東京
星降る夜に踊る恋バナ7/31マチソワ・8/1マチソワ(千秋楽)4回まとめて
シェイクスピア「恋の骨折り損」をモチーフにした
オリジナルミュージカル。
 
星降る夜に踊る恋バナ
 
 
まとめてでごめんなさい。
7/31 マチ・ソワ&8/1 マチ・ソワ
まとめて書きます
 
 
Cast
 
牛尾馨:上野聖太
対馬心一:清水裕明
大倉憲次郎:倉田英二
伊藤やまと:佐藤弘樹

早乙女あおい:RiRiKA
真木英里子:宇野まり絵
六条小百合:福田えり
水野純子:斎藤綾香

鮫島幸代:荒木里佳
カメラマン:山本泰弘
アシスタント:藤田たかや

朝比奈:渡辺慎平

牛尾詠太郎:安部三博
あおいの祖母:井上喜代子

メイド:菅原奈月
メイド:守屋由貴


Story

ある夏の日、都内の某一流ホテルに一人の青年が呼び出される。
亡き祖父の遺志により、彼は大ホテルチェーンを相続することになった
しかし彼がその遺産を手に入れるには3年間結婚せず、
祖父が創業した山奥のおんぼろホテルを
一流に立て直さなければならないという条件が
遺言状に書き記されていた!
同じころ、ホテルのロビーでは披露宴の直前に
花嫁が逃亡したと大騒ぎ! 何かがはじまる予感?

一週間後、山奥のホテルにやってきた若社長は親友3人とともに
3年間女断ちしてホテルを再建するという誓約書に署名する。
そこに突然やってきたワケあり美女4人組。
一目で恋に落ちた男たちは固い誓いを守れるのか?
無事にホテルは再建できるのか…
スキャンダルを食い物にする女パパラッチを巻き込んで
恋の大騒動がはじまった!
 
 
+++
 
日々進化するステージでした。
終わったので、ネタバレ含みつつ感想etcを…
 
 
おとぎ話をはじめましょう~♪と鮫島役の荒木さんが歌います。
これが物語の始まり…
おとぎ話。そう、そこは虚構の世界であって
でもどこか現実にもありえなくもない?話。
 
ホテルを相続することにした馨。
3年間の女絶ち。
それを聞いたパティシエ津島心一は「馨さんフィアンセは?」と聞きます。
 
「婚約破棄…3年も結婚待てないって」
 
馨さんが少し切なく言う姿にぎゅって胸が締め付けられました。
 
でも犠牲にするものは何もない!仕事に専念するのだという思い。
そして仲間にどうする?と聞きます。
ここで馨が歌う歌が、んーレ・ミゼラブルのアンジョルラスみたいに見えた(笑)
 
ここで思ったのは
男性に慕われる男性って素敵だなってこと
馨さんのホテル再建への規則を一緒に守る
一緒に頑張る。将来を捨てて、レールに飛び乗り
このホテル再建に力を注ぐ。
犠牲も大きいけど、それでもそこまで思わせてくれる馨さん。
その彼の人間らしい部分も見え隠れしながらも
 
やっぱ凄いなって。
 
そういう男性って素敵だなーって思いました^^
 
そして訳あり女性
そう、結婚式から逃げた早乙女あおい(お天気おねえさん)
と友人3人が天水館へとやってきます。
 
この4人の会話、それぞれのキャラは
「あー、こういう人いる!」って
どこかに共感できたりする。
女子会でわいわいきゃーきゃーいってる感じそのものです。
だからこそ、共感ポイントが沢山。
 
