博多座
三銃士!博多座公演決定!!

 

また、感想ではないのですが…

 

昨日、井上芳雄さんの博多座会でのトークショーにて

 

仮チラシが配布されたそうですheart04

 

博多座2011年9月

東宝ミュージカル「三銃士」正式発表です★

三銃士


ダルタニャン:井上芳雄
アトス:橋本さとし
アラミス:石井一孝
ボルトス:岸祐二
ミレディ:瀬名じゅん
リシュシュ―:山口祐一郎
アンヌ:シルビア・グラブ
コンスタンス:和音美桜
ロシュフォール:吉野圭吾
バッキンガム:伊藤明賢
ルイ13世:今拓哉
役者/ジェームス:坂元健児

 

この豪華メンバーが博多座へ!!

久しぶりに博多座の9月が熱くなりそうですね♪

2010年8月 6日 17:20  カテゴリー: ミュージカル 博多座 | コメント(4) |
宝塚星組ミュージカル「ロミオとジュリエット」8/3ソワレ@博多座

ウィリアム・シェイクスピア 原作

ジェラール・プレスギュルヴィック 作

小池修一郎 潤色・演出

宝塚歌劇団 星組 博多座公演

ミュージカル 「ロミオとジュリエット」

Cast

ロミオ:柚希礼音  ジュリエット:夢咲ねね

ティボルト:凰稀かなめ ベンヴァーリオ:涼 紫央

マーキューシオ:紅ゆずる ロレンス神父:英真なおき

モンタギュー卿:にしき愛  キャピレット夫人:音花ゆり

乳母:白華れみ  モンタギュー夫人:花愛瑞穂

ヴェローナ大公:水輝 涼 パリス:天寿光希

死:真風涼帆  愛:礼 真琴

キャピュレット卿:一樹千尋

鶴見舞夕・如月 蓮・汐月しゅう・芹香斗亜・夏樹れい・漣レイラ

南風里名・優香りこ・夢妃杏瑠・夢城えれん・早乙女わかば・妃海 風

美城れん・海隼人・天寿光希・瀬稀ゆりと・飛河 蘭・ひろ香 祐

稀島まりや・千寿はる・妃白ゆあ・紫月音寧・毬愛まゆ・紫りら

音咲いつき・綺咲愛里

 

