ストレートプレイ
G2プロデュース#10「静かじゃない大地」10/3@西鉄ホール

「静かじゃない大地」
http://www.g2produce.com/g2p/g2p10/index.html

行ってまいりました★

完全ノーチェックだったのですが・・・
終演後、アフタートークショー付きでした。
そして明日が大楽でした(笑)
お得な気分ですー♪ 

G2プロデュース作品はわりと好きなので
機会があれば足を運ぶようにしています♪





【ストーリー】

とある農村のロッジ。
坂崎(佐藤アツヒロ)と美潮(田中美里)は、
村長(久保酎吉)とともにこのロッジを借りている。
ロッジの斜面下の畑ではある植物の実験栽培を始めようとしていた。
坂崎は、過去に秘密がある。
美潮と村長はそれを坂崎には隠している。

そこに紛れ込んできたのが・・・
暴力団組員の山田(福田転球)と彼に誘拐されている涼(内田慈)
山田は身代金が奪えないまま逃避行を続けていた。
2人は村長は応募してきた農業体験希望者だと勘違いされる。
そこで涼はなぜか山田と一緒に農業体験者に・・・。

さらびそこに・・
畑を貸している斉藤夫婦(池谷のぶえ、諏訪雅)が怒鳴り込んでくる
自分たちの畑に生えているのは「オオヌサ」だと。
この『オオヌサ』は法律で栽培と所持が禁止されているドラッグ。

村長たちは政府の許可を得た繊維を作るための実験栽培で
この品種の『オオヌサ』はドラッグにはならないと説明する。
そこへ広告代理店の山本(久ヶ沢徹)もやってきて
「一流企業が資金援助をしてくれる」と斉藤夫婦を説得。
山本に弱みを握られた夫婦は渋々納得する・・・

『オオヌサ』を日本で解禁にしようと運動している長谷川(辻修)
農業体験者を取材したいとやってきた雑誌記者・日下(浜田信也)
もロッジにやってきて状況は混乱。

一方坂崎は、山本と内密に何かを進めていた。
美潮は坂崎の同級生。しかし村長は美潮に
「坂崎くんにすべてを話してはいけない」と言う・・・。
山田は栽培されているのが『オオヌサ』だと聞き悪巧み。
一触即発の人物関係のなか、
彼らは表面上はにこやかに農作業に取り組み始める。

ある日・・害がないのなら皆でオオヌサを吸ってみようという話に。
事態は急展開、それぞれの秘密が明かされ、
笑顔の下の本音が見えだしたとき、ロッジは修羅場へと転じていく。
坂崎は、自らの秘密に直面し、そこに美潮の謎がからまって。
絶体絶命の大ピンチ。そのピンチを救ったのは意外なことに......。



+++

率直に・・・好き嫌いが別れそうです。
G2プロデュースならではの群像劇、台詞劇で
絶妙な間とシュールな中での笑いを盛り込んだ作品。

でもテーマがテーマだけに
この時期笑えない人もいそうです・・・

めっちゃブラックジョークだから、キライな人は嫌いな作品かも。
妙に「??」が頭に残るし・・ちょっとスッキリしない。
けどキャストの熱演とか間の取り方はやっぱり
さすが!の感じでしたー。 

この「オオヌサ」とはそのまんま大麻のようなものです。


内田さん、凄く可愛くて。
りょうと坂崎の妹の2役演じているのですが、とても美しくて
素晴らしい熱演でした。 
りょうはズバズバとものを言ういまどきの女子高生。
妹は、ガンで苦しむが故に薬に逃げてしまい・・
必要以上に兄を愛する妹。
対比する2つの役を自由に生きるかんじがありました。


最前でめーっちゃ近かったのですが・・・
アツヒロさんは走るといいにおいがしましたw
感情がこもってない坂崎の演技は良かったな~。
後半の壊れていくシーンも切ない感じはありました。

