2010年11月
博多座11月公演・松平健主演「忠臣蔵」11/8夜公演

博多座へ行ってまいりました★

大石内蔵助―松平健

大石りく―紺野美沙子

八助―園田裕久

堀部安兵衛―伊吹剛

堀内右衛門―瀬川菊之丞

おしの―紫とも

瑤泉院―森ほさち

大石松之丞・主税―崎本大海

おはん―真島茂樹  ほか


普通の「忠臣蔵」とよばれる作品は、討ち入りをメインに描き

「彼らはその後切腹をした」という形で締めくくられます。

が。。この「忠臣蔵」は討ち入りのシーンはそれほどメインに描かれておらず

どちらかといえば、松平健さん演じる大石内蔵助の心理描写やりく・家族との関係を描いています。

1幕はそんな忠臣蔵がちょっとゆったりとしていて想像と違いすぎていたのですが

気付いたら、私は作品にのめり込み涙がとまらなかったのです。

 

時を隔てても変わらないモノ。

 

幾度となく書いてきましたが、

人の気持ちというものは普遍的で、人が人を想うという事に境界線はありません。

 

時代が違うからこそ、その時代のしきたりや風習などはあったにせよ

こんなにも切ない事実があっていいのでしょうか?

打ち入りの後、切腹の知らせが届くまで彼らは武家の家に預けられ

死を待ちます。

死を待つ。 死に方の決断がくだされるときには

早咲きの桜が届くのです、、切なすぎる。

 

そして、それをわかっているがゆえの離婚。

わかっているが故に自分の名をふせ、切腹のための着物を届けにいく妻りく。

 

預けられた武士たちはそれぞれに思う人がおり

死を恐れ

けれど口には出せず、ただただ静かにそのときを待つのです。


 

 

と、ここまで下書きをしていました。

そこで、、 松平健さんの奥様の訃報が舞い込みました。

どんな気持ちで演じたのでしょうか。訃報を受け、この作品を

夫婦の愛を、内蔵助のうつわの大きさを、寛大さを。

 

ただでさえ涙がとまらない作品でした。

 

互いを思いあう夫婦に

子供を大切に思う内蔵助に。

どうしてこんな切ないんだろうというぐらい

号泣した舞台でした。

 

・・・ただただ今はこの作品について考えるばかりです、、、

2010年11月16日 14:32  カテゴリー: 博多座 | コメント(0) |
2011年博多座「三銃士」ほか...ミュージカル雑記。

11月も半ば…

2010年も終わりが見えてきた頃でしょうか?

私は、あわただしい日々ながらも「三銃士 貯金」なるものをはじめました(笑)

 

2011年 博多座 三銃士

日程が正式に発表となりましたね★

001.jpg

9月3日~28日

ソワレはちゃんと18:00

なんとか走って駆け付ける日々でしょうか?(笑)

 

そして、まだ日記には書けていませんが

松平健さんの忠臣蔵にて7月「篤姫」のチラシをゲットしました!

 

002.jpg

国仲涼子さんだそうです。

 

松平健さんといえば…

先ほど、奥様の訃報をニュースで観ました。

博多座公演中・・・

お心お察しし、奥様のご冥福をお祈りいたします。

 

来年といえば、福岡ではウェディング・シンガー

井上芳雄さん主演なんかもかるーく発表になったままだったり

ウィキッド公演が決まったりと

盛り上がってきています。

 

雑記ばかりでなく、観たものすべて書き残せればいいのですが

その技量と速さetc・・・

身につけたいものです。。

 

2010年残りわずか!

楽しみましょう★

2010年11月15日 16:12  カテゴリー: ミュージカル 博多座 | コメント(0) |
ゲキ×シネ「SHIROH」

ゲキシネ「SHIROH」が人気投票1位で2日間限定で再上映!

T・ジョイのみというので…北九州まで出かけてきました(笑)

 

 

【ゲキ×シネ】「SHIROH」

 

時は、三代将軍徳川家光の治世。処は、九州は天草・島原。
重税と度重なる飢饉に苦しむ農民は迫害されながらもキリシタンを信仰し続けていた。
そして、海の上を歩いて渡り、農民を武士達の拷問から救い出し、天主デウスの言葉を伝える救世主―「天の御子」が現れることを待ち望んでいた。

