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博多座五月公演 芸道五十周年記念 北島三郎特別公演 山本陽子特別出演 
【2011年5月 6日】

さる4月25日、ホテルオークラにて「芸道五十周年記念 北島三郎特別公演」の記者懇親会が開かれました。

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「今、日本で何が求められているか?それは、元気を取り戻すこと。「芸道五十周年記念 北島三郎特別公演」で博多、九州から日本を元気にしていきましょう」という芦塚日出美・博多座社長の挨拶に始まった懇親会。

 

「ただいま」と北島三郎さん。「あえて博多に来る度にただ今、と言うのは、お帰りなさい。と言って迎えてくれる人々がいるからです」という北島座長の言葉が胸に沁みます。三月の日生劇場での東京公演は、開けて3日目が3月11日。お客さまの安全が第1と、結局4日間しか公演が出来なかったそうです。「関東の分もいっぱい博多の舞台に注ぎ込みます。毎年がんばってますが、今年は特にはりきってますので、ぜひみなさん、お越しください」とのこと

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北島座長とは2度目の共演となる山本陽子さんは、

「博多座は2年ぶり。大好きな劇場で、今回は2役をやらせていただきます」と、はりきる。次郎長の妻・お蝶は病弱で、出番が少ない。「せっかくご一緒するのに残念、と思っていたら、(北島座長が)ちゃんと考えているから、と言ってくださって」と、後半にも見どころが。息の合った演技がまだ2回目の共演とは信じられないほど。

「北島座長は、アイコンタクトで気持ちを含ませることができる人。それを活かしてくれる人です。台本よりも間を持ちたい時なども、よくわかってくれますね。すごく幸せですし、演り易い。勇気と元気がもらえるお芝居ですので、そういう気持ちが九州のみなさまに届けば良いなと思いながら演じます」と山本陽子さん。





 

以下、出演のみなさんのご挨拶から抜粋です。

友情出演の大出俊さん 「名古屋・御園座での4000回達成公演に続き、五十周年というすごい舞台にも一緒に立てて幸せ。博多座にも3回連続で来ることが出来ました。石松をかくまって助けるカッコいい役なので楽しみです」

水町レイコさん 「芸道五十周年という節目の年に3度目の共演ができ、女優として、娘として最高に幸せです。今回は娘の役ではありませんが、おかみさん思いのお手伝いとしてがんばります。歌の合間のトークも皆さんが楽しみにしてくださっていて、嬉しいです」

北島一座で最長老の人見明さん 「年を忘れてがんばります」

船戸順さん 「1年ぶりの博多座を楽しみにしていました。」

水町さんと同じく次郎長一家のお手伝い役の城山美佳子さんは「渋い次郎長親分もすてきですが、私はお茶目な森の石松が大好きです!」と思いっきりのラブコール。

北見嘉朗さん 「いい人ばかり演らせていただいてます(笑)。今回もいい大親分です」

沢竜二さん、白木万理さん、今井健二さん、白木みのるさんにお話を伺いました。

19996年に初参加して、昨年は久しぶりの北島一座での共演となった沢さんは粕屋の宇美町出身。昨年の「幡随院長兵衛」の父娘の情を語る場面では、多くの観客の涙を誘いました。「今年はね、悪人なんですよ(笑)。北島座長の石松をだまして金を巻き上げ、あげくに…。その代わり、北島座長の次郎長に懲らしめられる役なんです。昨年は“地”で演ってましたが、今年は“演技”してます(笑)」と沢さん。

お隣の白木万理さんが「今年はすごい大演技ですよね」と笑う。

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白木万理さんは金比羅参りの帰りに、石松が大親分・見受山の鎌太郎(北見嘉朗)と寄る居酒屋の女将役。この居酒屋の名前、実はあれっと思った方も多いのでは?

