映画「コクリコ坂から」のイベントがFM FUKUOKA主催でT・ジョイ博多で開催され、監督の宮崎吾朗さん、スタジオ・ジブリの鈴木敏夫プロデューサー、歌手の手嶌葵さんが出席。その模様は120基のモニターで博多駅ビル構内にも生中継されました。

ライブ風景の中継はこんな感じです。
まずは鈴木プロデューサーと宮崎吾朗さんのお話から始まりました。
鈴木敏夫プロデューサー(以下・鈴):ジブリとしては通常2年に1作品のペースだが3年前の「借りぐらしのアリエッティ」の製作時から2年連続で作品を出そう、と決めていた。原作は80年代の少女マンガだがそれを1963年に置き換えている。オリンピックの前年。宮崎駿が会社に入って働きだした頃。古いものをどんどん壊し、日本を作り直そうとしていた時期の物語です。
宮崎吾朗(以下・吾):(その時代を)体験してないからこそ限定されないでできるものがあるかもしれないと思いました。あるいは、(その頃の風景も)記憶の底にあるのかもしれない。今までの現実離れした女の子から、いそうな女の子へ。地に足がついた、無愛想な女の子・海を描いています。
主人公・海の声優は長澤まさみさん。この声でキャラクターが完成した。言われなかったら、長澤まさみとは誰も思わないくらいに、なりきっているのがすごくいい。
手嶌さんの起用について
鈴:もともと宮崎駿は森山良子さんの歌を聴きながら、脚本を書いたのですが…、これを主題歌にする、と言い出しまして。
吾:おばさん声はいやだー、若者の声でやりたいってね(笑)。森山良子さん、ごめんなさい。
鈴:息子と父は常に戦うものなんですよ(笑)。
と、ここで手嶌葵さんが登場。

手嶌葵(以下・手):ジブリ作品に出させていただくのは5年ぶりです。しあわせなデビューをさせてもらいました。今回は成長した姿を見ていただけるとうれしいですね。
鈴:10代の堅い頑固な感じはそのままですが(笑)、いい感じにやわらかく魅力的になっている。
手:少し落ち着き過ぎているって言われます(笑)。
吾:その声で歌っているシーンが入れたくなって、友人役もやってもらいました。
鈴:そのシーン、追加でして、結構お金がかかっているんですよ(笑)。
手:(出来上がった作品を見て)さわやかで少しドキドキする恋ものがたりですね。

手嶌さんのミニ・ライブでは、映画の挿入歌である「朝ごはんのうた」と、映画では坂本九さんが歌う「上を向いて歩こう」、そして主題歌「さよならの夏〜コクリコ坂から〜」を披露。CDの販売会も行なわれました。
翌日の記者会見では…
鈴:「さよならの夏」を今、聴くと鎮魂の歌になっている気がした。
吾:5年ぶり2作目です。なんとかここまで持って来れた。風吹ジュンさんからは「5年生ね」と言われました。いろんな幸運に恵まれてここまでやってこれたと思います。
手:とっても早いなぁ、と。2度目の大きなチャンスをもらった気持ちです。主題歌は3.11の前日にレコーディングしました。不思議な気がします。個人的にはジブリの新しい作品が見れるというのが嬉しいです。
とコメント。和やかなイベント&記者会見でした。

映画「コクリコ坂から」は、全国東宝系で絶賛公開中!!
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