いっぱい笑えるシーンはあったんですが
とにかく諏訪さん達夫婦のリアル感とか
この奥様の不倫相手が実は・・村長だったりとか。
(最後の最後まで誰もが長谷川だと思うように
物語は進んでいきました) 
そういうちゃんと「笑える」オチがついてはいたのですが
諏訪さんは諏訪さんって感じで(笑)

久ヶ沢さんの広告代理店の人の胡散臭さ。
この拡張されすぎた胡散臭さはさすが!G2!!と思ったし
転球サンのどうしようもないヤクザっぷりは
非情に面白かったです。

妙に美潮の愛情にぞっとする怖さを感じたりもしたし
そういう結末でいいのかな・・・と思ったりも。

私は好きでも嫌いでもない・・・
ひとつのブラックジョークな作品として
時期が違えばもっと楽しかったんじゃないかとも思います。
人間の性みたいなものとか、人間関係のズレとか
世の中の汚い部分とか・・・大人の事情とか(・・・)
そういうものをシュールかつ笑いをまじえて描いてるので
「これはお芝居だ!」と割り切って見れると楽しめると思います。

何がいいたいのか?とか多分考えちゃいけないのかな~。

+++


で、アフタートーク。
すっかりこれで記憶が飛びまして・・・(^^;
1時間ぐらい話してたんじゃないかな?

最初は、アツヒロさん・美里さん・久ヶ沢さん・G2さんの4人が登場!
明日が楽ということでぶっちゃげトークをしましょう!!と。
出演者について語る流れになったので
次々に全員が登場し、カンパニー全体でのトークに。
・・・でも最初の諏訪サンがビールを持って登場(笑)
飲みだしたのをきっかけに・・。みんな缶ビール片手にトーク。

次々とキャストを呼びトークを展開してくのですが・・
次々と出てくるキャストさんは
自分でパイプイスもってきたりとか(^^;
最後はセットのベンチイスを持ってきて
普通に飲んでました(笑)
1本にしておけばいいのに、みんなどんどん空けるし
乾杯とかしちゃってるし(苦笑)

いや~自由な楽しそうなカンパニーでした。

なんか色々話してたんだけど・・ほぼ笑いすぎて記憶ありません~;

★最後の最後。転球さんを呼ばすにしめ!という展開になりましたが・・・。。(笑)
転球さん、リーゼントで登場(笑)爆笑でした!
しかも客席から・・・です!

以下、覚書。

★辻さんが飛行機乗る前から べろんべろんだった!!

★これから湯の華いきます(笑)

★今日は打ち上げです!明日は半分の力で・・w

★浜田さん、若手なのに誰にでもタメ口だと。
年上とか、女性なら年下が「あっくん」と呼ぶのは
ぜんぜんいいんだけど、年下男性に「あっくん」
って呼ばれて最初イラっとした(笑)

★諏訪さんは顔の横に汗をかく・・・

★久保さん、起きたら家に帰ってなくて(笑)
そのまま楽屋入りしたことがあったそうです。


面白かったです~♪
アフターですっきりしてきました!
みんな、自由すぎましたよ~

2009年10月 3日 17:07  カテゴリー: ストレートプレイ | コメント(0) |
狭き門より入れ9/17大千秋楽@福岡サンパレス

楽日と知らずに行ったら
全国まわって最終地だったよおです~
得した気分ー♪
最後は上手下手両サイドから金テープが!!