story

イタリアのヴェローナに古くから続く名門モンタギュー家とキャピュレット家は、

何代にも亘って争いを繰り拡げていた。当代のモンタギュー卿とキャピュレット卿も、

それぞれの婦人やヴェローナの大公な誡める言葉も聞かずに反目し合い、若者たちまで巻き込んだ衝突を続けていた。

キャピュレット家では、娘のジュリエットとヴェローナ随一の富豪、パリス伯爵の縁談が持ち上がっていた。

パリス伯爵は、キャピュレットの家にある借金を肩代わりすると申し出たのだった。幼いころからジュリエットに

想いを寄せていたキャピュレット卿の甥ティボルトは結婚に反対するが、キャピュレット卿はそれを一蹴し、

仮面舞踏会で二人を結びつけようと計画する。

モンタギュー卿の息子ロミオは、親友のベンヴァーリオとマーキューシオに唆され、キャピュレット家の仮面舞踏会に忍び込む。

そこでロミオは、見えない糸で結ばれた運命の相手と巡り合う。

親が選んだ相手との結婚に反発し、パリス伯爵から逃げ回っていたジュリエットと鉢合わせしたのだった。

二人は待ち望んだ恋人が目の前に現れたことを瞬時に革新する。

しかし、ティボルトがモンタギューの人間が紛れていると騒ぎ出したため、ロミオは一旦その場を後にするのだった。

ジュリエットは、自分が恋に落ちた相手がモンタギュー家のロミオであると汁が彼への想いを抑えることはできなかった。

同じく、降りえっとへの募る想いから、キャピュレットの屋敷を離れられずにいたロミオは

神が巡り合わせた恋人にバルコニーで想いを馳せるジュリエットと再会する。

二人は家柄を超えた愛を誓い合い、ジュリエットとパリス伯爵の縁談が成立する前に結婚する

約束を交わすのだった、

翌朝、ロミオはロレンス神父を訪ね、ジュリエットとの結婚式をあげて欲しいと頼む。

モンタギュー家とキャピュレット家の結婚という事実にロレンス神父は驚くが

ロミオの固い決意に触れ、この結婚が両家の争いの解決に繋がればと午後の懺悔の時に

ジュリエットを礼拝堂へつれてくるようにロミオに告げるのだった。

二人の愛の深さに心動かされたジュリエットの乳母の手助けもあり、

その日の午後にロミオとジュリエットはロレンス神父の前で永遠の愛を誓い合う。

幸せの絶頂にあった二人は、この先に予想だにしない悲劇が待ち受けていることなど

まだ知る由もなかった…。

+++

ロミオとジュリエットといえば超有名作。

でも今回のロミジュリは、斬新な演出の新作日本初上陸です。

ミュージカルが好きな人向けにいうならば

「エリザベート」っぽい感じ。ちょっとTDV入ってそう。

東宝とかでやったら面白いかも!!ってっかんじです。

 

私は宝塚には詳しくないのですが。

柚希さんの持っているなんだか温厚なオーラがとってもとっても

ロミオっぽくて

一方、娘役のねねさんの可愛さといったら天下一品で。

その甥役のかなめさんが顔ちっさ!!!って感じでした・・。

 

衣装もイメージで見た目でわかる青と赤。

そこにロック調の音楽

ダンス、そして宝塚っぽさは少なめ?

愛と死を表すダンサーが踊るなかで

死のダンサーはまるで「トートダンサー」

ちょっとそういうとこがあるのかも?

宝塚というだけで敬遠してた人がいるならば

これは見ても面白いかも!

 

クラシカルなイメージは一新されます

争いとか抗争とか、そういったシーンは

女性でも結構力強さが必要となってくるので

やっぱり…男役さんじゃなくてもパワーがあるのかなぁ。

結婚のときの歌、「エメ」これが結構テーマ的で

カテコでも歌ったり、でもそれだけじゃ悲しいから

「世界の王」を楽しく歌ったり。

本当に宝塚にくわしくはないのですが…

やっぱり上に立つ方って舞台のセンターに立つ方なのだなって思いました。

あと盆の使い方、カーテンのような幕の使い方、照明が素晴らしい!

新しい世界観を見た!って感じです。

 

ロミオとジュリエットが亡くなったあと

二人で踊る姿はとっても幻想的

笑顔で、なんだか穏やかな気持ちになれました。

不思議と…♪

 

小池さんの演出っぽさも随所にあって

「あぁ!小池さんっぽい!」

って思う瞬間も何度も。

これ、すっごく音楽もいいし衣装も素敵です。

セットもなんかシェイクスピアの世界を崩さずに

そこに新しいものを入れてきているので

かなり素敵だと思いました!

音楽、せっかくだから生のオーケストラで聞けたら嬉しかったかな。

柚希さんは、とーっても真っすぐな目をされている方なのですね。

なんだか、見ていて気持ちがいいぐらいに

まっすぐ。きっと本当にストレート。

だからこそ、ロミオができたんじゃないかなって気がしました。

あと、ロミオの葛藤を表現されるのがとても上手!

すっごい手に取るように伝わってくる感情に心揺さぶられました。

演じているという風に感じることが宝塚ではどうしても多くて

それはやっぱり女性が男性を演じるっていうのもあったし

でも今回はロミオもジュリエットもちゃんとその世界で生きていて。

だからこそぐぐっとひきこまれるものがありました!

これは通いたい!と思える作品でした♪

ん~いいっ!!!

私が通いたい!と思う時って

いろんな角度から見てみたいとか、いろんな人物を追いたいとか

成長していきそうって感じた作品のときや

見れば見るほど深いとこが見つかりそうだったり

見れば見るほど人生変わりそうだったり、そんなときです。

あとはビビ!ってきたとき(笑)

今回はがっつりハマって、梅田芸術劇場では売り切れていたらしい

クリアファイルをお買い上げ(笑)

青と赤っていうのもいいですよね。

 

あと、スペクタクルっていう言葉がとっても似合う作品かもしれません。

幻想的な世界がシェイクスピアの世界を崩していないまでも

現代的な部分が、とても打ち解けやすい感じですね。

これから日本でも長く続けて欲しい…

どうやら海外版ではあのマテがやってらっしゃったとか?

