福岡・九州地域演劇祭連続上演プレビュー公演「春、夜中の暗号」「よかっちゃん」9/4テアトルはこざき

2作連続上演で90分・・

このどうにもこうにも気にしなくちゃいけないじゃないかっ!

な作品を見てきました。

9/4 テアトルはこざき@プレビュー公演

 

 

『春、夜中の暗号』『よかっちゃん』連続上演

想像の余白を多く残しながら、観るものをその深い劇世界へといざなう、在福の劇作家宮園瑠衣子作品を2本連続上演。

 

 

『春、夜中の暗号』

 

Story

 

男の住む部屋には一年前から女の姿があった。

二人で暮らすには狭すぎるアパート。

平穏に見える二人の生活だが、ある日、かつての同級生が部屋を訪れ・・・。

あと数時間で四月を迎える夜の物語。

 

 

Cast

 

男:どん太郎(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)

 

女:中村公美(グレコローマンスタイル/CAPRI)
 

ネギシ:吉浦彰彦(劇団HallBrothers)

 

 

******

 

なぞの男と女。

 

何も語ろうとしない、不思議な空気間。

 

この2人ってどういう関係なのだろうか?

 

そう思ったときにネギシが現れる。

 

彼によって、彼らの関係はかき回され次第にいろんなことが明らかになっていく。

 

不器用な男と女。

 

その二人の物語が何ともいえない面白さだった。

 

口であえて語らない、あえて本に書かない。

 

そこに何かの物語がある。見えないところにある物語を見せる

 

それはたやすくないはずで、でもそれをやった3人の役者陣には

 

とてもとても心をうばわれた。

 

気づいたら、見入っていた・・・

 

 

きっと不器用なんだろうなって思ったのです。彼女たち2人をみて。

 

最後のシーンで男がとった行動と女の言葉に・・・

 

だけど、人間って誰もがきっと不器用で

 

そこを隠そうとして生きている人が多くて・・・

 

ずっしりと、じーんと染み渡りました。

 

心の中に深く深く刻まれました。

 

浅い場所じゃなくて

 

とてもとても深い場所で。

 

いってらっしゃい。

 

彼の背中と

 

おにぎりを食べる姿に

 

涙がこぼれそうになりました・・・

 

 

 

 

 


 

そんな雰囲気の中。

 

次は客席参加の話が始まります

 

みんなでせみの鳴き声の練習から(笑)

 

 

『よかっちゃん』

 

Story

 

二人は、今までにない熱を感じていた。

蒸し暑さのせいか、苛立つ香里とその機嫌を取る隆。

うるさく鳴り響く蝉と止まらない汗、そして休業した居酒屋「よしおか」。

うだるような夏の日差しも、二人の失望をより一層大きくさせていた。

 

 

Cast

 

香里:ぽち(非・売れ線系ビーナス)


隆:旋風三十郎(演劇集団つむじ)


百合子:酒瀬川真世(che carino!/che carina!)
 

平田:山口浩二(劇団轍)
 

女:中村雪絵(劇団ぎゃ。)
 

コロス:岡本直樹
 

コロス:権藤拓
 

 

******

 

 

とにかく面白いのです。

 

客席参加型、屋根やらされました(笑)

 

でも楽しかった。

 

せみの鳴き声も屋根も

 

一体型っていうのは面白い。

 

ずっしりと漂った空気が一転した・・・

 

でも彼らはせみの泣き声を指揮するときと

 

役でいるときにはまったく違う顔をしていた。

 

そこでまたさらに「すごい」と思った・・・

 

どうなるんだ・・・と笑いながらみていたら

 

最後の結末に衝撃を受けた。

 

あまりの衝撃に劇場を出て段差でこけた(笑)

 

まだその空気から抜けきることができていなかった・・・らしいです(^^;

 

 

 

笑いがある中に「見えない何か」を見せ、空気をかもし出す

 

 

それはきっと力量が必要なのだと思います。

 

それをなしえたのは

 

役者であり演出家でありスタッフであり・・・

 

きっとお客さんの雰囲気によっても変わるのだろうなと思うと

 

本公演も見たくなりました。

 

 

最後に鳥肌がたち、

 

カッチーニのアベ・マリアが流れたときには

 

思わずウルっとくるかと思いました。

 

 

ちなみに。同じアベマリアでも違うものだったら

 

雰囲気変わってたと思います。

 

あたし、個人的にカッチーニのアベマリアが好きなので

 

なんかストンって落ちてきた感じ

 

 


 

総括note

 

見てよかった!

 

見れて良かった!!!

 

きっとテアトルよりも大きなぽんプラザへいくと

 

またぐっと変わるのでしょうね。

 

芝居の幅も、舞台のセットの距離感もいろんなものが。

 

箱が違えば芝居も変わる。

 

これは幾度となく、客席で経験してきたこと。

 

 

うーん、やっぱり見たいです!本公演!!

 

で、ガラパやっぱ好き!ドンさん素敵っ!!

ぽちさん、やっぱ素敵~っ♪

で、博多弁のお芝居はやっぱりぐっと臨場感というのか

馴染みが出ますね、、、

なんかそこに描かれる人間にリアルさがまして

生きている姿に生きていると実感します。

 

 

演者は役者は演技をしているのだけど

 

そこの空間に時代に場所に

 

生きている

 

と私はやっぱり思います。

2010年9月 5日 01:01  カテゴリー: ストレートプレイ | コメント(0) |

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