終了したのでネタバレ大アリです。

Cast
天野・・・佐々木蔵之介
葉刈・・・市川亀治郎
魚住・・・中尾明慶
雄二・・・有川マコト
岸 ・・・手塚とおる
時枝・・・浅野和之


たった6人の6人芝居。
「狭き門より入れ」
http://www.parco-play.com/web/play/semaki/


ストーリー
人間は、いつの時代にも
何か大きな存在に取捨選択を繰り返されていたら――。
それを知ってしまった人間は、どのように行動するのか――。
舞台は、ある街にあるコンビニエンスストア。
取捨選択される事実を知ってしまった男と、その周辺の人々は、
先にある道を自身たちの意思で選ぼうとする。
それぞれが思う「希望」とは......?
選ばれることが正しいことなのか、
生きる意味を賭けて、自分も人生の行く末を選ぶ、
より良い世界を目指し
希望を求めてそれぞれの覚悟を見出すまでを描くSF劇。



***

舞台はコンビニ。
弟・雄二が店長を務める店に兄の天野が帰ってきます。
雄二と天野は仲が良くないんです。
天野は父親と喧嘩が絶えず。その父親は現在入院中。
天野は仕事をやめ。(首になり)実家へ・・・ 

そこには、以前自分が横領で告発した時枝が。
彼は、天野に横領で告発され現在も無職・・・
そして万引きしようとした魚住も。
雄二が天野に店をまかせた時、魚住は強盗におよびます。
時枝にそそのかされて。 

だけど、レジの鍵をまわした瞬間
世界はかわってしまうのです。
裏の世界、いや上の下の?世界へと。

だけど、次に現実に戻ってきたときには・・・
レジにお金は戻っていて。
魚住は誰からも忘れられた存在になっていたのです。

+++

せりふの間 がとーっても面白くて
笑いまくったのですが・・・ ちょっとホロっとするシーンや
いろいろなことを考えることも。

みんなに忘れられた魚住が
「僕のことわかりますか?強盗です」って
人に忘れられてしまう。それがどんなに悲しいことか
すごくドタバタ劇の中で見せられた気が。
この魚住は、台詞がすべて直球です。
まわりの大人たちがアレコレ考えたり、詮索する中で
彼ひとりだけ「今」を大切に?いや何も考えずに
ソコにいた・・そんな気がしました。

魚住の台詞で「前の店長さんは言ってました。
人は信用するのが仕事だって」というのがあります。
なんだか、、、ずっしりと響きました。
疑って傷つかないように自分を守るのも良いかもしれないけど
それでも人を信じて生きていくのは難しい。
だからこそ響いたのかもしれません。


このあたりからどんどん引き込まれて
思わず肩に力がはいって見入ってしまいました。
いい意味の疲労感がどこかに残っています。

+++

裏の世界にいたのは葉刈と岸。
彼らが天野たちに告げたのは「世界は更新される」ということ
その更新で新世界にいける人と残される人がいること

次々とわかる事実
そして「ある重要なこと」が告げられます
いろんな状況が読み込めた時
彼らは再び現実に戻ってきます。
でも、知ってしまった彼らは
周りからの覚えてもらっていない 透明人間状態なのです

+++
コンビニに残されたのは・・・ 雄二と天野

目の前にいる天野を兄だと覚えていない雄二に
天野は家族の話をします。
そこで雄二は兄のことを「いけすかないところもあるけど
家族ですからね。嫌いにはなれないんですよ」と語るのです
なきながらおにぎりを食べ、後悔していると語る天野。
思わず、いろんな思いがこみ上げてきて・・・
私も泣いてしまいました。。


「生きること」
「家族」「仕事」

いろんなことを考える台詞がここには詰まっていました。
家族というのは・・・
身近であるが故に時に鬱陶しいと思うこともあります。
特に、反抗期だった時期は・・・
だけど根本で繋がっているのは家族だからじゃないでしょうか。

+++

そして運命の日。
取捨選択されることを知っている彼ら・・・
天野により無事に更新され新世界にいけた人たち。

だけど自分から残ると決めた
最後の天野は、清清しい顔でした。

+++

「人のためだといって結局は自己満足だ」
天野がこぶとりじいさんの話をもとにたとえ話をします。

"どうして1番目のおじいさんはこぶをとってもらえたか?"
単純に踊りたくて踊ったから。
"どうして2番目のおじいさんは同じダンスなのにこぶをつけられたか"
こぶを取って欲しいという欲があったから。

