2013年2月
お面遊びとは?(劇団風の子九州:にっこりぽっかり座)

最近、飲みにも行ってません!!どーもtomo.です。

 

どーでもいい事ですが、僕は飲み屋で聞く長い話が大好きです。

 

人それぞれ、趣味の話だったり、仕事の話だったり、人によっては、不幸の顔をして、幸福な話をします。「あの、それ、見方によっては天国ですよ!!」と思わず、じゃんけんのチョキで目を刺そうかなと思ったりします。全部含めて楽しいんですけどね。

 

ある時、常連の方と恋愛の話をしていて、いきなり挨拶もしていない反対隣の女性から

 

「無いわぁ~」

 

とぼそりとつぶやかれた事があります。ええと、なんというか、短すぎる言葉はやっぱり危険ですね。

 

 

 

 

 ええと、脈絡なくてすみません、劇団風の子九州さんの『にっこりぽっかり座』を見てきました。 子ども向けの作品であるので、場所は幼稚園、ずっと続けている作品なのもうなづける秀逸な作品でした。

 

構成は、NHKの子ども番組の雰囲気と言えばわかってもらえるでしょうか(もちろんメディアが違うので見たときの印象はかなり異なりますが)、各コーナー毎にいろんな遊びを行っているのを見せておいて、最後にショートストーリーを見せるといった感じの作りです。

 

それは、例えば、かくれんぼだったり、手品だったり、ごっこ遊びだったり、3人の役者はそのコーナーごとに子どもだったり、手品師だったり、魚だったりいろいろなものを演じていきます。各コーナーも笑い所も沢山あってテレビ番組なんかより全然面白いです。3人の役者で廻していますから、場面転換、音響も含めて段取りのいい芝居だなあ、すごいなあと思った訳です。

 

 

 

 

ただその中で、大人として全然笑えない遊びがありました。

 

それが今回取り上げる『お面遊び』です。まあ、なんというか、ワークショップみたいなコーナーだと思ってください。かいつまんで書くと次のような感じです。

 

1)顔を真ん中にすぼめたり、広げたり、手でこねたり。

 2)笑います。

 3)合図と同時にその顔を止めます。で、その顔を仮面として取って普段の顔に戻します。取った仮面は棚に置きます。(当然空想上のですからね。この辺が演劇のいい所です。)

 4)次に泣きます。

 5) 3)と同様、仮面を取って棚に置きます。

 6)それを合図とともに交互につけていきます。当然ペースは速くなっていきます。で混乱するところがこの遊びの楽しいところといったところでしょうか。

 

で、当然役者も舞台上で同じ事をしていきます。この仮面を付け替えて、笑いの顔と泣きの顔を演じ分ける所、挙句のはてに、両方の面を付けられて、変な顔になるのと、その面がとれなくなる所に笑いがあります。

 

 

で、洒落にならんなあと思う訳です。

 

 

だって、これ単純な泣き顔だからいいんですけど、ちょっと疲れた顔ならどうです。たとえば、いらいらした顔だったら?怒った顔だったら?仕事で、よくわからないクレームを言われた時の顔は?そして、それは仮面としてきちんと取ることができますか?

 以前、精神科に勤めていましたが、そこでは合わない仮面を無理やりつけてとれなくなった人や、1つの仮面を気に入りすぎて他の仮面を付けない人なんかにも沢山会ったのです。

 

だからこその「お面遊び」なんでしょうね。

 

なんとなく深刻になってしまいましたが、子どもは、そんな事は考えず大盛り上がりの芝居です。ちゃんと遊びからショートストーリーにいたるまで、深部に流れる「何か」がありそうです。遊びってすごいよね。

 

大盛り上がりの子ども達を見るのも素敵な事ですが、ワークショップの要素もあるので、大人でも先生だとか心の奥底にマッサージ必要な方にはいいだろうなあと思ったりします。

 

あ、僕か。。。もう一度見たいと思います。

2013年2月22日 14:57  カテゴリー: 児童劇 | コメント(0) |
神さまと一緒に観る舞台~能楽~

ええと、一ヶ月程ぶりになりますでしょうか、どーもtomo.です。

 

非常にばち当たりですが、今回のテーマは「神さまと一緒に芝居を観よう!!」です。_DSC5477.jpg

 

誤解のないよう書きますが、舞台を一緒に観る神さまは、願いを叶えてくれたり、特別な力を与えてくれる訳ではありません。

 

ええと今回、ある能楽師の方から「tomo.さん!!今日は寝ちゃだめですよ!!」と暖かい声援を頂きました。

本当に有難いことです。とほほ・・・。

 

よく能の話をすると「眠くなる。」という答えを頂きますが、能楽師の方には本当に申し訳ありませんが、僕個人はそれでもいいよねと少し思っています。(限度を超えない事と周りに迷惑をかけなければですが・・・。)

 

例えば、あなたがいくらかのお金を払って演劇なりコンサートなりに行ったとします。もしそれがひどいものだったとしたら、あなたは寝れますか?僕は寝れません。こみ上げてくるのは、「眠気」でなくきっと「怒り」だろうと思うからです。クラシックだって、疲れている時はあんなに心地よい眠りを提供してくれるじゃないですか。

 

すみません、言い訳ですね。

 

これからは、神さまも一緒に観てるとなると・・・ばちが当たりますかね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今回観た演目は「熊野」。_DSC54842.jpg

熊野と書いて「ゆや」と読むそうです。

入門講座として観たので若干短めになっているとのこと。

 

内容をかいつまんで書くと

 

 

 

熊野(ゆや)という女性を平宗盛が都に引き留めています。

 

ある時、熊野(ゆや)に死ぬ前に一目あいたいと母から手紙が届きます。

 

宗盛に帰りたいと訴える熊野(ゆや)ですが、宗盛は相手にせず、花見につれて行きます。

 

満開の桜の中、暗い気持ちで舞う熊野(ゆや)。

 

にわかに降る雨の中、熊野(ゆや)は帰りたい気持ちを和歌にしたためます。

 

和歌を呼んだ宗盛は、熊野(ゆや)の帰郷を許すのです。

 

満開の桜と熊野(ゆや)の気持ちの対比、雨で散る桜と恋散る熊野(ゆや)の心情の対比が見所だそうです。

 

演目は知らない、言葉わからないですが、でも何より、僕は能の舞も衣装も能楽囃子が大のお気に入りです。 

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて、神さまはどこからやってくるかというと能舞台の後ろには松の木が描かれています。

 

あれ、「影向の松」という老松だそうです。

 

どうも、神さまが降りてくる松だそうで、寺や神社にあるそうです。

 

神さまは松から舞台を通って階(きざはし)を降りて、僕らと一緒に芝居を観る。

 

どうです?素敵だと思いませんか?

 

※画像は、福岡市にある大濠公園能楽堂とその中に展示してある博多人形です。

2013年2月10日 18:25  カテゴリー: 能楽 | コメント(0) |

1

カテゴリー
月別アーカイブ
最近の記事
tomo★プロフィール
tomo

①きわめて 演劇ビギナー。

②きわめて 遅筆。

③きわめて ネクラ。

④きわめて 無口。

⑤きわめて 高所恐怖症。

ひょんなことから観劇日記を書くことになって、はなはだ狼狽しています。

演劇?うーん、むずかしそう。多分、たくさん脱線します。

どうぞよろしく。

興味があれば足を運んでいます。