噂を小耳にはさんだんですが…

海外版のCDを探すことにしようと思います♪

 

また見に行きます!楽しみ!!

2010年8月 4日 16:29  カテゴリー: ミュージカル 博多座 | コメント(2) |
舞台版「大奥」7/3@博多座初日

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舞台版「大奥」博多座初日

いってきましたーup

博多座で舞台の初日が土曜日

しかも満員御礼!!

立ち見や補助席が出てる・・・

活気溢れるロビー

そして、ついに!ついに!

「大奥」の幕があがりました。

本編は1時間×3幕の構成で

間に30分と25分の休憩が入ります。

拘束時間は4時間。

だけど、その1時間1時間が

なんだか・・・あっという間にすぎてしまい

もうなんだか気づいたら明治時代へ・・・

って感じでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

公式HP:http://www.oh-oku-play.jp/

STORY

大奥・・・そこは将軍・徳川家を支える女たちが住まう場所。

将軍家の血筋を絶やさぬよう、さまざまな陰謀、嫉妬、裏切りが渦巻くところ。

ある人は大奥を「女の牢獄」と呼んだ・・・


時はペリー来航により開国を迫られる江戸時代末期。

外交問題などで対立が深刻化した朝廷と幕府を融和させるために、

孝明天皇の妹、皇女・和宮が十四代将軍・家茂に降嫁することになった。


大奥に入っても京風を貫こうとする和宮が大奥に馴染むはずはなく、

家茂の実母・実成院との対立は決定的に。


そこで大奥総取締・瀧山は大奥を仕切るために、和宮、実成院と対立しつつ、

その存在感を示していく。

しかし、そんな女たちを吹き飛ばすかのように、時代は大きく変貌を遂げようとしていた。

 

CAST

瀧山:浅野ゆう子  和宮:安達祐実

初島:中山 忍    将軍家茂:金子 昇

お園:松尾れい子  

鷲尾真知子 山口香緖里 久保田磨希 

羽場裕一 多岐川裕美 ほか

 

++++++++++++

 

いやー泣きましたcrying

嗚咽するんじゃないかってぐらいに...

3階席からの観劇だったのですが

ココロで感じる大奥。浅野さんが記者会見で仰ってた言葉通りですね。

(劇ナビの記事を参照くださいませ。)

時代は江戸。歴史物なのに、なんだか新しく新鮮

音楽もあのドラマの曲や、耳なじみのいいものばかり。

瀧山が登場したときには「かっこいいー」と拍手が巻き起こりました。

物語の重みを軽くして調整する役割は大奥3アミーゴス

いつも食べてばかりだったり、何かと掻い摘んでいる歴史の流れを説明してくれたり。

とってもわらっちゃいました。

 

瀧山にも・・・過去があった。

大奥を取り仕切る瀧山。女の牢獄、男子禁制。

その中で、上様の妾となり、いい名づけと結婚できず自害するお園。

そんな悲しい「大奥」 そこを取り仕切るため、彼女は人間の心を捨てたのです。

彼女の影が描かれると同時に、彼女のに涙がとまらなくなります。

将軍 家定・・・彼を愛した瀧山は彼が亡くなった大奥で死ぬと決めていたのです。

彼女はいいます。(ニュアンスで・・・)

あなたはいつも遠かった。生きていても遠かったのに、今もまだ遠い。

ずっとずっとどんなに手を伸ばしても届かない人 だと。

切なさに胸が熱くなり、色んな感情が入り乱れ涙が溢れ出しました・・・weep

 

和宮は大奥での生活に慣れることができず

家茂と本当の夫婦になりたいと想いを伝えます

名前で呼んでほしい。

現代では当たり前のことすら、あの時代、あの中では許されなかった。

御代とよばれ、お園の自害により心に傷をおった将軍。

でも、天真爛漫な和宮に心を許すうちに彼女に寄り添い始めます。

 