何かを求めていると何も得られない・・・
そうなのかもしれません。
結局「誰かのため」と思ったことは
結局自分の自己満足のためで、自分の欲を満たすための
行動だったのかもしれません・・・。

だからこそ、何で?と不満が出るのかもしれない。
純粋にただ純粋に他人のために
無償の愛ではないけれど・・・ 何かをする
純粋に楽しむ 欲や利益のためじゃなく。
難しいけどきっと大事なことですよね。

SFなのに妙にリアルでちょっとぞくっと・・・
面白かったです!そして本当に感動しました。

2009年9月17日 17:04  カテゴリー: ストレートプレイ | コメント(0) |
キャラメルボックス「嵐になるまで待って」

中州大洋にて上映されている
キャラメルボックスの舞台を映像化したもの

【嵐になるまで待って】
http://www.caramelbox.com/livespire/

を観て来ました。


キャラメルボックスの舞台は・・・日テレの動画サイトで上映されていて。
それを見ていたんですが、やっぱりちゃんとしたスクリーンで見ると
本当に生の舞台が見たくなりました



やっぱり面白い!!!
まずは視覚と聴覚、、、
テーマにあわせた音楽とダンス、動きそしてこの作品のキーワード手話
そこに目を奪われてるとストーリーにひきこまれてく感じ。

ストーリーはちょっとサスペンス。
どうなるのかわからないストーリーに引き込まれて
スピードと空間使いのうまさにやられました!!
そして涙も…(T_T)

音・証明・動きはもちろんなのですが・・・
台詞、手話がさらに「ここにしかない」世界観を作り出していて。

手話で何を言っているのか、会話の中でわかるようになっているシーンもあるのですが
手話である姉の役は、手話のみ。何を言っているのか、言葉にしていないシーンもあります。
もちろん、手話がわからない私・・・。

だけど、ぐんぐん引き込まれていくのです。
表情と動きから何を伝えようとしているのか
少しだけわかるような気がしました。
それが「手話」ではなくて、身振り手振り・・・。
そう思えたのです。。


舞台を映像化するのには、やっぱり臨場感が多少なりとも
失われてしまうものだと思うんです。
好き好んで、私もDVDを購入していますが...
それが全く失われてないんです!!

カメラワークとかが凄く上手い!!
舞台上での空間の使い方が、映像になっても失われていない。
舞台の臨場感がちゃんとあるのです!!
なのに、映像であることの醍醐味もきちんと出ていて。
素晴らしいなと思いました。


ある台詞がきちんと伏線になっていて。
ファンタジーのようなサスペンス。
期待以上に*pnish*の土屋くんも良くて。

中州大洋があまりにも綺麗な映画館で
劇場並みの客席で
リクライニングで寝そう・・・と思ってたのに
ぐんぐんその世界に染まりました。

しい」のに「しくて切ない」
そんな不思議な世界です。

人が人を思うが故の結末に涙がとまりませんでした。
思わず拍手したくなるような・・・感覚。

映像作品として、舞台として。
両側面から楽しめました!

キャラメルボックス
次はちゃんと劇場で見たいです
 

2009年4月26日 19:38  カテゴリー: ストレートプレイ 映画 | コメント(0) |
ヨーロッパ企画舞台版『サマータイムマシン・ブルース2005』

上映会に行ってきました!! この上映会は舞台版のDVD映像上映なのですが・・・ 5月におこなわれる「ボスインザスカイ」のキャンペーンの一貫です。

 

いや~、笑った。笑った。 何も構えることなく、ラフに楽しく笑えるヨーロッパ企画のコメディ。 なんの心構えも前知識もいらないし ただ、ただ楽しむことだけが出来るコメディ。 いいですよね、たまには

+あらすじ+(ウィキペディア引用)