その頃、天草と島原には二人のSHIROHという男がいた。一人は、島原の益田四郎時貞(上川隆也)。

キリシタン大名小西行長の家臣だった甚兵衛好次の長男である。
甚兵衛は、幼い頃から不思議な力を宿していた四郎を旗頭に、幕府への反乱を起こそうと画策していた。
巷間に広がる「天の御子」の噂も、甚兵衛とその家臣によって作られたものだった。
しかし、四郎はある事件をきっかけに、既に奇跡を起こす力を失っていた。四郎は自らを「天の御子」と名乗ることなく、その噂だけを流布し続けていたのだ。
農民の苦しみは限界に達していた。四郎は、民衆から聖人として慕われ、四郎の孤独を理解する寿庵をかついで反乱を起こす決意を固める―――

 

もう一人は、貿易船の残骸の中で父の遺した宝を守り続ける、天草のシロー(中川晃教)。
彼の歌には人の心を操るという不思議な力があった。
その力を怪しまれたシローは、江戸幕府からの隠密・柳生十兵衛に捕らえられ、役人の詰め所に連れて行かれる。
シローの周囲には、大勢の捕らわれ人が、半死半生で横たわる。仲間も次々と拷問に遭い、そのあまりの惨めさに怒るシロー。
と、シローの前に一人の少女が現れ―――

すでにこの時二人のSHIROHは、ひとつの悲劇と共に在った。


二人のSHIROH。史実をもとにしたフィクションの作品ですが

劇団☆新感線・初のロックミュージカルとなる本作品。

このSHIROHは帝劇で上映された、より一層ミュージカル色の強い、東宝とのタッグで

最強!の作品です。涙なしでは見れません。DVDもあるはずなのに・・・

やっぱり大きな画面で観たいのです。

そして、何度目なのだろう?というのに涙がとまらないのです。

 

俗に「レミゼ現象」(勝手に名付けているだけ)

レ・ミゼラブルを繰り返しみていると、私は死ぬことがわかっている学生たちが

笑顔で明日を夢見て夢を抱いている姿に涙がとまらなくなります・・・

 

今回もそうです。ただの「シロ―」中川くん。

彼とその友人たち、泉見さんらが仲良く凧上げしている…

それだけで涙がとまらなくなるんです。

最後を知ってしまっているから…。

 

神の声を持つシロ―が出会ったのは神の力を失った四郎。

二人が出会ったことで、加熱加速していく天草の乱。

結果、人と人は殺し合いを続けるしかなかったというのです…。

無残なものです。

憎しみは憎しみをうみ、1つの嘘がすべてを崩していく…

ただ1つ心に安らぎを与えたのは秋山奈津子さん演じるお蜜さん。

彼女は幕府側の密偵だったはずだった・・・

けれど、いつしかシロ―の歌声の虜になり、シロ―のまっすぐな姿に心が揺らいでいた。

そして気付けば、シロ―のために…シロ―たちのために死んでいた。

シロ―に最後に「アタシを洗礼してくれよ・・・」といいます。

「マリア」 「マリア?もったいないね」と強がって涙をすっとながし彼女は召されました。

震えが止まらなかった・・・

ゲキシネならではの魅力を存分に生かしている瞬間でもあったと思います。

 

鎖国。島原・天草の乱。

それをロックで描く…ロックっぽさは演出・ライティング・セットにも表れています。

ブラウン管TVのキューブをいくつも積み重ね 無機質な感じを出すのもうまい!

今・・・もう液晶だからこれって難しいのかな?(笑)

 

上川さんの演技空気感表情に吸い込まれてしまい

彼の眼で何かを語る演技に魅了されてしまいます

四郎が抱える心の痛み・闇・プレッシャー・・・

いろんなものが凝縮されている、歌は台詞に聞こえます。

 

中川あっきーはやはり神の歌声というのが本当に似合います。

歌に気持ちがこもっていて

澄んだ青空が、いろんなものが容易に想像できる歌声です。

 

そして濃いキャラそれぞれに面白くて

吉野さんなんて、吉野さんしかできないキャラだと思います(毎度ですが…)

 

やはり、何回見てもいいものはいい!

