クレイジー・フォー・ユー(劇団四季)4/1ソワレ初日at福岡シティ劇場

劇団四季 福岡シティ劇場復帰作

「クレイジーフォーユー(Crazy for you)」へ行ってきました。

(以下CFYと表記させて頂きます。)

 

ネタバレとなる表記があります!ご注意ください !

 

 

 

*Cast*

ボビー・チャイルド 加藤敬二 ポリー・ベーカー 木村花代

ランク・ホーキンス 川原洋一郎 アイリーン・ロス 増本藍

ベラ・ザングラー 志村要 エベレッド・ベーカー 石波義人

ボビーの母 斉藤昭子 テス 高倉恵美 ユージーン・フォーダー 村澤智弘

パトリシア・フォーダー 西田有希(劇団俳優座)

ムース 荒木勝 サム 古賀陶馬ワイス ミンゴ 畠山典之

ビリー 厂原時也 カスタス 坂本剛 ジュニア 大空卓鵬

ピート 大塚道人 ジミー 田中宜宗 ワイアット 澤村明仁

ハリー 西門宇翔 パッツィー 柏円 シーラ 高橋佳織

ミッツィー 大石眞由 スージー 徳江みさほ ルイーズ 恒川愛

ベッツィー 村上智 マギー 山崎菜摘 べラ 村上絵里子 エレイン 鈴木真理子

 

*Story*

1930年代、ニューヨーク。銀行の跡取り息子ボビーは仕事よりダンスに夢中。

ある日銀行の命令を受けて、劇場を差し押さえにいやいや砂漠の町デッドロックへ。

かつて金鉱の町として賑わっていたデッドロックは、いまはすっかり寂れていました・・・

そこで、ボビーが出会ったのは町でただ1人の女性ポリー。

男勝りで威勢がいいけど・・・ボビーはポリーに一目惚れ!得意のダンスで彼女を心を

つかもうと必死になります。しかし彼女は、ボビーが差し押さえにきた「劇場」の娘だった!

ボビーはショーを上演し、劇場を救おうと提案します。しかし彼の正体を知りポリー拒絶。

けれど、あきらめないボビー。数日後、ニューヨークで名をはせるプロデユーサー

ザングラーがやってきます。踊り子の女性たちを連れて・・・。しかしそのザングラーは

変装したボビーだったのです!!でもそれを本当だと信じた町の人々は必死にダンスを覚え

ショーの準備をすすめていきます・・・でも皮肉なことにポリーはボビーの変装したザングラー

に恋をしてしまうのです!おかげで恋は大混乱!!そしてショーは・・・

 

+++

4月1日 待ちに待ったCFYが開幕しました。

衝撃の閉鎖発表、延長決定から約2ヶ月ぶりの劇場。

2/7、あの日・・・何とも言えぬ気持ちで向かった劇場は

何も変わらずにそこにありました。

「ラブ・コメ」推しの作品ですが・・・

劇場を再生するためにボビー扮するザングラーと本物のザングラーが奮闘し

町の人たちとショーを作り上げていく中での恋愛模様。

劇場再生・・・ 考えすぎなのかな?

私にはとってもタイムリーに感じたんです。。。

今のこの福岡シティ劇場だからこそ・・

 

こんな素敵な劇場があるのに。

劇場をよみがえらせるんだ!

 

このボビーの台詞は

ショーを作り上げたのに、観客が入らなかった

もうショーなんかやめないかという町の人たちの前でボビーが言うものです。

ずっしりと心に響きました・・・

 

♪Stiff Upper Lip では劇場での会議から椅子を使ってダンス。

台詞にもありますが「どこかのフランス革命ミュージカル」のようなバリケード(簡易版)

まるで・・・「レ・ミゼラブル」の1シーンを思い出させるかのように

後方でゆれる、レッドフラッグ。 

バリケードの頂上でボビーが高らかに突き上げたレッドフラッグ・・・

そしてあきらめた住人たちが去ったあとバリケードに悲しく残ったレッドフラッグ・・・

CFYなのにぃ(><)と思いながらもレミゼ狂の私には心が揺さぶられました。

 