運命の人じゃない。
そう気付いて逃げだしたというあおい。
 
運命の人かー…
 
そうレールを飛び降りたあおいと
レールに飛び乗った馨
 
二人が出逢ってしまうのですが
二人はお互いの祖父、祖母が婚約したものの
早乙女家が婚約破棄。
よって付き合いを禁じられた家柄同士。
 
でも、そこは馨さんの優しい計らいで
天水館の中にある宿泊施設ではない離れに
泊まることになります。
 
それぞれがそれぞれに一目ぼれしたそのとき
後見人、朝比奈さんの心配はつのるばかり
そこへ訪れる鮫島さん率いるマスコミ。
 
そんな中、試行錯誤で男性4人は立て直すために
女性4人は癒しの旅へと満喫。
 
その男性陣のチームワークが日を増すごとに
どんどん結束していって
なんかいいなーって思った。
やまとと心一くんの関係とか。
みんなでワイワイやってるのとか。
「生きてる」気がしました
 
 
そして千秋楽だったかな?
恋に悩む憲次郎さん。
彼がすっごく真っすぐに悩んでいて
なんだか詠太郎さんとのやりとり(確か2幕の雨が降ったとき)に
号泣してしまいました。
 
あのね、生きてるなって思ったの。
 
みんな舞台の上で演じるのではなく
一人の人間として生きています
だけど虚構の世界で
さらにそれが箱が小さくなれば
リアルと嘘の狭間が難しくて。
だけど、この作品はそれがいい塩梅だった。
 
 
馨さんが怒ったり
恋したり悩んだり
やけ酒したり…
その1つ1つが人間味があって
 
詠太郎さんが
 
思いを馳せて歌って
 
涙がでて
 
 
結局あおいさんたちが
待っててねと言い残し
帰ったあと
 
必死にホテル再建に力を入れた彼ら。
 
詠太郎さんが歌う元で
土を掘り
種をまき丁寧に土をかぶせて
そこに水をまく馨さん。
 
種はまかなきゃ花は咲かない。
でも彼がまいた種ならきっと大輪の
美しい花が咲くだろう・・・。
 
そう思えた千秋楽。
 
 
カーテンコールの挨拶で
男泣きだった主演、上野さん。
 
オリジナルの主演、そして初主演
重荷は沢山あったでしょう。
でもすごくすごくすがすがしい顔でした
 
初日の何倍も達成感と充実感で
いい顔になっていたと思います。
 
そしてアドリブが日々増していくのですw
カメラマンとアシスタント
実は鹿山と馬場(笑)
重ねて呼ぶと馬鹿…ってくだりも「間」がよくなったり
 
やまとくん心一くんと朝比奈さんのやりとりも
心「問題です。おっさんはなんかいおっさんと呼ばれたでしょう?」
だったり
心「整いました!若の腰ぎんちゃくとかけて朝比奈ととく。その心は?」
や「おっさん」
朝「いや、おちてないから!」とか
 
さっちゃんはね~♪の音で
心「おっさんはね~朝比奈っていうんだ」
や「ほんとかな?」
朝「ほんとだよ!」って
 
3ver見れました!
鮫島さんのアドリブも面白かったし…
 
アシスタントがカメラマンの先輩を励ます「人食いざめに感情なんかないんですよ」
のアドリブや間も面白かったし。
 
女性陣が男性をからかおうとたくらむシーンも
ダンス、歌とかっこよくてかわいくて!!
 
最後、誓約書を破り捨てみんなは結ばれます
そこであおいの父が亡くなった知らせがはいり
待っててねといいのこし去っていきます。
愛の力で再建すれば相続できる遺産。
彼らはそこに残り種をまき、庭園を再現し
再び努力していきます。
 
そこへ4人が帰ってきます。
「待っててくれた?」というあおいに
「今年の七夕も晴れたよ」という馨
 
ラストに8人で歌ううたは
詠太郎さんが歌っていた歌と同じメロディで
歌詞が違うのです。
悲しい歌詞が喜ばしい歌詞に…
なんだか不思議なぐらい
心がじーんと染み渡り…
 
