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新版喜劇「売らいでか!ー亭主売りますー」博多座で開幕!!7月3日に550回達成!
【2017年7月 2日】

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昭和を代表する脚本家、花登筺の傑作喜劇が待望の福岡再演!

昭和43年の初演から上演を重ね、この博多座7月3日の公演通算公演回数が550回を迎えた、痛快人情喜劇の決定版!

“喜劇”と銘打った作品でこれほどの上演回数を重ねた名作は、他に類をみない。 

“夫を売り飛ばす”妻・なつ枝を演じるのは浜 木綿子。陽気でバイタリティーに溢れる当たり役だ。今回は長年、浜と絶妙のコンビで“売られる夫”杉雄を演じてきた左とん平が急病のため降板。急遽白羽の矢が立った博多座初登場の井上順がどのような掛け合いを見せるかがまた楽しみ。

そのほか、加藤茶、大空眞弓、正司花江、大和悠河、山田まりやら豪華俳優陣が脇を固めている。月1日の初日を前に開かれた会見では、浜木綿子、井上順、加藤茶の三人が登壇。息のあったところを見せてくれた。

 

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「急なお願いだったのに、顔合わせ前にセリフを全部覚えて挑まれた井上順さんに、こちらが慌てて覚えなおしました」と浜木綿子。


「心配されていらっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、左とん平さんは快方に向かっており、30代40代の回復力と言われているそうです。左さんは仕事大好き人間だけど、仕事しすぎなので少しお休みをしなさいって事だったんじゃないかな。今回左さんに縁を結んでいただき共演させていただきます。これほど長く上演されている作品ですので、僕は浜さんに恋する気持ちで臨みたいと思っています。奥さんがしっかりしているこそのダメ亭主を楽しんでます」と、亭主役をやるはずだった左とん平を気遣いつつも、しっかりとチームに溶け込んでいる様子の井上順。

加藤茶は「(浜さんとは)20回以上一緒にお仕事させてもらっています。舞台の先生です。仕事で悩んでいた時に素敵な仕事を授けてくれて、おかげで元気な今がある」という。盟友の井上は加藤に対して「こんなに面白い人いませんよ。ぜひこの元気をもらいに見に来て欲しい」と語った。

井上順と加藤茶の掛け合いがナマで見られる、という貴重な場面は、ファンならずとも楽しみなところ。

「台本通りで、アドリブはなし」と加藤茶が真面目な顔で言うと「でも、勢いで何が出るか、怖い。危険(笑い)。色々と毎回変わっているのでお楽しみに」と井上順が返す。

亭主役のキャラクター像も随分と変わったようで「(左とん平を)真似しちゃいけない。違う亭主像を作らなければ」と井上順。「(とん平さんは)クラゲのよう(笑)」だけど、順ちゃんはシャキッとしているのでかなり勢いがある新しい亭主になりました」と浜。

女性には痛快、男性にはちょっと耳(心?)が痛いお芝居。笑いはもちろんほろっと泣かせる場面もある。設定は戦後11年目と言うことになっているが、今の時代にも通じる女性の働き方や嫁姑問題なども織り込みつつ、最後には気持ちもスッキリ、明日からまた頑張ろう!と勇気をもらえる作品だ。

 

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さらに、博多座で上演中の『新版 喜劇 売らいでか!-亭主売ります-』の公演が、7月3日(月)昼の部の公演で上演550回を迎え特別カーテンコールが行われた。

主演の浜 木綿子によりくす玉が割られ、劇場よりお祝の花束が贈られると約1500人の観客から割れんばかりの拍手が起こった。


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『売らいでか!』は夫の浮気に堪忍袋の緒が切れた妻が、姑をおまけに付けて浮気相手に夫を売ってしまうという奇想天外な物語。

カーテンコールのあいさつで、浜は「550回も夫を売ってまいりました、初演は昭和43年、33歳の時でした。あれから何十年、このようにうれしい日を迎えることが出来ましたのもお客様のお陰です。本当に御礼を申し上げます。

この公演は博多座で16日までございますので、一度だけでなく何度となく足をお運びください。この550回の舞台を皆様の胸にとどめておいていただければ」と語った。


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『新版 喜劇 売らいでか!-亭主売ります-』は今月16日まで博多座で上演され、その後石川、秋田、宮城、岩手、東京で公演が行われる。

 

 

 ■出演:浜 木綿子、井上 順、加藤 茶、大空眞弓、正司花江 

大和悠河、山田まりや、小野寺 丈、荒木将久、臼間香世 

■スタッフ:原作 :岸 宏子(「ある開花」より)、脚本 :花登筺、潤色 :野田 昌志、 

演出 :池田政之、美術 :田中直樹、照明 :阿部典夫、音楽 :甲斐正人、 

効果 :岡田俊道、プロデューサー:細川潤一、製作:東宝 

■あらすじ 

物語の舞台は伊賀上野。町一番の名家、神代産業の当主、里子さまは亭主運が悪く、未亡人。一人身の淋しさで情緒不安定気味の奥様に、支配人・石上らは振り回される日々。一方支配人の弟・弘は野心家で、里子に男をあてがい、遠隔操作で神代産業を牛耳ろうと企んだ。 そして目を付けたのが、長年里子に恋焦がれている杉雄。祭り囃子に町が浮かれている頃、弘の計略にハマった杉雄は里子の寝室に連れて行かれる・・・。 

杉雄の妻、なつ枝は明るく貞淑な働き者。姑ぎんの嫁イビリにも耐え、組紐の内職に精を出していた。折も折、ぎんの想い人である南出の娘・敬子のお腹が膨らみ始め、ちょっとした騒動に。どうやらお腹の父親は・・・? 

なつ枝は弘の恋人で神代産業の女中・きく子から組紐の儲け話を持ちかけられるが、どうも魂胆がありそうで・・・。さらに最近、夜勤続きで疲れていると言うが、杉雄の様子がおかしい。女の直感でピンときたなつ枝は、里子と対決するため、神代産業に乗り込んだ・・・。 

 

「いらん所から、いる所へ」なつ枝は亭主を里子に売り払い、その金を元手に女だけの会社、株式会社伊賀組紐商会を設立。神代産業の事務員・節子やきく子も加わり、なつ枝は社長に就任した。いよいよ浮気亭主と意地悪姑から離れた、なつ枝の快進撃が始まった! 

 

 

 

 


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