なのに、時代がそれを許さなかったんです。

家茂は将軍として戦へ・・・

そしてそこに待ち受けていたのは病死。。。

 

ドラマで知ってたはずなのにとまらない涙。

わかっているのにとめられない涙。

ぬぐってもぬぐっても、零れ落ちる涙をとめられず

泣き続けるしかなかったです。


人が人を想う気持ちに境界線はありません。

どんな階級だろうがどんな時代だろうが

相手を思いやったり、好きな人を想ったり・・・

 

だから瀧山が僧侶である柳丈と出会い、彼が家定とうり2つだった時に

どうしていいのかわからず動揺したきもちだってわかります。

大好きな人の声とか匂いとか。人間ってそういうの記憶にのこっているもので

あの声!とおもって振り返ると違う人だったりとか

あ、この香水・・・ってふと思い出す人がいたりとか。経験あったりしませんか?

その柳丈が言うのです。

人は誰でも罪を背負って生きている ・・・と

グっと突き刺さりました。

そして同時に少し心が軽くなりました。

罪というか・・・誰だって心に傷があったり、人にはいえない影があったり

重荷を背負っていたりするものだから。

瀧山は彼と決別する時にどんな思いで言葉を発したのでしょう。

辛いけれど、大奥の総取締としてしっかりとしなくてはいけないとき。

辛い決断だったのではないかとおもいます・・・

 

そして実成院瀧山の戦い

実成院和宮の戦い。

私はどちらかといえばこういった女の修羅場的な要素が強いのかな?と

想っていたのですが違ったのですね。

 

かなり、1人1人が人間的に描かれていて

悲しくも美しい人間模様。

そこに豪華な衣裳とセットがあって煌びやかで。

ドラマのシーンが持ちいれられていて。

最後はちゃんと前を向ける。

顔を上げることができる。


1幕終わった時点でチケ追加決定でした(笑)

5日も観にいきますが、もう1度11日にも行くことになりました。

ストレートプレイというか、時代もののお芝居。

だけど殺陣もほんのわずか。

カーテンコールのためだけの瀧山のダイヤモンド入りの打掛。

お芝居というにはもっと現代的で

ミュージカルではないからストプレ?

でも、そういうにはあまりにも時代劇的で。

だからこそのスーパー時代劇。その舞台版。

すっごい時間、空間を体感させて頂けたのだと思います。

博多座さんの夏は暑いですねっ!!!lovely

2010年7月 3日 20:20  カテゴリー: ストレートプレイ 博多座 | コメント(2) |
「六月博多座大歌舞伎」6/5@昼の部

博多座の大歌舞伎。お昼の部へ行ってきました。

歌舞伎は昼夜演目が違うのでどちらもとても楽しめますよね!

今回も、やはり夜の部は現代に近い時代劇的な作品が多い中で

お昼は宙乗りや歌舞伎十八番と呼ばれる作品など「大歌舞伎」とよぶに

もってこい!な作品を4作鑑賞することができました。


「小野道風青柳硯」

三蹟の一人で、花札の絵柄でも知られる小野道風が

、蛙が柳に飛びつく姿を見て悟りを開いたという逸話に想を得た物語で、

二世竹田出雲、吉田冠子、近 松半二、三好松洛の合作により宝暦4年(1754)に大坂竹本座で

人形浄瑠璃として初演された。

今回上演する「柳ヶ池蛙飛の場」は全五段のうちの二段目に あたる。

 舞台は東寺の近くの柳ヶ池。

浅葱幕が振り落されると花道から公家装束に黒の蛇の目傘を持った小野道 風(梅玉)の出。

ついに木工頭に任ぜられ身分が変わって、降る雨にも情趣を味わう姿は最初の見どころ。

そして柳に蛙が飛びつく様子を見て、橘逸勢の謀反の 企みもいつかは天下を覆すほどの

大事に至ることを悟る場面での道風の長台詞は聴きどころ。

 続いて道風と逸勢の手下の独鈷の駄六(翫雀)との相撲の技を取り入れた立ち廻りとなる。

道風が褌姿の駄六を池に投げ飛ばす様子は痛快で、

逃げ去る駄六が蛙の格好を見せるユーモアも楽しい場面で幕となる。

 