 
会えなくても
心の支えにして
生きていくことができる愛情
 
それって凄い素敵だなーって。
そういう恋愛っていいなーって。
っていうか大人の恋だなーって。
 
まっすぐな気持ちでいたから
まっすぐな気持ちで答えてくれた人がいて
 
朝比奈さんの
いくつもの人生の穴をうめて欲しいと
孫の馨さんに期待してたのでしょう
って台詞が
日に日に力強くなっていって
どんどんその台詞に泣かされました。
 
最後はHappyendです。
 
楽しい楽しいカテコです。
 
幸せをありがとう!と叫びたくなる
ひと夏の思い出。
アッというまに駆け巡った4日間。
 
再演してほしいなー
CDほしいなー
DVDほしいなー
 
それぐらい大好きな作品です。
 
誰がとは超えて
みんなが。
いろんなことを乗り越えて成長し
そして役者自身もきっと成長した
素敵な作品でした♪
2010年8月 4日 15:18  カテゴリー: ミュージカル 東京 | コメント(0) |
星降る夜に踊る恋バナ7/30大塚萬劇場(2日目)
シェイクスピア「恋の骨折り損」をモチーフにした
オリジナルミュージカル。
 
星降る夜に踊る恋バナ」 2日目
 
 
Cast
 
牛尾馨:上野聖太
対馬心一:清水裕明
大倉憲次郎:倉田英二
伊藤やまと:佐藤弘樹

早乙女あおい:RiRiKA
真木英里子:宇野まり絵
六条小百合:福田えり
水野純子:斎藤綾香

鮫島幸代:荒木里佳
カメラマン:山本泰弘
アシスタント:藤田たかや

朝比奈:渡辺慎平

牛尾詠太郎:安部三博
あおいの祖母:井上喜代子

メイド:菅原奈月
メイド:守屋由貴


Story

ある夏の日、都内の某一流ホテルに一人の青年が呼び出される。
亡き祖父の遺志により、彼は大ホテルチェーンを相続することになった
しかし彼がその遺産を手に入れるには3年間結婚せず、
祖父が創業した山奥のおんぼろホテルを
一流に立て直さなければならないという条件が
遺言状に書き記されていた!
同じころ、ホテルのロビーでは披露宴の直前に
花嫁が逃亡したと大騒ぎ! 何かがはじまる予感?

一週間後、山奥のホテルにやってきた若社長は親友3人とともに
3年間女断ちしてホテルを再建するという誓約書に署名する。
そこに突然やってきたワケあり美女4人組。
一目で恋に落ちた男たちは固い誓いを守れるのか?
無事にホテルは再建できるのか…
スキャンダルを食い物にする女パパラッチを巻き込んで
恋の大騒動がはじまった!
+++
 
今回は、全4日間6公演限定のミュージカル!
小劇場なのに生オケ(生バンド)という豪華っぷりで…
素敵なヴァイオリンの音色にうっとりです♪
私、弦楽器の音って大好きなんですーっ!!
 
 
今日は結構、皆様カミカミでした…(^^;
だけど、主役 牛尾馨が
昨日まではパティエや鮫島さんにもっていかれているなーと
思ったとこがあったのですが
全編通して「主役」に見えてきたのは大きな変化!
 
しっかりと前を見据えるその姿は何にも変えられないです。
女だちするといったのに
結局恋におちてしまう男性陣。
 
それをお互い飲みながら吐露しあい
それでもしっかりと
自分の途を自分で決める姿は
「男らしく」「誠実」
 
おとぎばなし
 
そう言うだけあって
やっぱりおとぎ話の王子様とまでは
いかないまでも
 
イイ男性だったりするわけですが
 
時々それぞれに見える「人間味」
そこにぐっとくるわけです。
 
そんな2日目。
いいなーと思えるシーンが増え
ぐっといろんなものが増してきた2日目。
さて、次はどんな変化が待っているのか?
 
