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本日公演!!吉田兄弟「三味線だけの世界」記者会見
【2010年9月13日】

 

 9月13日!いよいよ本日となったアクロス福岡での公演、津軽三味線デュオ「吉田兄弟」の記者会見が行われました。

その模様をお届けします。

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【吉田兄弟】北海道登別出身。父の勧めで、ともに5歳から三味線をはじめる。津軽三味線の全国大会などで頭角を現し、1999年メジャーデビュー。津軽三味線ブームを巻き起こし、初のアルバム「いぶき」は民謡界では異例の10万枚を越すヒットを達成。2009年10月に丸10周年をむかえた。アメリカ・ヨーロッパ・アジアなど世界各国での活動も積極的に行い、日本の伝統芸能の枠を超えてワールドワイドに活躍できるアーティストとして期待されている。

 


 

 

 

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―まずは今回のコンサートへの抱負を伺いました。

 

 

吉田良一郎():今回は僕たち10周年ということで、1年前ににも来ているんですが、1年前はバンドツアーで、津軽三味線とバンドとのセッションだったんです。今回は、タイトルにもある通り、「三味線だけの世界」ということで、ステージには僕たち二人で、僕たちにとっては原点に返ったようなコンサートになっています。どうしても津軽三味線なので、荒波とか吹雪とかのイメージがつきものですが、僕らは、優しいとか可愛いとか色んな表現ができる楽器だと信じてますし、10年間やってきて分かって貰えてきたと思います。原点にかえって改めて、日本の素晴らしさ、三味線の素晴らしさを感じてもらえるコンサートになっています。

 

 

吉田健一():今回、「三味線だけの世界」シリーズとしては3回目なんですけど、もともとのコンセプトが三味線の生の音色を届けたいということからはじめまして。僕らが海外にいったことから始まりまして、アメリカで2003年デビューだったんですけれど、そのアメリカの活動を通して三味線だけでもいけると僕らも自信がついてスタートした公演なんですね。「三味線だけでどこまでできるのか」という限界への挑戦という大きなテーマがあるんですけど、今回は2時間ぐらいやりますので。そういった意味では、僕らの裸の音を観てもらえる。そして今回は映像とのコラボもいれてますので、だたの原点回帰というより、新たな挑戦も観て頂けるかなと思っております。

 

 

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10年目をむかえて改めて心境をお聞かせ下さい。

 

 

吉田良一郎():僕たちにとっては、この10年はライブ、コンサートの10年間だったんです。デビューした時は「津軽三味線の素晴らしさを知って欲しい」、そして2003年の全米デビューをきっかけに、「もっと世界にいきたい!」と思ってきました。今、自分たちの思ってる夢がワールドツアーで、今はヨーロッパはヨーロッパだけ、アジアはアジアだけってツアーですが、世界中をまわれるようなツアーを1年間通してやれたらと思ってます。

 

吉田健一():結局、なんだかんだ言ってもライブだと思うんです。和の楽器ってレコーディングをやってもなかなか音を作るのが難しい楽器なんですね。だからこそ、ライブが全てだと思います。なので、これからもライブは続けていかなくては…と思います。今は上海万博などでもやらせてもらっていますし、これからはアジア圏もしっかりと据えてやっていきたいなと思っています。これからの10年っていうのは、壁を作らずにとこまでできるかだと思うので。あれができない、これが出来ないの前に積極的に挑戦する10年だと思っています。

 

 

―他の楽器と違って体力を使う楽器のように思えるのですが、2時間を二人だけで…というのはどうでしょうか?

 

 

吉田健一():正直、修行のような()バンドが弾いていれば僕らは休めるんですけれども、バンドのアレンジのものを、二人バージョンにアレンジし直したので常に弾いてなきゃいけないんです。どうやって構成するか悩んだんですけども、写真を挿しこんでのトークも入れながら、休憩しつつ。曲数的には15,6曲です。

 

 

吉田良一郎():今まではバンドでやっていても、押せ!押せ!な曲が多かったんですけど、スローな曲も入れてまして。津軽三味線というよりも三味線っていう感じですね。三味線の、その要素といいますか、刻まない三味線音楽と言いますか…雰囲気的な激しい部分と優しい部分両面を見せてるコンサートになってると思います。

 

 

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―チャレンジ的な要素も増えたということですか?