それが結論です。

 

命うんぬんとかではなくて

純粋にいろんな人に心動かされ涙する作品だと思います。

 


 

シロー

益田四郎時貞


山田寿庵

レシーナお福

リオ


お紅

柳生十兵衛

益田甚兵衛

三宅蔵人

板倉重昌

ゼンザ


津屋崎主水

お蜜


松平伊豆守信綱


松倉勝家

渡辺小左衛門

マツ
中川晃教

上川隆也


高橋由美子

杏 子

大塚ちひろ


高田聖子

橋本じゅん

植本 潤

粟根まこと

吉野圭吾

泉見洋平


池田成志

秋山菜津子


江守 徹


右近健一

河野まさと

山本カナコ

 

 

キリシタン目付 川原正嗣

前田 悟

小暮清貴

杉崎政宏

中山 昇

林 洋平

 

 

カクレキリシタン・他 安部誠司

蝦名孝一

五大輝一

須田英幸

田澤啓明

横田裕市

中谷さとみ

保坂エマ

飯田容子

関根えりか

高谷あゆみ

拓麻早希

玉置千砂子

豊福美幸

林 久美子

ももさわゆうこ

 

 

シローの仲間たち・カクレキリシタン
(ゲン)

(ソーイ)

(セン)

 

奥山 寛

飯野めぐみ

坪井美奈子


 

2010年11月 9日 17:13  カテゴリー: 映画・ゲキシネ | コメント(0) |
映画「麻雀放浪記」

 

 

監督/和田誠(1984年制作・角川春樹事務所=東映)
 

キャスト/真田広之・鹿賀 丈史・高品格・大竹しのぶ

 

 

麻雀に生きる、つまり賭博に生きるダメンズの話なわけですが…

加賀さん演じるけんサンと大竹しのぶさんのカップルが泣かせてくれます。

賭博、もちろん違法でまけまくり大竹さんの家まで売り払った鹿賀さんに

大竹さんはついていきます。

そこまで、ダメンズについていけるほどひきつける「何か」って何なんだろう・・

 

戦後の上野の話です。

1984年

生まれる1年前の映画ですがモノクロでした。

 

殺伐とした雰囲気と

賭博に生きる男たちのむさくるしさ(いい意味で)

そこにいる女性のはかなさ、切なさ、いとおしさ

古き良き3本下がって歩くような女性象の大竹しのぶさん。

 

エンディングもざっくりおわっていました。

麻雀放浪記というタイトルだけあって

麻雀をしているシーンが沢山でてきます。

私、ルールがまったくわからないので(笑)

ドンジャラ(笑)は大好きでしたし、上海はよくやりますし、二角取りも好きなんですが

麻雀の用語なんてものがわからないので頭の中に「」がいっぱい。

 

だけど、鹿賀さんが「鹿賀 丈史」を確立する前な気がしました。

やっぱり。男性ってこういう 古風な女性がいいのかな?

今の時代にはありえないであろう女性象でしたよ。大竹さん♪

 

とにかーく!!

モノクロ映画で、私はこの時代も知らなければ、麻雀にも詳しくない。

だけど、何というのでしょうか・・・

 

うーん。当時の男性が描いた「男ってかっこいいんだ!」っていう象徴みたいなもの

だったのかな~なんて思いながら見た映画でした。

 

詳しく説明できないので…(苦笑)

こちらをどうぞ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E9%9B%80%E6%94%BE%E6%B5%AA%E8%A8%98

2010年11月 5日 02:26  カテゴリー: 映画 | コメント(0) |
博多座マイ・フェア・レディ千秋楽10/31

マイ・フェア・レディ

大地真央さんイライザ卒業公演。

その千秋楽へと行ってきました…。

 

*Story*

 

1912年のロンドン。スミレの花を売り歩く1人の娘・イライザ(大地真央)。
フレディ(姜暢雄)は、出会い頭にぶつかり売り物の花を台無しにする。
思わずフレディを怒鳴りつけるイライザだが、その言葉は訛りがきつくとても聞けたものではなかった。



そこへ1人の紳士、ピッカリング大佐(升毅)が通りかかり、イライザに花を売りつけられて押し問答になる。
その一部始終を物陰で手帳に書き取っている男がいた。彼の名はヒギンズ(石井一孝)。
言語学者である彼は、イライザの話し言葉があまりにもひどいので、研究用に書き取っていたのだ。
実はピッカリングも言語学の権威で、2人は意気投合し、イライザを残してヒギンズ邸に向かってしまう。



翌日、ヒギンズ邸では、研究熱心なヒギンズが、ピッカリングに研究の成果を聞かせていた。
そこへイライザが「もっと上品な言葉をしゃべりたい!月謝を払うので教えてほしい!」と訴えに来た。
最初は取り合わなかったヒギンズだが、ふとしたアイデアが浮かぶ。
半年後、大使館の舞踏会にイライザを出し、貴婦人として通るように教育するという。
このヒギンズの大言壮語につられたピッカリングは、それまでにかかる費用を賭けにしようと持ちかける。