 
毎日が同じじゃないから生の舞台は楽しい
進化していくからオリジナルはもっと面白い。
小さい箱で
でもがっつり3時間。
素敵なミュージカルを楽しめました!
2010年8月 4日 14:47  カテゴリー: ミュージカル 東京 | コメント(0) |
星降る夜に踊る★恋バナ@7/29初日
シェイクスピア「恋の骨折り損」をモチーフにした
オリジナルミュージカル。
 
星降る夜に踊る恋バナ」を見てきました!
 
東京で小劇場でミュージカルって素敵です!
 
 
Cast
 
牛尾馨:上野聖太
対馬心一:清水裕明
大倉憲次郎:倉田英二
伊藤やまと:佐藤弘樹

早乙女あおい:RiRiKA
真木英里子:宇野まり絵
六条小百合:福田えり
水野純子:斎藤綾香

鮫島幸代:荒木里佳
カメラマン:山本泰弘
アシスタント:藤田たかや

朝比奈:渡辺慎平

牛尾詠太郎:安部三博
あおいの祖母:井上喜代子

メイド:菅原奈月
メイド:守屋由貴


Story

ある夏の日、都内の某一流ホテルに一人の青年が呼び出される。
亡き祖父の遺志により、彼は大ホテルチェーンを相続することになった
しかし彼がその遺産を手に入れるには3年間結婚せず、
祖父が創業した山奥のおんぼろホテルを
一流に立て直さなければならないという条件が
遺言状に書き記されていた!
同じころ、ホテルのロビーでは披露宴の直前に
花嫁が逃亡したと大騒ぎ! 何かがはじまる予感?

一週間後、山奥のホテルにやってきた若社長は親友3人とともに
3年間女断ちしてホテルを再建するという誓約書に署名する。
そこに突然やってきたワケあり美女4人組。
一目で恋に落ちた男たちは固い誓いを守れるのか?
無事にホテルは再建できるのか…
スキャンダルを食い物にする女パパラッチを巻き込んで
恋の大騒動がはじまった!


+++



祝!初日!

オリジナルの初日ってすごい緊張感で
でも誰がとかじゃなくて
本当に素敵な物語でした。
それぞれの恋にきゅんきゅんして。。。
祖父、詠太郎を演じた安部さんが
すっごくいい声で。
(祖父なんだけど若いころなのでおじさんぐらいの世代です)
バラードを歌われるんですが…
涙が勝手に出てくるぐらいじーんと染み渡る歌声でして
すっごくすっごく素敵でした!

あと清水さんが男性4人ではもるときの
高音がきれいでした!

やまととパティシエで笑いどこもっていきます。
朝比奈さんもいいキャラしてます。
鮫島さんもかなりおいしい!
そしてカメラマンとアシスタントの名前は
おちなので書きませんw

でもすっごく面白くて
でもすうごく泣けて
じーんとしてうるうるしてきゅんきゅんして。

初日で、まだあと5回だから
詳しくは書きませんが
馨くんに見えた影とか
馨くんが星を見上げるときとか
ワインのボトルでフェンシングのまねごとするのとか
(あれ?どこかで見たような…笑)

なんか、面白かったり
悲しかったりうるうるしたり
切なくなったり。

恋と仕事どっちなの?
って
いつも付きまとう問題。

恋ってどうしようもない。

そんな恋のお話。

絶対誰かに誰かが共感できて
女子同士の会話も女子会みたいで楽しくて
わかる!わかる!って。

えりさんがすっごく素敵!かっこいい!
あんな着こなししようって参考にしてみたり(w

メイドさんたちもお声がきれい!

っていうかみんなすっごい!!!


でも、カテコで最後に挨拶をする
御曹司は、本当に本当に素敵でした。
誰よりも誰よりも輝いていました。
挨拶する姿に、「あ、主役なんだ」って想って
じーんとしました。

明日はどんな恋に共感するんだろう?

人が人を想って
そんなお話がいろんな形だけど多い。
最近すっごく素敵な作品に巡り合ってます。
嬉しいです。


みんないいお話なので!!
当日券ありますから!!
是非、大塚「萬劇場へ」!!!!
 