「SF研究会」のだらしない部員達に起こるドミノ倒しコメディ。前日にクーラーのリモコンが壊れてしまい猛暑の中ぐったりしてる部員達の前に突然タイムマシンが出現する。昨日に戻り、クーラーのリモコンを取ってこようと思ったメンバー。しかし、タイムトラベルしたことが面白くなった面々は、過去の世界でフザけたことばかりする。そんな中、過去を変えると今が消えてしまう可能性がある事を知った。慌てた部員たちは自分たちの「今」を消さないために、大急ぎで以前に自分たちが過去でやらかした一連の行動が致命的なことにならないようにリカバリーしようと奮闘する。「昨日」と「今日」だけのタイムトラベル物語。

+++

というわけで。昨日と今日だけのタイムトラベルなのに よくわからない99年前に飛ばされてしまう永野さんとか。 すべてがわかった時のオチにも爆笑。  こんなにも声を出して大笑いしていいのかってぐらい面白い!

本当の本当にドタバタコメディです。 演出の上田さんいわく「てんやわんや」(笑)

でも、見ている途中で「あぁ!」と思うシーンや 「あ、これ」と思える伏線があったりと。 ホントに脚本がうまいんですよね。 台詞が日常の言葉なので、舞台が苦手な人にも入りやすいと思います。

舞台が大学なので・・・ 普段自分たちがしゃべってる言葉が そっくりそのまま使われていて。そこに空間が出来ている。 入り込みやすいです。

上映会には劇団のメンバーが参戦されていて 上映の前後でトークつき。 こちらも大笑いさせてもらいました!

特に、何か考えるような作品ではないんだけど・・・ すっごく楽しいし面白いから妙にハマって また見たい!と思える劇団なのです。 笑ったあとのスッキリ爽快な感じがいい!! そしてひたすら楽しい!身構えなくていい。 うーん、やっぱり好きです♪

今回の上映は「ボスインザスカイ」のキャンペーンということで。 撮影会つきです。 「どんどん宣伝してください」 「1人8人つれてくるように」との事なので(笑)

 

ヨーロッパ企画「ボス・イン・ザ・スカイ」 http://www.europe-kikaku.com/projects/e27/main.htm

5/22~23 イムズホールです★

今回は円形のセットで客席がセットを取り巻くカタチだそうです。 そして「上」を目指すというコンセプトのもとに作られているとの事。 なかなか楽しみです♪どんな笑いが待っているのか! 「ファンタジーコメディ」だそうですよ♪ 
5月22日はアフタートークショー付。 残りわずかだそうです。

 

そして、、、永野さんのブログ「イムズ道」用の写真も撮影!

 

『イムズ道』 http://e27.seesaa.net/

行って損はしないと思うので是非。 身構えず、お笑いだと思って行って見てください★ いい意味でくだらない世界が待っています!!

2009年4月 8日 19:40  カテゴリー: ストレートプレイ 映画 | コメント(0) |
柄本明ひとり芝居「風のセールスマン」3/25@エルガーラホール

柄本明ひとり芝居
「風のセールスマン」
を観て来ました。

http://engekilife.com/play/10695

風の飛ばされる紙くずのように、街から街を渡り歩く男。
売っているのは水虫防止付靴底シート。
ところで或る日、或る街で、男は突然決心する。
「流れるのをやめて住まおう」と。
住まうための男の悪戦苦闘が始まるが・・・・・・。
別役実初の"書き下ろしひとり芝居"に柄本明が挑む!】



+++

何というか不思議な世界観。
そこにいるのは、たった一人
セットも凄く簡素なものなのに・・・
妙にひきつけられる空間でした。
ただ、とってもとってもシンプルに。全てを語りかけるようでいて
それなのにたった1人の主人公