小野道風:中村梅玉 独鈷の駄六:中村翫雀


・・・・・・・

相撲を取り入れた立ち回り。

これがとーっても面白くて見ごたえがありました。

花道をたくみに使い、また相撲という目の付け所は

昔から演じられている歌舞伎ならではだなと・・・

蛙の格好をしている駄六。これで思わず笑ってしまいました。

やはり今回もイヤホンガイドなしで挑戦したのですが

感覚、神経を研ぎ澄ませれば何か伝わってくるものはあるなと・・・思いました。

 


新歌舞伎十八番「紅葉狩」

 

九代目團十郎が初演した新歌舞伎十八番の内のひとつ。

能の『紅葉狩』を題材として豪華な歌舞伎舞踊に仕立て上げられている。

常磐津・竹本・長唄の三方掛け合いで演奏する大曲である。

 舞台は紅葉真っ盛りの信州・戸隠山。

従者を連れて紅葉狩にやってきた平維茂(染五郎)は、

更科姫(福助)と名乗る美しい高位の姫の一行に呼び止められ酒宴に加わる。

盃を酌み交わし、姫たちの舞に見とれるうちにまどろむ維茂主従。

姫は時折怪しい動きを見せながらいずこへともなく消え去る。

眠り込んだ維茂の前に山神(松緑)が現れ、

姫だと見えたのは実は鬼であることを踊って知らせる。

やがて目覚めた維茂は正体を現した鬼女と闘い、激しい立ち廻りを見せる。

 前半は二枚扇の技巧なども見せつつ優雅に踊る美しい姫、

後半は一変して隈取をして凄みを見せる鬼女、この演じ分けが最大の見どころだが、

維茂の勇壮さや山神の躍動的な踊りも見逃せない。

また更科姫の侍女・野菊の艶かな踊りや、維茂の従者・右源太、左源太の滑稽な踊りも、

エッセンスとなっている。

それぞれの役にしどころがあり変化に富む、華やかな舞踊の大作である。

 

 

更科姫・鬼女:中村福助  余吾将軍維茂:市川染五郎

従者右源太:坂東亀寿   従者左源太:中村種太郎  山上:尾上松緑

 

・・・・

お昼の部でこれが1番面白かったです!!!

染五郎さんたちは基本寝ていらっしゃるのですが(笑)

種太郎さん、亀寿さんがお酒を勧められるがままに飲み

片方が踊っているのに勝手に飲み

将軍の話もきかず自分たちがよっぱらい(w

細かいお芝居も見逃せませんでした

そして更科姫から鬼女へのはやがわり、、、

迫力と見所満載!まさに」ごたえがある作品だったと思います。

随所で笑え、随所で華やかで、また鬼女となった福助さんの

おそろしいこと限りなし。

言葉なんかじゃないなと思いました。

どんな舞台作品でも同じ「体感」なんだろうなって・・・!

 

「増補双級巴 石川五右衛門」

 石川五右衛門といえば今に知られる天下の大泥棒。

元忍者、由緒ある武家の血筋、秀吉と幼馴染みであるなど様々な俗説や伝説を題材にし

数々の作品が作られた。その数ある五右衛門狂言の面白い場面をまとめたのが本作。

木村円次作、文久元年(1861)、江戸守田座で初演、

五右衛門をケレンの名人といわれた四世市川小團次が演じ、

つづら抜けの宙乗りが好評を博した。

 大胆にも公家に化けて足利御所へ乗り込んだ五右衛門(吉右衛門)は

久吉(梅玉)に会う。別々の道を歩む二人だが、実は幼馴染み。

思わず昔に戻り寝転んで頬杖をついて話す様が面白い。

その後、宙乗りとなり五右衛門のつづら抜けと

悠々と宙を引込むさまは前半の大きな見どころ。

 大詰「南禅寺山門の場」は、

五右衛門狂言には欠かせない名場面。自身の出生の秘密が明らかになり、

さらなる大望を抱く五右衛門。豪華絢爛な山門を舞台に、

悠然と満開の櫻を愛でる五右衛門とそれを見つめる巡礼姿の久吉との構図は、

歌舞伎の様式美の極致である。全編に見どころが多く、理屈抜きに楽しめる演目。

 