2010年7月29日 23:59  カテゴリー: ミュージカル 東京 | コメント(2) |
東宝レ・ミゼラブル&三銃士

興奮してうてない~(笑)

キャストがでましたので、観劇日記ではありませんが

発表しまーす!



バルジャン

山口祐一郎・別所哲也・吉原光夫

ファンテ
知念里奈・新妻聖子・和音美桜

エポニーヌ
笹本玲奈・平田愛咲・ジェニファー・ベリ

ジャベ
石川禅・岡幸二郎・今拓哉・KENTARO

テナルディエ
駒田一・三波豊和

アンジョ
上原理生・阿部よしつぐ

コゼット
神田沙也加・中山エミリ・稲田みづ紀・折井理子

マリウス
原田優一・山崎育三郎・野島直人

マダム・テナ
森久美子・阿知波悟美

SPキャスト
ジャベ:鹿賀丈史
ファンテ:岩崎宏美
エポ:島田歌穂
マリウス:石川禅
アンジョ:岡幸二郎
司教:林アキラ
テナ:斎藤晴彦
マダムテナ:鳳蘭
バルジャン:今井清隆

アンサンブル(漢字違ったらごめんなさい)

石川剛、石崎幸治、宇部清之、大津裕哉、尾崎功斐、鎌田誠樹
清長之介、清原尾仁、後藤??、五島隼人、杉山有大、高舛裕一?
高山光乗、武井??、谷口浩久、田村?一、土屋研二、土倉有貴
西川大貴、二宮優樹、HILUMA?、藤岡怜、穴田有里、池谷祐子
絵理、北川理恵、??恵子、坂本幸香、SACHI、さとう真?子
高田夏矢子、谷口ゆうな、中村美貴、野田久美子、曲木佐和子
万理紗、三戸憂理、山岸麻美子


iphoneで拡大してもアンサンブルがこれが限界でした…
わかんない漢字し、漢字つぶれてるし…

でも嬉しいキャスティングですねー!



*****


三銃士


ダルタニャン:井上芳雄
アトス:橋本さとし
アラミス:石井一孝
ボルトス:岸祐二
ミレディ:瀬名じゅん
リシュシュ―:山口祐一郎
アンヌ:シルビア・グラブ
コンスタンス:和音美桜
ロシュフォール:吉野圭吾
バッキンガム:伊藤明賢
ルイ13世:今拓哉
役者/ジェームス:坂元健児

2010年7月16日 12:37  カテゴリー: ミュージカル レ・ミゼラブル 東京 | コメント(0) |
劇団スカラベ旗揚げ公演「私のこの目で」@新宿シアターBRATS


いまさらですが・・・4/9~11におこなわれた

See What I Wanna See
私のこの目で

を・・・(笑)全6公演全て拝見させて頂きました(痛) coldsweats01


+++


演出:黒澤世莉(時間堂)
脚本・作詞・作曲:Micheael John LaChiusa
原作:芥川龍之介「藪の中」「袈裟と盛遠」「竜」
翻訳:山田宗一郎(劇団スカラベ)



***作品はオムニバス形式でありながらもどこかに
 つながりがある複雑なニュアンスをもっていました***


+一幕+

「袈裟と盛遠 袈裟」

袈裟は夫がいるのにもかかわらず別の男(盛遠)を待っている。
盛遠が到着し、二人は愛し合う。
しかし袈裟は観客だけに“盛遠を殺す”と打ちあけ
担当を取り出し盛遠に振り上げる。
盛遠の腕が袈裟の首へ伸びる・・・。

袈裟:武井翔子 盛遠:梶雅人

・・・・・・・・・

暗くなった空間に武井さんの袈裟が現れ
突然歌いだします。
初日はまず「何をいっているのだろう?」から始まりました。
フライヤーと一緒に座席においてある
パンフをよめば話はわかるのですが
それを目で見て理解するには私の脳は堅かったようで・・・ sad