「博多座の近くのお店の名前をそのまま(笑)。店主に頼んで使わせてもらいました」と北島座長。帰りにちょっと、寄りたくなること必至です。

今井・白木.jpgこの中では白木みのるさんが1番北島座長とは長く、新宿コマ劇場以来、40年ずっと出演。次いで白木万理さんは梅田コマ劇場以来で、38年。今井健二さんも20年を越える。みなさん長い!「そうでしょう。小さい子が大人というか、おじさんになってる年ですよね。でも、それも数えていたわけではなく、気がついたら、いつの間にかといった感じですね」と白木万理さん。

 

「(白木万理さんを指して)この人はね、すごく足が早いんだよ」と今井さん。白木万理さんと今井さんはよく博多の街に出るそうで「おいしいお魚やお寿司があるし、お酒が…」と楽しそう。「ささっと歩いて行って、待ってくれないんだよ」と今井さんが苦笑するほど、白木さんは健脚。数年前に「大濠公園をウォーキングしてます」と教えてくださったのを思い出しました。

でも最近はお酒はちょっと健康のために、控えてます。とお2人。「健康は財産。健康あっての舞台ですから」。

以前、東京の劇場で仲間が貧血で倒れた時も、みんなで抱えて病院に走りましたよ、と話す口ぶりには、家族のような結束の強さが感じられます。


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大村崑さんは北島一座とは8年ぶりの共演。テレビや昔のイメージと全然変わらない若々しさで「1931年生まれなので後期高齢者なのですが」と言いつつも元気ハツラツ!

「北島座長は喜劇人が裸足で逃げ出すほど、間が上手。ふたりで掛け合いの長丁場がありますが、ここは見どころ。成果を見ていただける場面です」と語ってくれました。

なんと、あの名調子の30石船での場面。あまりに有名な台詞ですが「崑ちゃんがせっかく出てくれるのだから」と作・演出家としての原譲二さん(北島三郎さんです)が台詞を少々手直し。どう変わっているかは、観てのお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

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「気がつけば50年。丈夫な自分を産んでくれた母、育ててくれた父、そして支えてくれる皆樣方に感謝ですね。ふっと気づくとまだ50年。声量も衰えてませんし、撮影用の写真も、以前のじゃないんですよ。今回新しく撮ってます(笑)。まだまだいける」と北島座長。新宿コマ劇場での初公演を飾ったのが「次郎長水滸伝」。「50年目にして、また挑戦の意味でも、展開を早めにして、2役の早替わりなど仕掛けも楽しんでもらいたい。さすが、すごい、があるのがプロですから。また第2部はどんな歌手にも負けません!九州から日本全国へ元気を送りましょう」と熱いエール。

奇しくも北島三郎歌手デビューは昭和37年(1962年)。実はこの年から「博多どんたく」が始まった。今年の博多は二重におめでたい、大にぎわいの5月です。



今年は芸道五十周年を記念する年。


北島座長の博多座公演は今年で11回目となり博多座の最多記録を更新中だ。演目は山本陽子を特別出演に迎えての 次郎長外伝より「清水の暴れん坊」とヒットパレード「北島三郎、魂(こころ)の唄を…」の2部構成。作・演出も北島三郎(原譲二)が手がけている。

 

 

北島メイン.jpg第一部の演目は、初公演(昭和43年の新宿コマ劇場・「次郎長水滸伝」)にもゆかりの作品。清水次郎長と森の石松の2役を演じる北島座長はほぼ出ずっぱりの熱演。「そばにいるだけでみんなにパワーをくれる」と北島一座の常連、白木万理や人見明らが絶賛する北島座長の人柄や観客を喜ばせることを第一に考え抜かれた物語などに加え、愛娘水町レイ子との3度目の親子共演も話題。2度目(前回は2007年「あばれ無法松」)とは思えないほど、息の合った山本陽子の特別出演のほか、大村崑、大出俊、といったベテランが脇を固める。

 第2部では愛情深い父親ぶりがわかる、水町レイコとの対談もある。またヒット曲を30曲続けて歌うメドレー、巨大な漁船「北島丸」はもちろん、最後の「祭り」の場面では「龍」の山車も登場する、サービス満点の舞台がたっぷり楽しめる。芸道五十周年「北島三郎特別公演」は28日まで。





博多座五月公演 芸道五十周年記念「北島三郎特別公演」山本陽子特別出演

第一部 次郎長外伝より「清水の暴れん坊」 原譲二・作、安達康人・演出

第二部 ヒットパレード「北島三郎、魂(こころ)の唄を…」 原譲二・構成・演出/大野拓克・演出

問合せは博多座電話予約センター=092(263)5555

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