金儲けの話を持ちかける。ルード(ROLLY)が経営するパンク・ロック・クラブで

行われるコンテストの賞金目当てにパンク・ロック・バンドを結成しよう!!

はじめは戸惑っていた3人だったが、思い切って「アングリー・ハウスワイヴズ」を結成。

「アングリーハウスワイヴズ」は評判をよび、気がつけば決勝まで進んでいた。

最初は馬鹿にしていたウエンディの恋人ウォレス(川崎真世)もその演奏に感動する。

また、最初は反対していたティムも応援してくれるようになった。しかし、

ジェッタの夫のラリー(陰山泰)は、最後まで反対していた。そしてコンテストの前日・・・

 

Cast

ベヴ(BEV):木の実ナナ  ウェンディ(WENDI):キムラ緑子

ジェッタ(JETTA):彩輝なお キャロル(CAROL):浦嶋りん子

ティム(TIM):山崎育三郎  ウォレス(WALLCE):川崎真世

ラりー(LARRY):陰山泰  ルード(LEWD):ROLLY

 

 

***

 

カーテンコールはミュージカル会場ではなく

LIVE会場のように盛り上がったこの作品ですup

効果的に客席を実際の決勝戦の観客にしてしまう

通路をとおって登場する4人の女性陣が

大歓迎されるようすは彼女らのバンドの熱狂ライブそのもの

パンクやロックが苦手なヒトは、最後のシーンだけちょぴり

つらいかもしれませんが・・・

ロック大好き!な私には最後はもう楽しすぎました!

前半にはゴスペル調で浦嶋りん子さんが

歌い上げるような感動的な曲があったり

彩輝なおさんの自分の気持ちを吐露するようなバラードがあったり・・・と

とても変幻自在な耳なじみのいい曲も盛り込まれていて

パンク・ロックだけじゃない魅了的作品でした

親離れできていない親子。家出をしたのに友達とケンカして帰ってきたティム。

ウッドストック(スヌーピー)に出てくる黄色のとり。が大好きなようで(笑)

Tシャツもかばんにつけてたのもウッドストックでした♪

そして、パンクバンドをやっていたのに母親に優勝してほしいとバンドをやめ

ファンクラブまでつくってしまう有様(笑)

彩輝サンの演じるジェッタ。自分に自信がなく、何も許してず

建前を気にするマザコン夫ラりーの呪縛から逃れられず

私は壁じゃないとあきらめに似たような感情を吐露するバラード。

涙があふれました・・・weep

何不自由なく見える彼女、だけど本当はとってもつらくて

けれどそれをいえなかった。。。

友達にすら・・・それって辛いだろうなって。

何をしてもらうのも当たり前。完璧でいて当たり前。

そう思う夫についていくのも、彼に嫌われないように必死なのも

見ていて切々とつたわってきて。。。

彩輝さんは以前「プロデューサーズ」の初演でウーラをみて好きになりました。

はっちゃけ役だったけど、その後「ゲーム・オブ・ラブ」でみてさらに

美しさにやられ、ついに今回涙腺まで刺激されました。

外見だけで決めないでよ!と自分の思いを浦嶋りん子さん演じるキャロル。

この熱い熱唱と、バックの3人の友人のコーラス。

素晴らしいというか・・・もう拍手すごくてすごくて!!!

ショーストップも目前?!といった感じでした。感動しました~

鳥肌がばーってたちまして・・・

オフ作品なのでやっぱりもう少し小さいキャパで聞いたら

どんなに震えたのだろうかと、考えてしまいました

 

最近オフ・ブロードウェイ作品に出会うことが多いのですが

とてもとてもどの作品もオンにあがらないのが勿体ないぐらい

いやオフだからこその楽しさなのか?というぐらい

素敵な作品ばかりです!!!!

 

そーして、女装する川崎さん、陰山さん、いっくん(w)

いっくんはかわいいかわいい。

川崎さんは某カイヤさんのマネで笑いをとり

陰山さんは完璧主義の役なので完璧に美しく(したつもり)

面白かったです!!!!

 

ローリー氏はそのまんま。ぴったりそのまんま。

キャバレー出れちゃうんじゃないかって感じでした♪

 

大盛り上がりの時間、楽しかったー!