これが二幕の冒頭につながっているのですが・・・
ただこの音楽がどことなく不思議で
とってもオフBWっぽくて。
引き込まれやすいのです。すーっと物語に・・・
そしてその短刀を振り上げ、手が首へと伸びたとき暗転し
舞台は次へと移ります。。。


何ともいえない空間。
不思議なモヤっとした感じ。
徐々に言葉が聞き取れるようになり
6回目でした・・・ 「ぞくっ」っとしたのです。
息を呑むぐらいにゾクっと。。


“真実を知っているのは 観客だけ
 真実を見なさい・・・ 見てください・・・ 知ってください・・・”

そういわれてる気すらしました・・・。




「R SHOMON」
1951年のNY。映画館の用務員がセントラルパークで起きた
殺人事件の取調べを受けている。用務員は仕事帰りに死体を目にしたが
事件にはかかわっていないと供述する。

泥棒は殺人事件の犯人は自分だと供述する。
泥棒は、赤いドレスの人妻が自分をいたずらに誘惑してきたため
その仕返しにその女と夫を夜のセントラルパークに連れ出し
妻を手篭めにしたと語る。そして妻が泥棒に
「夫と決闘しろ」とけしかけたため、妻の持っていた短刀で
泥棒は夫を殺したと話す。

妻の取調べ。妻は、夫を刺したのは自分だと主張する。
姦通を夫に責められ、それでも夫婦の契りを果たすため
ともに死ぬつもりで夫を刺し殺したと訴える。

続いて霊媒師が現れ、夫の魂も供述を始める。
情事を経て、泥棒に心を傾けた妻は、泥棒に「夫を殺して」と
けしかけた。泥棒の変心で夫は殺されずに済むが、妻にも逃げられる。
一人の押された夫は自殺を決め、自分に短刀を刺す。
腹に刺さった短刀が誰かに抜かれ、そこからの出血で夫は絶命した。

再び用務員。彼は、続行される取調べに憔悴しながら
果たして誰が夫を殺したのか、事件の真相はどうだったのか
考えをめぐらせる・・・。




用務員:上野聖太 夫:梶雅人 泥棒:山田宗一郎
妻:千行 星  霊媒師:武井翔子


・・・・・・・・・

これが1番難しく頭を悩ませました。
まず1度目・・・ なぜ梶さん演じる夫は何度も殺されているのか。
それが2度目には回想シーンだと理解しました。
3度目・・・ みんな自分が犯人だと思い込んでいて
結局誰が犯人なのかわからない。。。 ということまで理解できました
4回目、事件の真相を握るのはほかでもない用務員?と・・・
5回目、違う。これは犯人がわからないままでいいのだと気づきました。

泥棒を演じた山田さんはそのチャラいかんじ。
セクシャルな面が出ていて、狂気に満ちた感じが素晴らしかった。
2日目から、夫と妻を追ってクラブで夫にけしかけるときの
お酒の注文の仕方が俄然よくなっていて驚きました。

妻の千行さん。美しいドレスがお似合いで
パワフルな歌声に魅了・・・。
自分側の回想と、人の回想での自分の「妻」の
ポジションがしっかりと明確で
わかりやすいなーと感じた方です。

用務員の聖太さん。
私はやっぱり彼の演技が好きです。贔屓目なのかもしれないけれど

何かを伝えようとするその“伝える”ことも本当に素晴らしいし

この作品で彼が“普通の人間”・・・所謂、働いて残業して上司に怒られて

ふらふらになりながら帰って・・・

偶然にそこで殺人に巻き込まれて。取調べの中で
気力をなくしてしまった・・・。

そして自分が殺したのではないかとすら
思ってしまうという・・・。

結果全員が全員、自分が「夫:梶さん」を殺したと思っている

彼は彼でまた自分でナイフを刺し、誰かに抜かれたと。

そのモヤっとした感じ、じゃぁ犯人は誰?