石川五右衛門:中村吉右衛門 三好修理太夫長慶:中村歌六

三好四郎国長:中村歌昇 久吉:中村梅玉

 

・・・・・

宙乗りはやはりダイナミックでした。

素晴らしかったです!!!!宙乗りとか見ると歌舞伎もすごいなー

と感嘆してしまいます。そして、何より大詰。

屋敷のその背景の美しさ、華やかさ。まさにざ・かぶき!!!

花形のような明るい桜の彩られた赤いお屋敷で

名言「絶景じゃ 絶景じゃ」という五右衛門。

そこには絶景が見えるかのような気がしました。

やはり見て感じる。それはどんな種類の舞台でも通じるものなのでしょうね。

それから転換中の三味線ソロ。素晴らしかったです・・

 

 

「汐汲」

 能の『松風』に題材をとった舞踊。

二世桜田治助作詞、二世杵屋正次郎作曲。

文化8年(1811)江戸市村座にて三代目坂東三津五郎が初演。

七変化の舞踊『七枚続花の姿絵』の内の一つが独立して上演されるようになった作品。

烏帽子狩衣を身につけ桶を担いだ姿は羽子板や人形でもおなじみである。

 蜑女苅藻(藤十郎)が登場し、亡き恋人の在原行平を慕いつつ汐を汲む様子を見せる。

その後扇を用いた軽やかな踊り、手拭いを使ったくどきで娘心をしっとりと見せ、

三段傘を使っての軽快な踊りに続いて、

最後は舞がかりとなり荘重に舞納める。品位と格を要する作品である。

 

蜑女苅藻:坂田藤十郎 此兵衛:中村翫雀

 

・・・・・

太夫さんたちの浄瑠璃も素晴らしい。

そして藤十郎さんがもう色気とおしとやかさが美しかったー。

歳を重ねるということは、マイナスなことではないのだろうなと

心から思うことができました。

そしてさまざまな経験をされたからこそ

この味のある舞踏を舞えるのではないかなと・・・

 

やはり歌舞伎は昼夜見るのが面白いです!

2010年6月 5日 20:24  カテゴリー: 博多座 | コメント(0) |
「六月博多座大歌舞伎」6/2初日@夜の部

博多座大歌舞伎初日の夜公演を観てきました。

祝・初日!!!


後日、昼の部は拝見する予定です。

夜の部の演目は3本

池波正太郎作 岡本さとる脚本

「鬼平犯科帳 大川の隠居」

平成19年に新橋演舞場で初演された作品で鬼平こと長谷川平蔵の厳しさと同時に

懐の深い人間性を描いてある作品となっています。

 

ー物語ー

市中見回りに出かけていた平蔵が思いがけず自分の銀煙管を持っている老船頭に出会い

物語は始まります。彼は元盗賊の友五郎。これが父親の形見である平蔵は

一芝居うって取り戻そうと算段をします。身分を隠したまま知り合いになった彼らが

最後にシーンで、お互いの身の上を語り合っていくなかで・・・


長谷川平蔵:中村 吉右衛門   友五郎:中村歌六

 

もちろん市川染五郎さんも第三場にご出演。

医者の井上玄庵役で登場されます。

夜の部3作とも出演されていましたが、これが一番現代らしく

染五郎さんにはあっていたかも?

