スタッフ・ベンダ・ビリリJAPANツアー2010inアクロス福岡10/13

http://gekinavi.jp/theater/2010/09/japan-tour-2010.html

 

スタッフ・ベンダ・ビリリ。

小児麻痺で下半身不随となった車椅子ミュージシャンによるバンドです。

手動の三輪車型の車椅子に乗る4人のシンガー兼ギタリストたちを中心に、

松葉杖のシンガー、メンバーに拾われたストリート・チルドレンなど、

8人のミュージシャンから編成されています。

"ベンダ・ビリリ”とは「外見を剥ぎとれ」という意味で、

つまり「内面(の精神)を見よ」ということ。

外見は不自由でも精神は最大に自由なんだ」と語っているのです。

こんな"哲学的"バンド名を自分たちで付けて、日々路上で演奏し、段ボールで生活をしていました。
 


こんな“アクロス福岡見たことない!!

途中までは体を揺らしリズムをとりながらも、座って見ていた客席が

一瞬にしてほぼ総立ちの状態になった途端

そこはシャンデリアのあるホールではなく…一瞬にしてライブ会場。

もうZEPPかと思うほどの、いえクラブといっても間違いないぐらいの・・・

 

音楽は国境を越える

 

なんてよく言ったものです。

洋楽は聴いていて、英語だから何となく理解できる・・

けど、他の国の音楽って言葉を理解するのではなくて雰囲気が好きとか

オペラだって、自分が歌ったことがある歌は意味を理解してるけど

それ以外は「この方の声が好き」とか「好きな曲」とか

そういう意味で・・・でも本当に私はその言葉を理解していなかったんだと思います。

 

ほんとに音楽は国境を越える

 

これを体感した気がします。

バックスクリーンにメインの歌詞は翻訳されて

映し出されるのですが

途中からそんなのどうでもよくなったんです。

 

とても素敵な歌詞が沢山あるんですよ。

だけど、そんなんどうでもよくなるんです。

とにかくその場にある音楽の雰囲気に魅了されます。

 

一つ、何という歌は忘れてしまったのですが

 

太陽は誰の上にでも照る

 

という歌詞がすごく胸に突き刺さりました。

 

正直に言いますと…

 

私は、車椅子だから、貧困の国から立ちあがった彼らだから

という売り文句がきらいです。

彼らのハーモニーは素晴らしく、彼らの演奏は本当に素晴らしく

ロシェの手作り楽器は素敵な音を奏でます。

彼らのパフォーマーとしての力量は確かなものです。

車いすの彼らが演奏しているから凄いのんじゃないんです。

ただ、

彼らが見てきた世界は

私たちが知らないものばかり。

だから、彼らの歌から学ぶもの、彼らの歌が訴えているもの

彼らの現状そのものの歌詞には…考えるべき点が多くあります。

けれど、彼らが車椅子だから何でしょう?

ここまでたどり着くのに人の何倍も大変だったかもしれません。

幾重もの苦労を重ねたかもしれません。

けれど、あのアクロス福岡をまるでクラブのようにかえてしまった

彼らのパワフルな音楽、アフリカのコンゴの楽しい楽しい音楽

ノリの良い音楽。

それは彼らが車椅子だからですか?絶対に違う。

昨日、あの場で立ちあがった人たちは

あの音楽とあの空間でベンダ・ビリリと何かを共有したかったんです

きっと・・・

 

 

トンカラ(段ボール)という歌があります。

 

人間に「再起不能」なんてことは絶対ない
お前にもチャンスが予告なしに訪れる可能性もある
人生に「遅すぎる」なんてことは絶対ない
いつの日かオレもひと花咲かせるから

 

彼らが歌う歌は彼らが見てきた現実です。

だからこそ心がこもっています。

けど、それを越える音楽の力も本当のハーモニーも持っています。

 

10月30日、彼らのドキュメンタリー映画が上映されます。

西鉄ホールです。

なんて自分が贅沢で、なんて自分が小さなことに悩みながら

くよくよと生きているんだろうと思います。

きっと、彼らは私たちが思い描くよりはるか彼方に夢を描き

私が見るよりも壮大な夢を見ているのです。

彼らからしてみると、

私はただの井の中の蛙なのかもしれません。

 

 

もっともっと

世界を知りたいと思いました。

 

そして、彼らの音楽に出逢えたことを

幸運に思いました。

 

絶対に彼らを好きになれます。

心から彼らが音楽を愛しているのが分かるから…。

 

スタッフ・ベンダ・ビリリ。

男の中の男です。

すっごくすっごくかっこいい!!!

本当にそう思いました。

 

心から楽しかったー!!!!

ベンダ・ビリリに感謝です。

そして彼らに出逢うことができたこと、本当にこのきっかけを

くださったいろんな方に感謝です!!!!

2010年10月14日 14:01  カテゴリー: LIVE | コメント(0) |

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