ロックのLIVEいきたい~って思いました(単純です)

 

で、で、、、

友人って素晴らしいなって。

大人になってからの人間関係というのは学生時代と違って

複雑。それぞれに仕事や家庭をもったり

環境がどんどん変化していくことで、距離が離れたりして。

いつも一緒にいた仲間とずるずると一緒にいれないこともあります。

でも再開すればそのころに戻れることもある。

そういう友情を描いた作品もありますが(マンマ・ミーアとか)

これは「今」の友情。そして親子の「愛情」

夫婦の「愛」 すべての「イマ」を考えるお話でした。

何でも話せる友達。 イマでこそ女子会という言葉が流行していますが

本当にそんな感じ。みんなであつまってワイワイ。

それぞれ環境もいろんなことも違うけれど・・・

それでも助け合って、最後はちょっとケンカもしちゃったけど

お互いに勇気やPOWERや元気をわけあって。

そこが男性同士にはない女性同士の友情。

サバサバしすぎず、ベタベタしすぎずの大人の女性の友情。

愚痴ったり、騒いだり遊んだり。

いろんなことをいろんな風に話せる関係

それって大切だなっておもいました。

そしてイマ、私も周りの人間関係をおろそかにせずに

大切にしていこうと思いました!

ワタクシゴトですが、今月は誕生日月間なので

お誘いごとも多いのです。そういう意味でも

感謝の気持ちを忘れずにお互いに元気になれるような時間がもてたら・・・

なーんて思いました!

 

 

そういう「女性」」が元気になれる作品でした。

 

木の実ナナさんの効果か?

会場の年齢層が高かった気がします。

だけどカテコでノリノリの姿をみたら

負けてられない!よーし!って思いました。

 

すごくいろんな意味でいろんなヒトに

元気をいただけました。感謝!

2010年6月15日 23:59  カテゴリー: ミュージカル | コメント(0) |
リトルショップ・オブ・ホラーズ6/11@福岡市民会館

 

 

 

アトリエ・ダンカンプロデユース

オフ・ブロードウェイミュージカル

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」を観劇してしましたっ。

 

 

 

なんと3列目~!!!!(叫)

 

 

この「リトルショップオブホラーズ」は80年代のオフBW作品。

1960年にアメリカで公開された映画を元にミュージカル化され

大ヒットした作品です。日本でも1984年以降、たびたび上演されています

 

☆Story☆

舞台はニューヨークのダウンタウン。スキッド・ロウの小さな花屋。

この店の主人ムシュニクは店を閉めようかとしている・・

店員は孤児院育ちのシーモア(と~っても情けない草食男子?)

そして彼が砒素が二思いを寄せるオードリー。

シーモアが皆既日食の日に手に入れたという奇妙な花。

ショウウィンドウに飾れば客寄せになるんじゃ?と提案をする。

「そんなこと・・」といい終わらないうちに客はやってきた。

シーモアはこの奇妙な花に「オードリーⅡ」と名づける。

ハエトリ草にどこか姿が似たこの花。

けれど花には、秘密があった・・・

「オードリーⅡ」のおかげで人気になった花屋は町の人々の話題に。

シーモアはラジオや雑誌、TVにと大忙し。

そこへ怪我をしたオードリーが・・・サディストで歯医者の彼氏オリン

彼女は彼の暴力でデートのたびに怪我をしていた・・・

一方ムシュニクはシーモアを手放すまいと養子になれといいだす。

祖母ころ「オードリーⅡ」は姿を現した・・・

 

どんな肥料をあげても水を与えても育たない植物

その唯一の食料は生きた血。

オードリーⅡに脅され、シーモアはついに・・

そしておかげで店のすべてを支配するまでになったオードリーⅡは

ついに本当の目的を告げた!!!

 

☆Cast☆

シーモア:DAIGO   オードリー:安倍なつみ 

オリン/バーンスタイン/スキップスニップ/マーティン:新納慎也

クリスタル:池田有希子 ロネット:麻生かほ里 シフォン;歌山ゆき

浮浪者1/中国人/DJ/客2 ほか:千代田信一

浮浪者2/客1/オードリーⅡ(操演):矢沢誠

オードリーⅡ/ミセス・ルース:深沢敦  ムシュニク:尾藤イサオ

 

 

****

 

めーっちゃくちゃ面白かった~ですhappy02

久しぶりに手をたたいて笑うほどのミュージカル作品でした。

ミュージカル観劇は、いつぶりでしょう?

1ヶ月以上ぶり?やっぱり私は数ある舞台の中でも

“ミュージカル”が何より好きなのだなぁ・・・と実感しました!

