狭き門より入れ9/17大千秋楽@福岡サンパレス

楽日と知らずに行ったら
全国まわって最終地だったよおです~
得した気分ー♪
最後は上手下手両サイドから金テープが!!

終了したのでネタバレ大アリです。

Cast
天野・・・佐々木蔵之介
葉刈・・・市川亀治郎
魚住・・・中尾明慶
雄二・・・有川マコト
岸 ・・・手塚とおる
時枝・・・浅野和之


たった6人の6人芝居。
「狭き門より入れ」
http://www.parco-play.com/web/play/semaki/


ストーリー
人間は、いつの時代にも
何か大きな存在に取捨選択を繰り返されていたら――。
それを知ってしまった人間は、どのように行動するのか――。
舞台は、ある街にあるコンビニエンスストア。
取捨選択される事実を知ってしまった男と、その周辺の人々は、
先にある道を自身たちの意思で選ぼうとする。
それぞれが思う「希望」とは......?
選ばれることが正しいことなのか、
生きる意味を賭けて、自分も人生の行く末を選ぶ、
より良い世界を目指し
希望を求めてそれぞれの覚悟を見出すまでを描くSF劇。



***

舞台はコンビニ。
弟・雄二が店長を務める店に兄の天野が帰ってきます。
雄二と天野は仲が良くないんです。
天野は父親と喧嘩が絶えず。その父親は現在入院中。
天野は仕事をやめ。(首になり)実家へ・・・ 

そこには、以前自分が横領で告発した時枝が。
彼は、天野に横領で告発され現在も無職・・・
そして万引きしようとした魚住も。
雄二が天野に店をまかせた時、魚住は強盗におよびます。
時枝にそそのかされて。 

だけど、レジの鍵をまわした瞬間
世界はかわってしまうのです。
裏の世界、いや上の下の?世界へと。

だけど、次に現実に戻ってきたときには・・・
レジにお金は戻っていて。
魚住は誰からも忘れられた存在になっていたのです。

+++

せりふの間 がとーっても面白くて
笑いまくったのですが・・・ ちょっとホロっとするシーンや
いろいろなことを考えることも。

みんなに忘れられた魚住が
「僕のことわかりますか?強盗です」って
人に忘れられてしまう。それがどんなに悲しいことか
すごくドタバタ劇の中で見せられた気が。
この魚住は、台詞がすべて直球です。
まわりの大人たちがアレコレ考えたり、詮索する中で
彼ひとりだけ「今」を大切に?いや何も考えずに
ソコにいた・・そんな気がしました。

魚住の台詞で「前の店長さんは言ってました。
人は信用するのが仕事だって」というのがあります。
なんだか、、、ずっしりと響きました。
疑って傷つかないように自分を守るのも良いかもしれないけど
それでも人を信じて生きていくのは難しい。
だからこそ響いたのかもしれません。


このあたりからどんどん引き込まれて
思わず肩に力がはいって見入ってしまいました。
いい意味の疲労感がどこかに残っています。

+++

裏の世界にいたのは葉刈と岸。
彼らが天野たちに告げたのは「世界は更新される」ということ
その更新で新世界にいける人と残される人がいること

次々とわかる事実
そして「ある重要なこと」が告げられます
いろんな状況が読み込めた時
彼らは再び現実に戻ってきます。
でも、知ってしまった彼らは
周りからの覚えてもらっていない 透明人間状態なのです

+++
コンビニに残されたのは・・・ 雄二と天野

目の前にいる天野を兄だと覚えていない雄二に
天野は家族の話をします。
そこで雄二は兄のことを「いけすかないところもあるけど
家族ですからね。嫌いにはなれないんですよ」と語るのです
なきながらおにぎりを食べ、後悔していると語る天野。
思わず、いろんな思いがこみ上げてきて・・・
私も泣いてしまいました。。


「生きること」
「家族」「仕事」

いろんなことを考える台詞がここには詰まっていました。
家族というのは・・・
身近であるが故に時に鬱陶しいと思うこともあります。
特に、反抗期だった時期は・・・
だけど根本で繋がっているのは家族だからじゃないでしょうか。

+++

そして運命の日。
取捨選択されることを知っている彼ら・・・
天野により無事に更新され新世界にいけた人たち。

だけど自分から残ると決めた
最後の天野は、清清しい顔でした。

+++

「人のためだといって結局は自己満足だ」
天野がこぶとりじいさんの話をもとにたとえ話をします。

"どうして1番目のおじいさんはこぶをとってもらえたか?"
単純に踊りたくて踊ったから。
"どうして2番目のおじいさんは同じダンスなのにこぶをつけられたか"
こぶを取って欲しいという欲があったから。

何かを求めていると何も得られない・・・
そうなのかもしれません。
結局「誰かのため」と思ったことは
結局自分の自己満足のためで、自分の欲を満たすための
行動だったのかもしれません・・・。

だからこそ、何で?と不満が出るのかもしれない。
純粋にただ純粋に他人のために
無償の愛ではないけれど・・・ 何かをする
純粋に楽しむ 欲や利益のためじゃなく。
難しいけどきっと大事なことですよね。

SFなのに妙にリアルでちょっとぞくっと・・・
面白かったです!そして本当に感動しました。

2009年9月17日 17:04  カテゴリー: ストレートプレイ | コメント(0) |

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