 

 

吉田健一():はい。ソロのステージも増えてますね。津軽三味線は元はソロ楽器なので。

 

 

吉田良一郎():自分たちのカラーがそれぞれにすごく出てきたんですね、音も含めて。それが重なると吉田兄弟の音色になるというのを凄く感じてもらえるコンサートだと思います。

 

10年やってきてお互いが変わったと思うところはありますか?

 

 

吉田健一():兄は、民謡酒場で三味線の伴奏を勉強していたので、セッションとかやったことがなかったんです。僕は北海道に残ってセッションから入って行ったので、入口が違うんですね。兄は作曲を含めての対応能力が、どんどんでてきたんじゃないかなっていうのもあります。そこが大きいですね。

 

 

吉田良一郎():変わってないですね。僕とは違って、押せ!押せ!の三味線も弾くタイプでしたから、それを維持してる。それって大変だと思うんです。身体と同じで衰えてくるんですよ…。年齢と共に、微妙にスタイルはかわるんですけど、弟は一生懸命維持してるなって感じますね。

 

 

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―健一さんはその努力はされてますか?

 

 

吉田健一():はい。早弾きだけが全てじゃないとですし、味じゃない部分の見せ方も取り入れてます。やはり変わっていっているなって感じます、なので10年後20年後にどうなってるか、楽しみにしてます。

 

―二人の活動の方向性は一致していたりするのですか?

 

 

吉田健一():違うと思いますね。「吉田兄弟」で出来る事とソロで出来ることは違うと思うので、「吉田兄弟」の可能性はソロの可能性よりは断然大きいと思います。1+1は2ではないので。その中で、どういうことをやっていくかだと思うんです。

 

 

吉田良一郎():アルバムを作るときも、バラバラで作曲して集めるって感じです。お互いの作曲したものに片方が着いていくって感じはありますね。それが最終的に「吉田兄弟」って色になっていますね。

 

 

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―広いホールで表現することの難しさはありますか?

 

 

吉田健一():ありますね。マイクを通したときに、温度差は必ずあると思うので、常にそれを感じていて。お客さんをどこまで世界に取り込んでいけるかは、今回もテーマだと思っています。

 

 

 

 

 

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―はじめて三味線を聴く方へ三味線の魅力を教えて下さい。

 

 

 

吉田良一郎():僕たちのやっている津軽三味線の素晴らしいところは、分かりやすく言うと譜面がないんですね。とてもアドリブ性の強い楽器で、自分のカラーを曲に込められるんです。民謡三味線は譜面があって、その通りに弾くんですね、それはそれで難しくて、奥が深いものではあるんです。でも、僕たちの津軽三味線はどんどん作っていける、時代とともに変化していけるんですね。だから、まだまだあける扉、引き出しはこれからも続いていくと思います。僕たちは扉を開けている最中で、まだまだやっていて魅力的で面白いところではありますね。

 

 

吉田健一():最近の僕らの「モンキーマジック」や「EXILE」とのセッションを観て頂いて“和”ってかっこいいなってものを少しでも、何かしら感じて頂いてると思うんです。それが1番大切なことなんじゃないかなと思います。和だからとか、ジャンルが違うからとかじゃなくて、1つの世界の楽器として、和楽器がどこまでできるのかっていうを今、示す時だと思いますね。

 

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津軽三味線「吉田兄弟」10周年記念公演

 

「三味線だけの世界」

 

【日時】2010年9月13日 18:30開場 19:00開演

 

【会場】アクロス福岡シンフォニーホール

 

【チケット】全席指定 S席6,000円 A席5,000円

 

(当日券あり!!)

 

【お問い合わせ】ピクニック 092-715-0374

 

■吉田兄弟オフィシャルHP

http://www.yoshida-brothers.jp/

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