本当に本当に幸せlovelyだった~のです!!!!

 

 

そして!DAIGOのDAIGOのダイゴの~!!!!

生「ウィーっシュッ」見ちゃいました。

むしろ一緒に、生ウィッシュやっちゃいました(笑)

ライブ会場かと思いました(w

作品の途中でラジオ出演するシーン。

DAIGO演じるシーモアにはがきがくるんですが・・・

ペンネーム?ラジオネーム?

総理大臣の孫」さん・・・・会場爆笑です。

好きな食べ物は?という質問に

とんこつラーメンと明太子」というご当地ネタ!

面白かったです(^^;

 

ハエトリ草に似た謎の植物「オードリーⅡ」

彼の野望?が最後には明らかになるのですが

それはそれはちょっとグロテスクな話でもあるのですが

ストーリーテラー的な要素を担いつつ

素敵なハーモニーを聞かせてくれる女性3人☆

クリスタル:池田有希子さん ロネット:麻生かほ里さん シフォン;歌山ゆきさん

この3人がパワフルでパワフルでかっこいいのです!

だけど時には切なくもかっこよくもあり・・・

しっかりと物語の「軸」でいた気がします。

ホラーなのかと思いきやの思いっきり笑える楽しいホラー?

この「ホラー?」ぐらいの「」が大事です。。

 

楽曲もロックでとーってもノリノリ。

バラードも美しくて、安倍なつみさん(なっち)の歌が

想像を絶する以上に素敵でした!

で、ドSな歯科医の彼女、オドオドした姿

最後まで崩すことなく貫いた「オードリー」の可憐さ。

素晴らしかったです。

そしてオードリーが・・・って時のDAIGOのソロ。

ちょっとウルッときてしまいました。

期待中の期待!ニイロさん!!!

変な髪形ですが(笑)細いっ!足ながっ!

歌うまっ!とビューティフルでした。。

少ないキャストで、すごく1つ1つを「ハッキリ」と明確に

演じてストーリー展開をしている だけど・・・ドタバタ劇。

みたいな正反対の性質をいろんなシーンがそれぞれに

持ち合わせいるのが面白いなーと思いました。。

オードリーⅡの企みは恐ろしいものがありますが・・

この話はとーっても楽しい!もう1度見たい作品です。

ニイロさんのキレのあるダンス素敵でした。そしてそして

素敵な素敵な花屋の店主、尾藤イサオさん!

ALL SHOOK UPという舞台で拝見して以来

すっかり「味」のある「芝居」に心打たれていました

今回はそのASUにの出演されてた歌山さんもいらっしゃったので

(パワフルな歌声がすきなのです)

うぉぉ!と興奮(心の中で)

その尾藤さん。下心のあるような演技も駄目主人なのも

演じていて嫌味っぽくなく「人間らしさ」あふれる

オジサンでした!!!

オードリーⅡの存在感とガールズたちのパワフルさが

この物語をものがたっています!

そしてロック調、ゴスペル系、バラードとちりばめられたさまざまな歌が

耳に残り、今もサントラを聞いて居たりします(輸入版)

 

これってオフ・ブロードウェイだからおもしろいんだと思います。

オンに乗ってない、いい意味でのB級感

これは福岡市民会館のような大きな箱ではなくて

東京では下北沢の本多劇場だったのです。

それぐらいのキャパの箱で見たかったなー。

私は前だったのでよかったのですが、、

後方だときついだろうなーと感じました...

 

時々マイクの不具合が発生するのが市民会館の悪いトコ。

いつも思うのですが(><;)

あれがもぉ少し改善されると、もっと楽しめると思います!

 

カーテンコール(カテコ)では

尾藤さんがバンドさんを「福岡出身~」と紹介したり

みんなで「いえーい!」ってやったり。

カンパニーも仲良しというか団結しているのが伝わってきましたが

それ以上にそれを伝えようとする力

巻き込んでくれるパワーを全身で浴びました。

なんだか元気になれました。

Thanks!「リトルショップ・オブ・ホラーズ」カンパニー!!

2010年6月12日 01:59  カテゴリー: ミュージカル | コメント(0) |
「六月博多座大歌舞伎」6/5@昼の部

博多座の大歌舞伎。お昼の部へ行ってきました。

歌舞伎は昼夜演目が違うのでどちらもとても楽しめますよね!

