ジェーン・エア9/6マチネ@日生劇場

ジェーン・エア 3回目★
なんだかわからないけど、不思議な感覚になれた
そんな時間でした。

((ひとまずこれで連続観劇は終了・・))
今回はステージ上に作られた特設シートSP席での観劇。
ステージの上にいるということで
見え方も音の聞こえ方もまったく違うし
気になるかな?と思っていた客席や
見えない部分というのも気にならなかったんです。
あと同じ空間にいることで
もっともっと世界に入ったり・・・
すぐ隣でさとしさんが歌っていたり。。
 

本日のキャスト」(子役日替わりです)
ジョン・リード/待者:大鹿礼生
ジェーン(10歳): 増田桜美
アデール:加藤ゆらら
メインキャストは1回目をご覧ください

■あらすじ■抜粋
両親を突然の病気で亡くしたジェーン・エアは寄宿学校に預けられる。
劣悪な環境の学校で教師の虐待や親友の死に耐えて成長し、
やがて自立の志を持った彼女は教師の資格を得て、
地方の富豪の邸に家庭教師として赴任する。
邸の主人ロチェスターの謎めいた挙動に不審を感じながらも
少しずつ彼に魅かていくジェーン。
身分の違いゆえに苦しむ彼女だったが、
ふたりはやがて行き違いを乗り越えて結婚を誓う。
しかしその時、隠されていたロチェスターの過去が暴かれる


+++

 決して派手ではない舞台。 
なのに、見れば見る程ハマるこの魅力は何なのでしょうか。
ステージシートから見た作品は 前日ソワレの
XX列よりもさらにさらに、その世界にいるかのようでした。
ちょっと角度があるので、上から舞台上を見下ろす感じなのですが
ステージの奥から聞こえるオケと、壇上の真横で
真横から声が聞こえてくるのです。
役者サンってこんな感じでオケ聞こえてたのかな?
って思ったり。
拍手もこんな風に聞こえるのかな?って。
そして、舞台の床にあたる照明がすごーく綺麗なことに
気づきました。。
前日は気づかなかったけど・・・
そうするとますます世界に入り込み、号泣でした。
確かに表情は見えにくいし、初見だとキツイけど
また前日とは違った目線で見れました。
 

 

この作品はすごく「多面的」

 

色んな角度から、色んな目線から見ることで
さまざまなメッセージを受けとることができます。
音楽もとても素晴らしいのです。
同じ旋律が使われているその様子はとても素晴らしく
伏線となるそのメロディや台詞に
涙がとまらなくなります。。
ジョンケアードの演出はやはり見事です。
 

☆松さんジェーン

物語の語り手としての部分も大きいのですが
その台詞がやっぱり小説のようなのです。
松サンのその台詞で次のぺージをめくる感覚なのです
台詞というよりも、小説の一文。
それをステージシートで聞くと
19世紀にタイムスリップしたかのような感覚
冒頭、赤ちゃんのジェーンを抱いて出てくる母と
そこに現れる父親を見つめるジェーン。
今日はここから涙がとまりませんでした・・・
ここでの歌のメロディが、ローウッド学院でジェーンがであった
ヘレンが死ぬ直前と同じメロディなのです。
このヘレンがとっても良い子。
伝染病にかかり隔離されているヘレンの元へ
ジェーンがいくのですが・・・ 一緒にベットでヘレンに抱きつき
一緒に眠るジェーン。 朝になるとヘレンはなくなっていました。
この日の10歳のジェーンはMY初日1回目と同じ子
この子のジェーンが結構好きというか、涙腺を刺激するみたいで。
ジョンや伯母さんに苛められたことで
かたくなな心を持って、人をにくしむばかりのジェーン。
そのジェーンが心を開き、優しさに触れたのはヘレンが最初。
そのヘレンの最後の歌がとても切なかったのです。
そしてその様子を言葉にする、松サンのジェーン。


ジェーンはこの学院でもひどい院長のせいで
心を痛めたりもするんですが、ヘレンにとても救われていたのです。
そのへレンのお墓にお祈りする10歳のジェーン。
そのジェーンと松サンが入れ替わり、成長したジェーンへと
物語はうつっていきます。
この子供のジェーンがお祈りしているときの
女性ハーモニーが綺麗なのですよ~
そして、成長しローウッド学院で教師をしているジェーン。
このジェーンに声をかける先生。
子供ジェーンのときは凄く嫌な人だったのに
「この子もずーっといいところへいったのだから」という台詞が
とっても暖かくて心に響きました。。

夢を見て、自由を探して、自分を信じて
ジェーンは家庭教師として学院を飛び出します。
ここでのマントと帽子。今日は問題なしだ!と思ったら
マントのボタンが止まらず、綺麗なマント捌きで
そのマントを手でおさえた松サン。
そのタイミングが音楽とかいろんなものと相まって
ぞくぞくっとしました!

