あこがれの西本智実さん指揮
九州交響楽団(九響)演奏のロミオとジュリエットへ!
オケの後ろに高い台があり
そこでバレエダンサーが演技をしながら
両側に字幕が流れるという新しい試み。
ロミオとジュリエットは、博多座で宝塚に見入ったおかげで
良い予習となってて。
もうそれはそれは字幕なしで「あぁ、このシーンね」
「あぁ。こういうこといってたな」なんて思えました。
ポリゾン幕(背景をうつす幕)がないにもかかわらず
そこには窓の格子や雲、木々の揺らぎも表現され
照明はまたとてもきれいで。。
そしてロミオとジュリエットは白
ティボルト側は赤、マーキューシオは青系統と
色も分かりやすく。。
乳母と神父にはやはり泣かされ…
西本さんのイメージは私の中ではあこがれのかっこいい女性。
だけど、思っていた以上にタクトさばきがしなやかで
思っていた以上に繊細に音を操る方で…
ぐいぐい引きずり込まれ
ダンサーさんを見ていない時間でも
西本さんだけですべてを表現されているかのようでした…
字幕の台詞はほぼ観ていません。
ただ、ナイチンゲールだとかひばりだとか
ちらっと目に入る言葉は
もぉ、星組を思い出す思いだす(涙)
ロミジュリ@宝塚のcdとdvdを早く買わねば!と思ったと同時に
西本さんのdvdも購入するしか
ないぐらい
やっぱり素敵だと思ってしまいました。
ミュージカルのハードリピーターになってから
生オケの演奏を聴くことが増えてから
指揮者で音がそして物語の色が変わることに
気付かされました。。。
それ以来、私はコンダクターというものに対して
とっても敬意を払っています。
中でも西本さんは同性としてあこがれであり、本当に大好きな方。
大好きなロミジュリの音楽が
こうも壮大に
だけど繊細に
時に大胆に、でもとても切なく。切なく。
死に絶える二人なのに切ないメロディなのに
とても穏やかに表現されていらっしゃいました…
帰って、ノスタルジーを聴いたのは言うまでもありません。
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