何が本当なの? そう思って渦を巻きながら一幕は幕を閉じます。

 

そのもやもや感がいいのだ!と気づけたのは

3日目・・・5回目マチネの後でした。難しいなりに色々と思うところのある作品でした。


+二幕+

「袈裟と盛遠 盛遠」

盛遠が 袈裟の屋敷へ向かっている。到着した盛遠は、
袈裟を絞め殺そうとする。そのとき袈裟は短剣を振り上げ、結末は・・・

袈裟:武井翔子 盛遠:梶雅人

・・・・・・・・・

一幕からの続きなので、また不思議な世界感です。

これがリンクしていると気づいたときには

お互いがお互いを殺そうとしている事実・・・

何を思っているのか、何を物語っているのか。

真実は彼らにしかわからないのです。

だけれども、彼らが見せたその姿は観客だけの目に焼きつき

離れない・・・不思議なものではないでしょうか。

 


「救いの日」
場面は現代のNY。牧師は「あの悲劇」以来、信仰への自信を失ってしまっている。

無神論者だった叔母を思い出し、神は虚構に過ぎなかったと怒りにかられた牧師は

「三週間後、セントラルパークの泉の横で奇跡が起こる」というデマを流してやろうと思いつき

公園中に言いふらす。

群集は牧師の予想をはるかに上回るスピードで膨らんでゆく。

ホームレスに元会計士や失職中の元女優

テレビのレポーターら様々な人たちが騙され、公園に集まり、

群集はだんだんと危険なほどの熱を帯びてゆく。

それを尻目に、牧師の心は冷たく凍り付いてゆく。

宣伝した奇跡の時間が目前に迫ったそのとき・・・・

 


牧師:上野聖太 元会計士:梶雅人 レポーター:山田宗一郎
叔母:千行 星  元女優:武井翔子


・・・・・・・・・

この作品は牧師さんが完全メインのほぼ主人公。

最初、救いを求める人々に「やめてくれー」とパニックの彼がなったとき

鳥肌がたちました。

なんとなーく、1幕と通じる部分があり

“セントラルパーク!”のメロディとか♪

彼がついた嘘はやがて、人々の手によって本当となり

そして広がっていく・・・これはよくある出来事。

セントラルパークで彼が出会う人々。

元会計士、かれは見るからにヒドイ格好、今は自由を謳歌中。

元女優。であってしまって、彼は「男」になりました。

彼女が網手袋をしているのですが、それが牧師のロザリオにひっかかる。

そこでの「からまっちゃったね」というアドリブや

ムシが牧師さんの周囲を飛んでいるとき

「セントラルパークはムシがおおいですね」なんてサラっと流して

虫を払ったり。。。そこに生きているのは「上野聖太さん」ではなくて

「牧師 マイケル」でした。

だから私は彼の演技に魅了され続けているのでしょう。。

レポーターの山田さん。1幕とは変わってマジメな役。

夢を抱いていた、だけどあの「悲劇」で彼はどうしようもなかった・・・

あの日「僕はあなたを見ました」と彼は牧師にいいます。

現場担当だった僕は逃げ出したけどあなたは人々のためにそこへ向かってたと・・・。

この「悲劇」って、あくまで「何」かは断定されていないので

想像の範疇でしかありませんが、きっときっと・・・あの悲劇なのだろうと。

NY中がパニックになった、あの事件。

その光景が二人の会話から手に取るように見えるのも不思議でした。

私もニュースで見ただけ。彼らだってそこにいたわけじゃないのに

そこにいるレポーターと牧師はソレを体験しているわけだから

そういう風になぜか思えてくるんです。不思議と・・・

それが役者。 演じるのではなく 生きている ということなのだろうなと・・・

 

おばさんの千行さんは1幕の美人っぷりからかけはなれているのに

やっぱり素晴らしくて。1つ1つの台詞にこもった暖かさは

じわーっと心に広がります。 おまえがそういうならそうなんだろうね。

そう牧師にかけた言葉に「私のこの目で」の意味があるような気がしました。

 

1番の盛り上がり「全部終わりだ」というキセキが起きるとされる直前に

歌う歌・・・。1番ミュージカルらしくて、さらにみんなが信じているから?