こうしてイライザはヒギンズ邸に引き取られることになったのだが……。

 

 

*Cast*

イライザ 大地真央

 

ヒギンズ教授 石井一孝

 

フレディ 姜暢雄

 

ピアス夫人/トランシルバニア女王 ちあきしん
アインスフォード・ヒル夫人 出雲綾

 

ヒギンズ夫人 大空眞弓

 

ハリィ 安原義人
ジェミィ 西川直人
ゾルタン・カーパシー コング桑田

 

ピッカリング大佐 升 毅

 

ドゥーリトル 上条恒彦

 

★アンサンブル

岡智・ひのあらた・中本雅俊・中尾和彦・土屋貴俊・坂井成紀・日比野啓一・腑田政信・武田晴彦・高木裕和・大森輝順

 

香取新一・松岡由眞・近藤辰俊・板垣辰治

 

森本麻祐子・白木原しのぶ・池谷京子・辻奈緒子・足立美幸・染谷妃波・小石川園美・今泉由香・高橋千佳・竹内晶美・山中美奈・渡辺由紀

 


威勢よく出てくる花売り娘イライザ。

彼女の花を差し出す姿は他の花売り娘とは何だか違うように見えました。

本当に。。。何から書けばいいのかわかりませんが

溢れる涙をとめることはなかなか難しく、ラブリーのカルテットの美しさにさえ涙が出ました。

博多座で大地真央のイライザを見ることはもうできません。

 

大地さんが創ったイライザは

向上心を持ち、投げ出しかけてもあきらめず、最後に成し遂げた女性でした。

私の理想です。

 

フレディの浮かれッぷりも、とてもよかったし

大地さんの踊り明かそうも

上條さんの時間通りへ教会へ!や運がよけりゃ!は

客席の熱を帯びていて

千秋楽!!!って雰囲気が漂っていました。

 

だけど、カンパニーのみなさんがどこか大人なのだからでしょうか。

普段通りに、丁寧に演じていて

そこにちょっとだけ熱が入っていて

とてもいい塩梅に思えたのです。

 

イライザが戻ってきたときの、ヒギンズの涙

震えた声・・・

 

気付かないうちに彼らはお互いを必要としていました。

それはきっと互いに自分が持っていないものを持っていたから・・・じゃないかな。

なんて思ってみたりしました。

 

「イライザ、あの車のなかとっても寒いんだ」そういうフレディに涙したり

「タクシー呼びましょうかお嬢さん?」に涙があふれて

「人違いでした」って言われてふふって笑うイライザに胸が締め付けられて

 

イライザがヒギンズのいう正しい発音の言葉を習得したのは

ヒギンズの教育の結果かもしれません。

だけど、習得したのは彼女自身。

ヒギンズはそれを忘れてしまったのです・・・

 

自分は独りで生きていけると思ってしまった・・・

思っていたけれど、いつしか生きていけなくなっていた。。。

 

ヒギンズの心はイライザによってかき回されました。

けれど、イライザは多くの人に影響を与えました。

そして自分の足で立ちました。

言葉を習得しても、自分を捨てなかった。。

 

 

彼女の姿がない、がらんとした部屋・・・

ヒギンズの帽子のしたの涙に

最後に涙線は崩壊しました。

 

大地さん、素敵な素敵なイライザをありがとうございました!!!

 

東宝さんの公式チャンネルより。

泣いちゃう…

2010年11月 5日 02:08  カテゴリー: ミュージカル 博多座 | コメント(0) |

1

カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事
えったん★プロフィール
NO MUSICAL!
NO LIFE!


えったん@
生まれも育ちも博多っこ。
情熱とフットワークの軽さ
で自由に生き抜いてます★

福岡シティ劇場杮落し「オペラ座の怪人」
その世界,スケール
音楽・・すべてに衝撃をうけ
ミュージカルにハマりました。

今では、東京や大阪などなど・・
頻繁に飛んでいっています。

人との出会いも作品との出会い
全てが「一期一会」
良い役者さん、良い作品。
出会うことで自分も成長したい
そぉ日々感じています。

レポというよりは・・・
個人的感想と覚書です。
「こういう楽しみ方もある」
と思っていただければ・・・(笑)
舞台の魅力を知ってもらえたら
なんて思っていますm(u_u)m
特に同世代に!!

ミュージカル以外にも
ストレートプレイ・小劇場
興味があれば足を運んでいます。