今回も、やはり夜の部は現代に近い時代劇的な作品が多い中で

お昼は宙乗りや歌舞伎十八番と呼ばれる作品など「大歌舞伎」とよぶに

もってこい!な作品を4作鑑賞することができました。


「小野道風青柳硯」

三蹟の一人で、花札の絵柄でも知られる小野道風が

、蛙が柳に飛びつく姿を見て悟りを開いたという逸話に想を得た物語で、

二世竹田出雲、吉田冠子、近 松半二、三好松洛の合作により宝暦4年(1754)に大坂竹本座で

人形浄瑠璃として初演された。

今回上演する「柳ヶ池蛙飛の場」は全五段のうちの二段目に あたる。

 舞台は東寺の近くの柳ヶ池。

浅葱幕が振り落されると花道から公家装束に黒の蛇の目傘を持った小野道 風(梅玉)の出。

ついに木工頭に任ぜられ身分が変わって、降る雨にも情趣を味わう姿は最初の見どころ。

そして柳に蛙が飛びつく様子を見て、橘逸勢の謀反の 企みもいつかは天下を覆すほどの

大事に至ることを悟る場面での道風の長台詞は聴きどころ。

 続いて道風と逸勢の手下の独鈷の駄六(翫雀)との相撲の技を取り入れた立ち廻りとなる。

道風が褌姿の駄六を池に投げ飛ばす様子は痛快で、

逃げ去る駄六が蛙の格好を見せるユーモアも楽しい場面で幕となる。

 

小野道風:中村梅玉 独鈷の駄六:中村翫雀


・・・・・・・

相撲を取り入れた立ち回り。

これがとーっても面白くて見ごたえがありました。

花道をたくみに使い、また相撲という目の付け所は

昔から演じられている歌舞伎ならではだなと・・・

蛙の格好をしている駄六。これで思わず笑ってしまいました。

やはり今回もイヤホンガイドなしで挑戦したのですが

感覚、神経を研ぎ澄ませれば何か伝わってくるものはあるなと・・・思いました。

 


新歌舞伎十八番「紅葉狩」

 

九代目團十郎が初演した新歌舞伎十八番の内のひとつ。

能の『紅葉狩』を題材として豪華な歌舞伎舞踊に仕立て上げられている。

常磐津・竹本・長唄の三方掛け合いで演奏する大曲である。

 舞台は紅葉真っ盛りの信州・戸隠山。

従者を連れて紅葉狩にやってきた平維茂(染五郎)は、

更科姫(福助)と名乗る美しい高位の姫の一行に呼び止められ酒宴に加わる。

盃を酌み交わし、姫たちの舞に見とれるうちにまどろむ維茂主従。

姫は時折怪しい動きを見せながらいずこへともなく消え去る。

眠り込んだ維茂の前に山神(松緑)が現れ、

姫だと見えたのは実は鬼であることを踊って知らせる。

やがて目覚めた維茂は正体を現した鬼女と闘い、激しい立ち廻りを見せる。

 前半は二枚扇の技巧なども見せつつ優雅に踊る美しい姫、

後半は一変して隈取をして凄みを見せる鬼女、この演じ分けが最大の見どころだが、

維茂の勇壮さや山神の躍動的な踊りも見逃せない。

また更科姫の侍女・野菊の艶かな踊りや、維茂の従者・右源太、左源太の滑稽な踊りも、

エッセンスとなっている。

それぞれの役にしどころがあり変化に富む、華やかな舞踊の大作である。

 

 

更科姫・鬼女:中村福助  余吾将軍維茂:市川染五郎

従者右源太:坂東亀寿   従者左源太:中村種太郎  山上:尾上松緑

 

・・・・

お昼の部でこれが1番面白かったです!!!

染五郎さんたちは基本寝ていらっしゃるのですが(笑)

種太郎さん、亀寿さんがお酒を勧められるがままに飲み

片方が踊っているのに勝手に飲み

将軍の話もきかず自分たちがよっぱらい(w

細かいお芝居も見逃せませんでした

そして更科姫から鬼女へのはやがわり、、、

迫力と見所満載!まさに」ごたえがある作品だったと思います。

随所で笑え、随所で華やかで、また鬼女となった福助さんの

おそろしいこと限りなし。

言葉なんかじゃないなと思いました。

どんな舞台作品でも同じ「体感」なんだろうなって・・・!