ネタバレになってしまいますが

ラストシーンに平蔵と友五郎が語り合う中で

友五郎が涙を流します。そこで、彼は自分の息子が生きていれば

平蔵ぐらいの歳だったと・・・息子を想い熱い涙を流すのです。

 

今回はイヤホンガイドに頼らず

時代劇要素も強いので自分の耳と目を信じて

感じることを大切に歌舞伎を見ることに挑戦してみました。

ぐっとflair心がつかまれました・・・

途中大いに笑いあり、そしてラストにホロっとさせるお芝居。

歌舞伎と身構えなければ、初心者でも楽しめます。

そしてご当地「大川」 なじみ深いかもしれません。

 

そして・・・

近松門左衛門作 「恋湊博多(言風) 毛剃」

―物語ー

京の商人 小松宗七は九州に下る途中毛剃一味の船に乗り合わせる。

前半は長崎言葉を使いながら喧嘩模様を雄弁に語る毛剃

それに対し宗七は博多でなじんだ小女郎の話をし気分を害する。

密輸の場面を目撃した彼は手下によって海へ・・・

博多の「奥田屋」では毛剃たちが女遊びをしている。

一方、なんとか助かった宗七と小女郎が髪梳きで恋する男女の情の深さを見せる。

江戸中期の柳町の賑わいが描かれたご当地狂言でもある作品。


毛剃九右衛門:中村吉右衛門  小松屋宗七:坂田藤十郎

 

男性はいつの時代でも変わらないんだなと思わせるのと同時に

盗賊・海賊である彼らが取り調べに恐れる様子や

宗七と小女郎の愛にキュンlovelyとくる作品でした。

これもイヤホンガイドなしでも”感じる”ことができる作品だと思います。

中村福助さんの女形はどんな女性よりも女性らしい「しおらしさ」をお持ちで

見習うべき点がたくさんあるのではないかと思いました。

こちらも笑いも涙もあるのですが、近松門左衛門

歴史でならった人物の作品をこうやって見る機会はやはり少なくて・・・・

でも歌舞伎も見れば見る程、お芝居で感じることができて

深いなと・・・そして歴史に名を残す人が描いた作品はやはりよくできているなと

感じました。ん~深い!!!

 

3作目は

「勢獅子」舞踏作品です。

―物語―

将軍様も上覧する、天下祭りの日枝神社の山王祭。

鳶頭の鶴吉と亀吉は祭りを取り仕切る。

富士の巻狩で父の敵工藤祐経を討った

曾我兄弟の仇討ち物語を踊り始める。

勢いにのり、さらには「ぼうふら踊り」までも踊る

そして獅子舞と賑やかに舞い納める。

 

鳶頭鶴吉:市川染五郎  松吉:中村松江ほか

 

最後は華やかな舞踏。浄瑠璃と三味線も登場し

賑やかな歌舞伎の舞踏と言うかんじで舞い踊ります。

勢いは圧巻!その勢いに歌舞伎初心者でわからないなりに

何を表現しているか掴もうとして見入れば見入るほど

なんだか世界にグっと引き込まれてしまいました。

最初の2作が長編物語、時代劇のような話だったので

こういった舞踏で終わるのもまたありかなーと思います。

 

是非、一度この世界を味わってみてください。

歌舞伎には幕見というシステムがあり気になった演目だけ見ることもできます。

歌舞伎だからと以前は敬遠していた私ですが・・・

最近はこの奥深さにハマリかけています(笑)

2010年6月 2日 23:02  カテゴリー: 博多座 | コメント(2) |

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えったん★プロフィール
NO MUSICAL!
NO LIFE!


えったん@
生まれも育ちも博多っこ。
情熱とフットワークの軽さ
で自由に生き抜いてます★

福岡シティ劇場杮落し「オペラ座の怪人」
その世界,スケール
音楽・・すべてに衝撃をうけ
ミュージカルにハマりました。

今では、東京や大阪などなど・・
頻繁に飛んでいっています。

人との出会いも作品との出会い
全てが「一期一会」
良い役者さん、良い作品。
出会うことで自分も成長したい
そぉ日々感じています。

レポというよりは・・・
個人的感想と覚書です。
「こういう楽しみ方もある」
と思っていただければ・・・(笑)
舞台の魅力を知ってもらえたら
なんて思っていますm(u_u)m
特に同世代に!!

ミュージカル以外にも
ストレートプレイ・小劇場
興味があれば足を運んでいます。