桂春蝶さんの独演会(警固神社)に行ってきました。

9/20(土)に、桂春蝶さんの独演会(警固神社)に行ってきました。

春蝶さんは、今年芸能生活20周年を迎えます。

 18歳の時に、実父である二代目桂春蝶の死をきっかけに落語家になることを決意します。翌年、三代目桂春団治に入門し、15年目(34歳)に三代目桂春蝶を襲名します。現在39歳、落語家としてはまだ若手かもしれませんが、やはりそこはDNAなのでしょうか、その話芸はかなりの域に達しています。

 20年を経て近年は、「桂春蝶の落語で伝えたい想い」 をシリーズ化し、新作落語を発表しています。その第一作目が『知覧特攻物語』、二作目が『約束の海~エルトゥールル号物語』です。その日は、その『約束の海~エルトゥールル号物語』が、九州で初めて披露されました。

 この話は実際にあった話です。明治23年(1890年)に、和歌山県沖で、トルコのエルトゥールル号が座礁・沈没し、乗客587名が亡くなりました。その時、難をのがれ海岸にたどりついた69名を大島村民(現在の串本町)が手厚く看護し、全員の命を救ったという史実です。

 それ以来、その事がトルコでは代々話継がれました。いつか恩返しをと願うトルコ国民は、100年以上の時を経て1985年のイラン・イラク戦争の時、イランの首都テヘランに在留していた215名の日本人全員を自国の国民に優先して 救出のための飛行機を用意したのでした。

 この実話を春蝶さんは、多くの人に知ってもらいたいと新作落語にしたのです。この落語を聞いて、私も含め何人かの人が涙していました。こういう話をもっと多くの人に、特に子どもたちに知って欲しいと思いました。同じ想いが、春蝶さんにもあるのではないでしょうか。

当日、春蝶さんから11月22日『笑 三昧』にむけてコメントをいただきました。こちらからムービーでご覧になれます。

                     代表 稲毛

2014年10月 3日 04:58  カテゴリー: 笑三昧 | コメント(0) |

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かんげき隊プロフィール
福岡の演劇文化の振興を目指し、子ども時代から優れた舞台芸術に接することで感性を育み、演劇を愛好する人を増やしていくことを目的に活動しています。

2007年から一年に一度、福岡で演劇の公演をしようと、有志で公演に即した実行委員会を結成して実施してきました。

そして、このことを継続していくには恒常的な組織が必要だということで、2012年1月に、かんげき隊「福岡青少年演劇鑑賞会」を発足しました。

その年から福岡県民文化祭にも参加し、これまで「森は生きている」「大どろぼうホッツエンプロッツ」公演を開催しました。

今年は、「子どもと楽しむ古典芸能【笑三昧!(わらいざんまい)】」ということで、大濠公園能楽堂で狂言、落語、漫才(コント)を開催致します。