 

「増補双級巴 石川五右衛門」

 石川五右衛門といえば今に知られる天下の大泥棒。

元忍者、由緒ある武家の血筋、秀吉と幼馴染みであるなど様々な俗説や伝説を題材にし

数々の作品が作られた。その数ある五右衛門狂言の面白い場面をまとめたのが本作。

木村円次作、文久元年(1861)、江戸守田座で初演、

五右衛門をケレンの名人といわれた四世市川小團次が演じ、

つづら抜けの宙乗りが好評を博した。

 大胆にも公家に化けて足利御所へ乗り込んだ五右衛門(吉右衛門)は

久吉(梅玉)に会う。別々の道を歩む二人だが、実は幼馴染み。

思わず昔に戻り寝転んで頬杖をついて話す様が面白い。

その後、宙乗りとなり五右衛門のつづら抜けと

悠々と宙を引込むさまは前半の大きな見どころ。

 大詰「南禅寺山門の場」は、

五右衛門狂言には欠かせない名場面。自身の出生の秘密が明らかになり、

さらなる大望を抱く五右衛門。豪華絢爛な山門を舞台に、

悠然と満開の櫻を愛でる五右衛門とそれを見つめる巡礼姿の久吉との構図は、

歌舞伎の様式美の極致である。全編に見どころが多く、理屈抜きに楽しめる演目。

 

石川五右衛門:中村吉右衛門 三好修理太夫長慶:中村歌六

三好四郎国長:中村歌昇 久吉:中村梅玉

 

・・・・・

宙乗りはやはりダイナミックでした。

素晴らしかったです!!!!宙乗りとか見ると歌舞伎もすごいなー

と感嘆してしまいます。そして、何より大詰。

屋敷のその背景の美しさ、華やかさ。まさにざ・かぶき!!!

花形のような明るい桜の彩られた赤いお屋敷で

名言「絶景じゃ 絶景じゃ」という五右衛門。

そこには絶景が見えるかのような気がしました。

やはり見て感じる。それはどんな種類の舞台でも通じるものなのでしょうね。

それから転換中の三味線ソロ。素晴らしかったです・・

 

 

「汐汲」

 能の『松風』に題材をとった舞踊。

二世桜田治助作詞、二世杵屋正次郎作曲。

文化8年(1811)江戸市村座にて三代目坂東三津五郎が初演。

七変化の舞踊『七枚続花の姿絵』の内の一つが独立して上演されるようになった作品。

烏帽子狩衣を身につけ桶を担いだ姿は羽子板や人形でもおなじみである。

 蜑女苅藻(藤十郎)が登場し、亡き恋人の在原行平を慕いつつ汐を汲む様子を見せる。

その後扇を用いた軽やかな踊り、手拭いを使ったくどきで娘心をしっとりと見せ、

三段傘を使っての軽快な踊りに続いて、

最後は舞がかりとなり荘重に舞納める。品位と格を要する作品である。

 

蜑女苅藻:坂田藤十郎 此兵衛:中村翫雀

 

・・・・・

太夫さんたちの浄瑠璃も素晴らしい。

そして藤十郎さんがもう色気とおしとやかさが美しかったー。

歳を重ねるということは、マイナスなことではないのだろうなと

心から思うことができました。

そしてさまざまな経験をされたからこそ

この味のある舞踏を舞えるのではないかなと・・・

 

やはり歌舞伎は昼夜見るのが面白いです!

2010年6月 5日 20:24  カテゴリー: 博多座 | コメント(0) |
「六月博多座大歌舞伎」6/2初日@夜の部

博多座大歌舞伎初日の夜公演を観てきました。

祝・初日!!!


後日、昼の部は拝見する予定です。

夜の部の演目は3本

池波正太郎作 岡本さとる脚本

「鬼平犯科帳 大川の隠居」

平成19年に新橋演舞場で初演された作品で鬼平こと長谷川平蔵の厳しさと同時に

懐の深い人間性を描いてある作品となっています。

 

ー物語ー

市中見回りに出かけていた平蔵が思いがけず自分の銀煙管を持っている老船頭に出会い

物語は始まります。彼は元盗賊の友五郎。これが父親の形見である平蔵は

一芝居うって取り戻そうと算段をします。身分を隠したまま知り合いになった彼らが

最後にシーンで、お互いの身の上を語り合っていくなかで・・・


長谷川平蔵:中村 吉右衛門   友五郎:中村歌六

 

もちろん市川染五郎さんも第三場にご出演。

医者の井上玄庵役で登場されます。

夜の部3作とも出演されていましたが、これが一番現代らしく

染五郎さんにはあっていたかも?

