放射能の影響でしょうか、魚の値段がすごく落ちているような気がします。
昔、狂牛病が世間を騒がせた頃、元嫁と二人で「VIVA!! 狂牛病!!」とか言いながら(不謹慎ですね、すみません。)、二人でよく牛肉を食べていた事を思い出します。
お魚をよく見てみると 長崎県産だったりするので、おおよそ風評だと思うのですよ。そういうよく解からないものとは微力ながら 闘いたくなるのです。
そんなこんなでやたら最近食べている刺身の味はおいしいですが、なんだか ほろ苦いです。
先日、地点さんの『桜の園』を見てきました。
ロシアの劇作家、チェーホフ作。三浦 基さん演出。聞くと三浦さんは、作家さんではなく 生粋の演出家とのこと。実際の演出を見ると 削ぎ落として、核だけ残したような感じだったので納得です。
物語は いたって簡単で、ロシア帝政時代末期、没落貴族(母 ラネーフスカヤ、その兄 ガーネフ、娘 アーニャとその養女 ワーリャ)が、借金のカタに、自慢の「桜の園」と邸宅を競売にかけられてしまい、「桜の園」から出ていくことに・・・。買うのは農奴あがりの商人 ロパーヒン。貴族に雇われていた農奴でした。そこにラネーフスカヤの亡き息子の家庭教師だった大学生トロフィーモフが加わって、そこでの人間模様がテーマのようです。
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舞台には 硬貨、四方には 柵。中央には 腰かける 家族とおぼしき4人。右手には 身なりのいい男1人。左手奥にみすぼらしい男。皆、見つめるは虚空。
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ラネースフスカヤは、家計が厳しいにかかわらず 散財癖がなおらず、兄 ガーネフは 表層的な理屈や希望的観測ばかり語っていきます。
帝政時代の終わりで 変わっていく価値についていけないその姿は過去の栄光にしがみついているようにも見えます。
そんな二人に トロフィーモフが語るのです。
『(前略)自惚れは いい加減にして、ただ働くことですよ。』
真実や現実を直視できない没落貴族の姿の向こうに、なんだか今の自分や日本の状況なんかを垣間見たような気がしたのです。
なにもこんな時期に 総辞職やら 解散やら言わないで、それぞれやれる事をやりましょうよ。
僕も反省しますから・・・。
でも きっと本当のところは わかってないんだろうな、僕。
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