笑うところはくすくすと笑えるような
なんとも言えないシュールな笑いが盛り込まれている。
なのに・・・最後には、泣いてしまいました。

流れているが故に世間から孤立した男
だけど、いつも世間の目を気にしていた彼。
誰かに認めてもらう、誰かに認知してもらう。
住みたい・・・その思いが凄く切なく感じました。


人は人と関わりあって生きていくものです。


なのに、彼はそれが出来なかった・・・すごく寂しいなと思いました。
でも彼は不器用なりに彼なりのやり方で
世間と関わろうと奮闘した・・・。


【自分の居場所】を捜し求めた男。。。


それが、何とも滑稽でした。けど結局彼に居場所はなかった。
最後の台詞がとても心を刺しました・・・

「傘があったら、その下に自分がいると思って欲しい」

居場所がなく、誰からも認められず
風のようにさすらい、空気のような存在だった彼。
彼の妻が自殺をした時、彼が家にいたにも関わらず
周りの人間は彼をみていないと証言し、彼は探されもしなかった。
その事実にすごく心が痛みました。

だから雨も降らないのに傘を差した彼。
雨がやんだのに気付かないわけじゃなくて・・・
雨が降っていたときのことを思い出したわけじゃなくて・・・

傘があるから、そこには自分がいるという事実。

笑って泣けて、ほっとはしないけど・・・
だけど凄く何かを残してくれる大人の芝居だと思いました。

+++

時々、自分の居場所はどこなのだろうか?と不安になったりします
だけど、時々・・・人に傷つけられ人と関わるのが煩わしくなる
そんなこともあります。人が怖いと思うことも・・・
だけど、人に傷つけられても、
結局助けてくれるのは人なんだと思います。
たまには1人になりたい!と思ったりもするけど・・・
やっぱり人と一緒にいると・・・とっても楽しいと思います

だから人が好きです。


なんだか最近もやもやしていた私には、色々とキッカケになりました
世界中の人が誰も自分の存在を認めくれなかったら?
それはつらいことですよね。

大好きだと思える人がいて、一緒にいて楽しい人がいて
笑ったり泣いたりする友人がいて、家族がいる。
働く場所も、好きなことに浸る場所もある・・・。
あ、幸せなんだ・・・私と思いました。

人と争ったり、人を蹴落としたり・・・。そんなことが多い世の中で・・
特にそういう中に身をおいていたのが思春期ど真ん中でした。
それ以来、人と争うことが嫌いで。
自己防衛の手段を考えながら、ここまで来た気がします。
だから何か?時々・・人の中にいてもふっと寂しさを感じたり。

余韻に浸ろうと、スタバでぼけーっとしてたら
ガラス越しに生き急ぐ人たちが歩いている姿がたくさんありました。

でも誰も通らないと寂しい・・・。
みんな何でそんなに急ぐのかな?
なんでそんなに競うのかな?
干渉しすぎもよくないけど、全く干渉しないのも
寂しい気がしますよね。。。
例えば隣に誰が住んでるか分からないとか(^^;

いつか、今日の芝居の彼のように
誰からも気付かれない人が出てきても
おかしくない世の中なのかも・・・と
寂しい気持ちになりました。

でも見てよかった!
なんてちょっと真面目にいろいろ考えてみました。
う~ん、レポになってないなぁ(^^;
 

2009年3月25日 19:42  カテゴリー: ストレートプレイ | コメント(0) |

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音楽・・すべてに衝撃をうけ
ミュージカルにハマりました。

今では、東京や大阪などなど・・
頻繁に飛んでいっています。

人との出会いも作品との出会い
全てが「一期一会」
良い役者さん、良い作品。
出会うことで自分も成長したい
そぉ日々感じています。

レポというよりは・・・
個人的感想と覚書です。
「こういう楽しみ方もある」
と思っていただければ・・・(笑)
舞台の魅力を知ってもらえたら
なんて思っていますm(u_u)m
特に同世代に!!

ミュージカル以外にも
ストレートプレイ・小劇場
興味があれば足を運んでいます。