キラキラしていて涙がウルウル。。

 

そして、やはりキセキはおこらないのです。

でも牧師の目にだけは見えたんです。キセキが・・・

みんなやめてくれ。全部嘘なんだ」そう叫ぶ彼の声もむなしく

みんなは噴水に集います。

そしてキセキはおきなかったと落胆し、怒りをあらわにしその場を去ります。

でも牧師にだけは「キセキ」がみえたんです。

初日から彼が演じるとその彼が見つめる客席の1番奥に

本当にセントラルパークの噴水があって

そこで何かキセキがおきているように感じます。

そこに噴水が見えている気がするんです。

彼の瞳の中にはしっかり噴水がうつっているような・・・

5回目だったでしょうか・・・

私はキセキを体験しました。不思議な感覚・・・

嵐になった(雨がふった)=みんなずぶ濡れしかも何もおこらない

というのは一般的な形です。

でも、でも・・・

その日。その公演。キセキが起きたんです。

自分も雨に打たれた気がして、自分もキセキを感じた気がして。

彼がそこに生きていて。その劇場はまるでセントラルパークで。

彼の目にうつるものが全て伝わってきて真実が力強く力強く・・・

 

生きてる」牧師は生きている。

そうかんじました

そして キセキは起きた・・・

そう思いました・・・

 

彼もまたその後人生に悩み続けます

でも信じることができて

目にすることができたかれはきっと強いはずです。

そしてこの役は暖かい人柄の聖太さんだから出来るのだろうなと・・・

全てに感動しました。

 

千秋楽はWカテコ!

最後に「全部終わりだ」と歌ってくださいました♪大好きな歌・・・

嬉しかったー。。

そして劇団スカラベ様。

制作さんはじめスタッフさんがとても親切でした。

マチソワの千秋楽日。ホテルから荷物をかかえていった私・・・

劇場は階段でおりる地下。

キャリーをマチネからそのままずっとソワレ終わりまで預ってくださったり

本当にありがとうございましたと主宰の山田さんもおっしゃってくださり

小劇場だからこそのオフBWもの

福岡の小劇場はまだまだストプレ、オリジナルが頑張っていますよね。

でも小さい箱で出来るオフBWものって

なんだか福岡でも頑張れば見れないかなとすら思いました。

芥川原作。

どうだろう?と臨んだ舞台。。。

モヤモヤが晴れた最後の最後。

幸せになれました。

素敵な舞台をありがとう!心から叫びたくなりました。

2010年4月11日 23:48  カテゴリー: ミュージカル 東京 | コメント(2) |

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えったん★プロフィール
NO MUSICAL!
NO LIFE!


えったん@
生まれも育ちも博多っこ。
情熱とフットワークの軽さ
で自由に生き抜いてます★

福岡シティ劇場杮落し「オペラ座の怪人」
その世界,スケール
音楽・・すべてに衝撃をうけ
ミュージカルにハマりました。

今では、東京や大阪などなど・・
頻繁に飛んでいっています。

人との出会いも作品との出会い
全てが「一期一会」
良い役者さん、良い作品。
出会うことで自分も成長したい
そぉ日々感じています。

レポというよりは・・・
個人的感想と覚書です。
「こういう楽しみ方もある」
と思っていただければ・・・(笑)
舞台の魅力を知ってもらえたら
なんて思っていますm(u_u)m
特に同世代に!!

ミュージカル以外にも
ストレートプレイ・小劇場
興味があれば足を運んでいます。