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北九州芸術劇場バックステージツアー【4】
【2010年10月14日】

北九州芸術劇場バックステージツアー。

いよいよ最終回!

まずは、舞台機構の続きから・・・。

舞台上には、舞台の床の一部をくりぬき、

その部分を上下に動かすことができる「迫(セリ)」と呼ばれる舞台機構があります。

【迫(コゼリ)】は舞台の下、3.5メートルまで下がることができ、7~8人までのることができます。

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重さは約500キロまで耐えれるそうですよ!

そして【迫(オオゼリ)】長さ11メートル、幅3メートル。だいたい西鉄バス1台分の大きさです。

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みんなで、この大迫にのってどんどん舞台の下、「奈落」へと移動します。

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舞台下は7メートル。

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底は奈落と呼ばれる舞台の下です。奈落の上には落下防止の網もかかります

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この「奈落」とは本来、仏教用語。

古い芝居小屋(嘉穂劇場など)では回り舞台を回すのが人力だそうです。

今は、そういった劇場でも奈落の環境は整備されていますが、

昔の奈落は地面を掘っただけで、空調などもなく狭い、熱い、暗いといった労働環境だったため「まるで地獄だ~!!」という意味からきているそうです。

大道具の立て込みや舞台転換にも使われる大切な場所となっています。

 

続いて、オーケストラピットと呼ばれる場所へ移動です。

オーケストラピットとは文字通りオーケストラが入り演奏する場所。

客席の前側の一部が可動式になっていて、必要に応じて作れるようになっています。

ここ、北九州芸術劇場・大ホールでは客席のA~Dを6分割し、レールにのせて収納します。

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レールに乗せて、みんなで押して、客席の下へと客席を収納します。

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オーケストラピットの床は舞台と同じものです

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客席を収納し、その後ステージの高さに戻すことで舞台を広く使うこともできるそうです。

また、この部分の座席は可動式のため、【1】でお伝えした空調設備がついていませんでした!

この場所は座席の空調設備は付いていなくても、快適にご鑑賞いただけるそうです。

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こうやって客席に座ったまま、客席収納庫から客席へと移動し

バックステージツアーは終了しました。

 

舞台の裏では沢山のスタッフが動いています。

子供たちはそれを体験し、楽しむことでより身近に舞台を感じていたようでした。

また一緒に参加していた保護者の皆様も、童心に戻ったかのように楽しんでいらっしゃいました。

今度、劇場へ足を運ぶ機会があればその裏で何人ものスタッフが動いてるということを

思い出してみてはいかがでしょうか?

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