この時の曲が・・鳥肌ものだし感動するし
ただでさえオケの弦楽器がすごく良いのに
それがおくから聞こえてくるのです。
この音の響きに涙が出ました。
 

アデールは今日もゆららちゃん♪
近くで見てもお人形サンみたいで可愛かった~ lovely
ロチェスターとであった瞬間
お互いに何かを感じた二人。
こういうところの表情はやっぱり正面かな~
さとしサンファンとして見に行ったはずの私ですが
作品の魅力にハマってしまったので特に
気にはなりませんでした。
時々、こちら側を向いて歌うときがあるのですが
さすがにステージ上の席だけあって近い!近い!
XXですら「ちかい~」と思っていたのに
それ以上でもうバクバクです。
ロチェスターがさんざんにかっこいい!!とは
書きましたが・・・。
身のこなしが貴族であると同時に
彼が抱えている闇、影。
そして憎しみ・・・ その感情の移り変わりが
さとしサンの「目」から伝わってきました。

ジェーンに優しく声をかけながらも
うるうるしているロチェスター(;_;)
ジェーンに対して、決して優しくない口調だし
召使たちに対してもえらそうにしているのに
やっぱりかっこいいー!
私はハンサムか? いいえ。というやりとりは
やっぱりちょっと笑ってしまいます。
でも今日は彼はもしかして劣等感があったのかな?って
「やさしくなれたのに♪」を歌うロチェスターを見ていたら・・・
彼には憎しみとか負の感情があふれているし
頑なに心を閉ざしているけれど、根は悪い人じゃないかも。
と思えてきたのです。
さとしサンが演じる役は「人間らしさ」がよりリアルに感じる
そう思うことが多かったのですが今回もそう。
ロチェスターは異質なようでいて そこに見える人間としての感情
それはひしひしと伝わってきて。。
不器用な彼なりの、ロチェスターの色んな感情が
ぐさぐさと届いてくるのです。。

 

2幕冒頭、ロチェスターの貴族仲間がお屋敷に集まります。
すっごく嫌~なブランチ・イングラムをはじめとした人々が
ジェーンがいる前で「家庭教師」の悪口をいいます。
ジェーンはいてもたってもいられなくなって
部屋を出て行こうとする。それをとめるロチェスター
「一言二言で涙が出そうじゃないか」
って皮肉の中で徐々にこういうやさしい言葉を発するようになります
その言い方がとーっても優しいのです。
結婚しようとしたときに
奥さんの存在がわかり屋敷をでたジェーンが
再び戻る時、シンジュンに結婚して欲しいといわれて
そこで祈るとロチェスターの呼ぶ声が聞こえ
「どこにいるの!!!」と血相をかえるジェーン
ソーンフィールドへ戻る時
不安と希望に満ちていたジェーンの表情が印象的です
そして、そのジェーンを呼ぶロチェスターの声が
とても不安気なのです。。
ラスト、ロチェスターとジェーンの子供が生まれたあとに
みんなで歌うハーモニーは本当に綺麗だし
そこでアデールがロチェスターの足元に座り込んだときに
アデールを見る表情が優しいのです(涙)
 

この作品 派手じゃないし ショーでもない。
「話」ということばよりは「物語」 があう作品です。
1つ1つの台詞がとっても美しくて
ホントに言葉で表現するのが難しいのでぜひ見て欲しい~!
BW版の動画を見たことがありましたが
よりよくなっているのは肌で感じたし
この世界を体感できるのってすごく幸せだな~って
シンプルだからこそ見えてくるものがあって
シンプルだからこそ引き込まれるものがあって。

そしてやーっぱり!役者サンは舞台にたつ姿が1番素敵!!
歌って演じるその姿はロチェスターで
今回は本当に360度 色んな角度から見ることができて
そんな多面的な舞台で多面性のある役を演じるさとしサン。
歌声も演技も立ち振る舞いも
やっぱり素敵なのです。。。
今でもジェーン・エアの曲が
離れません・・・
 

2009年9月 6日 02:09  カテゴリー: ミュージカル 東京 | コメント(0) |

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