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博多人形師が博多座『二月花形歌舞伎』舞台裏を訪問しました。
【2015年2月19日】

博多人形師がつくる白彫会が博多座『二月花形歌舞伎』を観劇後、舞台裏となる衣装さんと床山さんを訪問しました。白彫会は、博多人形師が伝統を守りながら、互いの研鑽を行うことを目的として創立され、今年で創立65周年となります。

今回、劇ナビFUKUOKAでは、博多人形師「白彫会」の人形師さんたちが「二月花形歌舞伎」の舞台裏を訪問するのに同行することができました。


普段目にする事とができない『二月花形歌舞伎』の舞台裏、衣裳さんと床山さんのお仕事の一部を皆さんにもご覧いただきたいと思います。

◆熱心に説明する床山さんと博多人形師・結いぼうずにのせられた鬘
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部屋に入って、一番に目についたのは、黒髪の美しさ、日本髪の美しさです。歌舞伎の鬘は人の毛髪が材料ですが、そのどれもが見事な漆黒の髪です。歌舞伎の鬘は演じる役者に合わせて作製してあります。かんざしの位置も若い役では高い位置に、また年齢を重ねた役だと低い位置に差すそうです。

◆置かれた電熱器とコテ。櫛を使い丁寧に髪を結いなおす床山さん。
DSC00905.jpgDSC00922.jpgDSC00913.jpg『伊達の十役』では、立役(たちやく)と女方(おんながた)合わせて100体あまりの鬘が使用されています。それを公演期間中、床山さん達が鬘を結いなおしていきます。その仕事は、非常に細かい作業の連続です。参加された博多人形師の方は「自分も山笠人形なども手掛けてきたが、何もかもが素晴らしい。職人でないとできない仕事だ。」と語っていました。

◆衣裳部屋の衣裳棚と広げられた衣裳
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『伊達の十役』は三代目猿之助(現市川猿翁)が164年ぶりに復活させた時には、衣裳も含めて演出され、初演時より30年ほど経って衣裳にも変更がなされているとの事。

出演する俳優はもちろん、大道具や舞台機構、衣裳や床山を始め、音楽など、様々な専門職で構成される舞台「歌舞伎」。 今回、舞台裏を垣間見る事で歌舞伎の魅力の厚さを感じる事ができました。

ますます加速していく市川染五郎が出演する『伊達の十役』26日(木)まで絶賛公演中です。

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