それ以外にもポリー父とボビー母の出会いの瞬間

スポットライトが互いに浴びる演出は最近見た作品だと

アメリカ発のラブコメ ALL SHOOK UPのようだし

ニューヨークのシーンでのバックに光るネオンの劇場の作品名は

プロデューサーズのようだし・・・。と

10年前に見たときから私も多くの作品を目にしたせいか

いろんな物と重なることがあり、とってもとっても感慨深くもなりました。

 

*ボビー(加藤さん)

さすがのダンスです。タップダンスなどが多い演目ですが

まるで歩くかのように踊る。それはもぉフレッド・アステアを彷彿とさせます。

見ているだけで幸せになれるダンス。

アステア作品を多く見ているわけではないのですが、本当にアステア作品で

見たい!と思わせていただきました。むしろアステアを目指して欲しいです♪

初日ということもあってか、冒頭ちょっと力が入っているな~と

感じたりもしたのですが・・・ 最後の最後にはボビーの自由さひたむきさ。

そこに共感し、必死に彼の恋を応援していました。

 

*ポリー(木村さん)

いつもかわいらしい役を演じられているイメージが私についていたのか

声色を変えての威勢いい男勝りな姿が、はじめ想像がつかなかったのですが・・

ポリーになっていらっしゃいましたね・・

これが日を重ねるごとに、素晴らしいものに進化していくのかと思うと

楽しみで仕方ありません。最後に白いドレスで出てきたときには

もう美しさに感服しました。

 

Lastシーン2人が踊るとき

2階から1度見てください。円状の高い場所で踊る二人は

まるでオルゴールの人形のようです。

とてもいい意味で美しい。。

これは以前に別の作品でも思ったのですが

2階席から見るとまったく違う目線で見えてくるので面白いです。

 

そしてカンパニーも東京での公演を積み重ねていただけあって

♪I got Rhytmのダンス、小道具を用いて、一瞬でもタイミングがずれると

おかしくなってしまう流れも楽しそうな笑顔で歌い踊る姿にとても

良いカンパニーだなと思いました。

 

古きよきアメリカの田舎町。

そこで繰り広げられるいろんなドタバタ劇。

1幕に比べ、2幕は展開がはやーい!と思うこともありますが

何も考えずに・・そこにある空間と音楽に身を委ね

楽しさを体感しに劇場へ行く、そして面白いと思ったら

くだらないことでも笑う!それができるのがこの作品、CFYです。

 

肩に力なんか入れずに、見れちゃうかんじの

よくある典型的ミュージカルのドタバタコメディで

うまくいってしまうという素晴らしい展開の。

だから見終わっても幸せな気分になれちゃうんです。

思わず歌いだしたくなるような・・・♪

 

ダンスが多いので

見ごたえもあるし、2階席や1階席といろんな角度から見てみたい作品です。

 

劇中、ポリーが

おとぎ話のようにうまくはいかないと嘆く歌があります。

1幕は楽しいのに 2幕は悲しい別れがある・・・と。

でもこの作品はポリーがそしてボビーが自分たちの力と

人を想う気持ちでHappy Endへと導いていきます。

 

CFYのようにうまく劇場再生・・・とはいかないかもしれません。

Finalの追い出しといわれる最後の曲が終わっても

鳴り止まない拍手に再び登場したキャストの皆さんの表情は

とっても素晴らしくて。

最後は加藤さんが木村さんをお姫様だっこ☆

もぉ思わず、幸せな笑みがこぼれてしまう素敵な瞬間に立ち会えました。

 

福岡シティ劇場が再スタートを切りました。

こんなに素敵な劇場があるんですよ、生き返らせましょう!

なんとか!福岡でもっとミュージカルが見れるように!

何とかできないものかな・・・と思った、そんな初日でした。

2010年4月 1日 23:09  カテゴリー: ミュージカル 劇団四季 | コメント(0) |

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「こういう楽しみ方もある」
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