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FFAC企画 創作コンペティションの受賞者が決定。
【2017年3月30日】

(公財)福岡市文化芸術振興財団(FFAC)が、演出家の発掘と育成を目的として行う創作コンペティションの上演審査が3月24日(金)・25日(土)に、ぽんプラザホールにて行われました。

 

この創作コンペでは、まず、1つの課題戯曲の演出に対して演出プランや戯曲解釈を提出する「書類審査」と、審査員の前で自身の演出プランについて10分間の持ち時間で発表する「プレゼン審査」が行われます。その審査を経て、みごと突破した演出家3名が作品を上演して最優秀作品賞を決定します。

2007年から行われ、これまで、福岡の内外からのべ60人近くの演出家が参加し、審査員との真剣勝負を繰り広げてきました。

 

6回目となる今回の課題戯曲は、川村毅の「春独丸」。

セリフの量に比べて、場面の説明を指示する「ト書き」が極端に少なく、演出家にとっては創造力を駆られ、演出の可能性を秘めた作品です。

審査員5名による公開審査は3月25日の上演後に行われ、受賞者が決定しました。

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審査員が選ぶ「最優秀作品賞」と観客投票から選ばれる「観客賞」を、劇団820製作所の波田野淳紘(はたの あつひろ)さんが受賞。

 

ダブルでの受賞は福岡で活躍する「14+(フォーティーンプラス)」の演出家・中嶋さとさん以来となりました。

 

波田野氏には2017年度内で福岡にて受賞者公演を行う権利と制作費用100万円が財団より与えられます。

財団のHPはこちら 
http://www.ffac.or.jp/news/detail187.html
波田野氏の劇団HPは 
http://820-haniwa.com/



波田野氏は、戯曲へ真正面から取り組んだ緻密な演出などが評価されました。

 

作品を競った京都の苧環凉(おだまき りょう)さん、東京の櫻井拓見(さくらい たくみ)さんもそれぞれの世界観を演出に取り組み、1つの戯曲から三者三様の演出が立ち上がるというこの企画の醍醐味を味わうことができました。

波田野さんをはじめ、ファイナリスト3名の活動について今後も注目です。

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