ネタバレになってしまいますが

ラストシーンに平蔵と友五郎が語り合う中で

友五郎が涙を流します。そこで、彼は自分の息子が生きていれば

平蔵ぐらいの歳だったと・・・息子を想い熱い涙を流すのです。

 

今回はイヤホンガイドに頼らず

時代劇要素も強いので自分の耳と目を信じて

感じることを大切に歌舞伎を見ることに挑戦してみました。

ぐっとflair心がつかまれました・・・

途中大いに笑いあり、そしてラストにホロっとさせるお芝居。

歌舞伎と身構えなければ、初心者でも楽しめます。

そしてご当地「大川」 なじみ深いかもしれません。

 

そして・・・

近松門左衛門作 「恋湊博多(言風) 毛剃」

―物語ー

京の商人 小松宗七は九州に下る途中毛剃一味の船に乗り合わせる。

前半は長崎言葉を使いながら喧嘩模様を雄弁に語る毛剃

それに対し宗七は博多でなじんだ小女郎の話をし気分を害する。

密輸の場面を目撃した彼は手下によって海へ・・・

博多の「奥田屋」では毛剃たちが女遊びをしている。

一方、なんとか助かった宗七と小女郎が髪梳きで恋する男女の情の深さを見せる。

江戸中期の柳町の賑わいが描かれたご当地狂言でもある作品。


毛剃九右衛門:中村吉右衛門  小松屋宗七:坂田藤十郎

 

男性はいつの時代でも変わらないんだなと思わせるのと同時に

盗賊・海賊である彼らが取り調べに恐れる様子や

宗七と小女郎の愛にキュンlovelyとくる作品でした。

これもイヤホンガイドなしでも”感じる”ことができる作品だと思います。

中村福助さんの女形はどんな女性よりも女性らしい「しおらしさ」をお持ちで

見習うべき点がたくさんあるのではないかと思いました。

こちらも笑いも涙もあるのですが、近松門左衛門

歴史でならった人物の作品をこうやって見る機会はやはり少なくて・・・・

でも歌舞伎も見れば見る程、お芝居で感じることができて

深いなと・・・そして歴史に名を残す人が描いた作品はやはりよくできているなと

感じました。ん~深い!!!

 

3作目は

「勢獅子」舞踏作品です。

―物語―

将軍様も上覧する、天下祭りの日枝神社の山王祭。

鳶頭の鶴吉と亀吉は祭りを取り仕切る。

富士の巻狩で父の敵工藤祐経を討った

曾我兄弟の仇討ち物語を踊り始める。

勢いにのり、さらには「ぼうふら踊り」までも踊る

そして獅子舞と賑やかに舞い納める。

 

鳶頭鶴吉:市川染五郎  松吉:中村松江ほか

 

最後は華やかな舞踏。浄瑠璃と三味線も登場し

賑やかな歌舞伎の舞踏と言うかんじで舞い踊ります。

勢いは圧巻!その勢いに歌舞伎初心者でわからないなりに

何を表現しているか掴もうとして見入れば見入るほど

なんだか世界にグっと引き込まれてしまいました。

最初の2作が長編物語、時代劇のような話だったので

こういった舞踏で終わるのもまたありかなーと思います。

 

是非、一度この世界を味わってみてください。

歌舞伎には幕見というシステムがあり気になった演目だけ見ることもできます。

歌舞伎だからと以前は敬遠していた私ですが・・・

最近はこの奥深さにハマリかけています(笑)

2010年6月 2日 23:02  カテゴリー: 博多座 | コメント(2) |

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えったん★プロフィール
NO MUSICAL!
NO LIFE!


えったん@
生まれも育ちも博多っこ。
情熱とフットワークの軽さ
で自由に生き抜いてます★

福岡シティ劇場杮落し「オペラ座の怪人」
その世界,スケール
音楽・・すべてに衝撃をうけ
ミュージカルにハマりました。

今では、東京や大阪などなど・・
頻繁に飛んでいっています。

人との出会いも作品との出会い
全てが「一期一会」
良い役者さん、良い作品。
出会うことで自分も成長したい
そぉ日々感じています。

レポというよりは・・・
個人的感想と覚書です。
「こういう楽しみ方もある」
と思っていただければ・・・(笑)
舞台の魅力を知ってもらえたら
なんて思っていますm(u_u)m
特に同世代に!!

ミュージカル以外にも
ストレートプレイ・小劇場
興味があれば足を運んでいます。