Triangle~ルームシェアのススメ~4/28大千秋楽@福岡市民会館

Cast

沢渡ナツメ:井上芳雄

小説家の卵。 引っ込み思案で自分の感情を表に出すのが苦手。

どこか自信家で世の中を斜めに見ている。

 

村野幸三郎:新納慎也 

ミュージシャンの卵。 自由気まま、自分の感情に素直な男。

人をひきつける天性の魅力がある。

 

片山芽衣:彩乃かなみ

  活発で行動的。男勝り。 よく笑い、よく食べる。

テンション高めだけど、どこか寂しさを抱えている。

 

***

この3人がナツメくんの部屋でルームシェアをします。

職種や状況は違ってもリアルに経験する挫折とか希望とか。

そんなものがいっぱい詰まってる話。 
作品はミュージカルであり、SHOWでもある。

客席に語りかけるシーン。芝居、歌・ダンス。

ミュージカルのようでちょっと違う不思議な空間。

 

思いっきり笑えたし、泣けました。オシャレな感じで好きかな

 

***

1幕は、すっごいテンポがよく笑いが満載。  ナツメくんのヘタレっぷり全開でした。

3人共本当にうまくハマッていて、ニイロさんがもう抜群で!

かなり期待していたのですが、想像以上で独壇場と化していました。

歌やダンスでやっぱりせれるのはニイロさん。

芳雄さんの 悩みを吐露するかのような歌には「さすが!!」と

本当に苦悩させたらNo1と思ったんですが・・・

ロック調の曲を歌わせたときのニイロさんの輝き方!!

踊ったときのダンスは別格。

指先まで通った神経としっかりとした軸と手足の長さ。  完璧!

どこにでもありそうな生活の場面が 数々散りばめられていて。

それがすごく普通で心地よかった。

2幕は芝居シーンに重さが増して。

ぐっと引き締まる感じ。

この作品のメッセージが色濃くでていて。

1幕のままいくのかと思っていたのでビックリしました。 2幕は本当に泣けました。

こんなに泣くとは思わなかったです。

3人の中にズレが生じるのだけど・・・ 自分の弱さを話すようになって。

新たな一歩を踏み出すというすごくシンプルな結末

 

だけど、この3人がそれぞれ抱えている心の闇・弱さって

誰でもすこしは思い当たる節があると思うんです。 


コンプレックスを抱えていたり、自分を認めてほしかったり。

現実の壁にぶち当たったり、将来が不安だったり。

でもそれを隠すために明るく振舞ったり。嫌われることを恐れたり。

不安を何かで補ったり・・・。人と比べて落ち込んだり。


結末は2ブロック先の部屋でまた3人でルームシェア。

「この部屋から出て行くことからスタートしよう」って

ナツメくんが いっていたように。

その微々たる一歩に前向きになる。

これぐらいの歩幅だから・・・。

なんだか前向きになれるなーって思いました。

ただ、「コレ」って成長が見られるわけではないので本当に少しなので

好き嫌いは分かれるかな?って思ったのだけど。

私はそんなには大人になれていないので・・・ 少しづつ少しづつ。

踏み出していくのもアリだろうと思っています。

友達と話すような「リアル」な気持ちがいっぱい詰まった舞台でした。

凄く印象に残った村野のセリフがあります。

村野はちゃらちゃらしているように見えて1番大人でした。


「なんで比べんの?」


「仕方ないことがあってさ。 どうしようもねぇことがあってさ。

それでも生活しなきゃなんないからさ・・ 大変だよな? 

でも生きてっからね


なんだか勇気をくれた。

この作品の1番泣いたシーンで1番すきで1番響いた言葉。

理屈っぽく言われちゃ説得力がない。

だけど村野が村野の言葉で言うからこそ響いた言葉。

マイクいらないんじゃない?ってぐらいの声量なので

ちょっと音が割れていたきがします。

あと市民会館、やっぱり音が悪い・・・。

1回じゃ物足りないな~もう少し見たいなぁって感じです。

でもやっぱりパルコ劇場ぐらいの箱がベストですね。

ちょっと市民会館は広いです。

曲は既にある歌の歌詞を変えたものでジュークボックスミュージカルのような感覚。

千秋楽盛り上がりました!

2009年4月28日 19:30  カテゴリー: ミュージカル | コメント(0) |

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