リトルショップ・オブ・ホラーズ6/11@福岡市民会館

 

 

 

アトリエ・ダンカンプロデユース

オフ・ブロードウェイミュージカル

「リトルショップ・オブ・ホラーズ」を観劇してしましたっ。

 

 

 

なんと3列目~!!!!(叫)

 

 

この「リトルショップオブホラーズ」は80年代のオフBW作品。

1960年にアメリカで公開された映画を元にミュージカル化され

大ヒットした作品です。日本でも1984年以降、たびたび上演されています

 

☆Story☆

舞台はニューヨークのダウンタウン。スキッド・ロウの小さな花屋。

この店の主人ムシュニクは店を閉めようかとしている・・

店員は孤児院育ちのシーモア(と~っても情けない草食男子?)

そして彼が砒素が二思いを寄せるオードリー。

シーモアが皆既日食の日に手に入れたという奇妙な花。

ショウウィンドウに飾れば客寄せになるんじゃ?と提案をする。

「そんなこと・・」といい終わらないうちに客はやってきた。

シーモアはこの奇妙な花に「オードリーⅡ」と名づける。

ハエトリ草にどこか姿が似たこの花。

けれど花には、秘密があった・・・

「オードリーⅡ」のおかげで人気になった花屋は町の人々の話題に。

シーモアはラジオや雑誌、TVにと大忙し。

そこへ怪我をしたオードリーが・・・サディストで歯医者の彼氏オリン

彼女は彼の暴力でデートのたびに怪我をしていた・・・

一方ムシュニクはシーモアを手放すまいと養子になれといいだす。

祖母ころ「オードリーⅡ」は姿を現した・・・

 

どんな肥料をあげても水を与えても育たない植物

その唯一の食料は生きた血。

オードリーⅡに脅され、シーモアはついに・・

そしておかげで店のすべてを支配するまでになったオードリーⅡは

ついに本当の目的を告げた!!!

 

☆Cast☆

シーモア:DAIGO   オードリー:安倍なつみ 

オリン/バーンスタイン/スキップスニップ/マーティン:新納慎也

クリスタル:池田有希子 ロネット:麻生かほ里 シフォン;歌山ゆき

浮浪者1/中国人/DJ/客2 ほか:千代田信一

浮浪者2/客1/オードリーⅡ(操演):矢沢誠

オードリーⅡ/ミセス・ルース:深沢敦  ムシュニク:尾藤イサオ

 

 

****

 

めーっちゃくちゃ面白かった~ですhappy02

久しぶりに手をたたいて笑うほどのミュージカル作品でした。

ミュージカル観劇は、いつぶりでしょう?

1ヶ月以上ぶり?やっぱり私は数ある舞台の中でも

“ミュージカル”が何より好きなのだなぁ・・・と実感しました!

本当に本当に幸せlovelyだった~のです!!!!

 

 

そして!DAIGOのDAIGOのダイゴの~!!!!

生「ウィーっシュッ」見ちゃいました。

むしろ一緒に、生ウィッシュやっちゃいました(笑)

ライブ会場かと思いました(w

作品の途中でラジオ出演するシーン。

DAIGO演じるシーモアにはがきがくるんですが・・・

ペンネーム?ラジオネーム?

総理大臣の孫」さん・・・・会場爆笑です。

好きな食べ物は?という質問に

とんこつラーメンと明太子」というご当地ネタ!

面白かったです(^^;

 

ハエトリ草に似た謎の植物「オードリーⅡ」

彼の野望?が最後には明らかになるのですが

それはそれはちょっとグロテスクな話でもあるのですが

ストーリーテラー的な要素を担いつつ

素敵なハーモニーを聞かせてくれる女性3人☆

クリスタル:池田有希子さん ロネット:麻生かほ里さん シフォン;歌山ゆきさん

この3人がパワフルでパワフルでかっこいいのです!

だけど時には切なくもかっこよくもあり・・・

しっかりと物語の「軸」でいた気がします。

ホラーなのかと思いきやの思いっきり笑える楽しいホラー?

この「ホラー?」ぐらいの「」が大事です。。

 

楽曲もロックでとーってもノリノリ。

バラードも美しくて、安倍なつみさん(なっち)の歌が

想像を絶する以上に素敵でした!

で、ドSな歯科医の彼女、オドオドした姿

最後まで崩すことなく貫いた「オードリー」の可憐さ。

素晴らしかったです。

そしてオードリーが・・・って時のDAIGOのソロ。

ちょっとウルッときてしまいました。

期待中の期待!ニイロさん!!!

変な髪形ですが(笑)細いっ!足ながっ!

歌うまっ!とビューティフルでした。。

少ないキャストで、すごく1つ1つを「ハッキリ」と明確に

演じてストーリー展開をしている だけど・・・ドタバタ劇。

みたいな正反対の性質をいろんなシーンがそれぞれに

持ち合わせいるのが面白いなーと思いました。。

オードリーⅡの企みは恐ろしいものがありますが・・

この話はとーっても楽しい!もう1度見たい作品です。

ニイロさんのキレのあるダンス素敵でした。そしてそして

素敵な素敵な花屋の店主、尾藤イサオさん!

ALL SHOOK UPという舞台で拝見して以来

すっかり「味」のある「芝居」に心打たれていました

今回はそのASUにの出演されてた歌山さんもいらっしゃったので

(パワフルな歌声がすきなのです)

うぉぉ!と興奮(心の中で)

その尾藤さん。下心のあるような演技も駄目主人なのも

演じていて嫌味っぽくなく「人間らしさ」あふれる

オジサンでした!!!

オードリーⅡの存在感とガールズたちのパワフルさが

この物語をものがたっています!

そしてロック調、ゴスペル系、バラードとちりばめられたさまざまな歌が

耳に残り、今もサントラを聞いて居たりします(輸入版)

 

これってオフ・ブロードウェイだからおもしろいんだと思います。

オンに乗ってない、いい意味でのB級感

これは福岡市民会館のような大きな箱ではなくて

東京では下北沢の本多劇場だったのです。

それぐらいのキャパの箱で見たかったなー。

私は前だったのでよかったのですが、、

後方だときついだろうなーと感じました...

 

時々マイクの不具合が発生するのが市民会館の悪いトコ。

いつも思うのですが(><;)

あれがもぉ少し改善されると、もっと楽しめると思います!

 

カーテンコール(カテコ)では

尾藤さんがバンドさんを「福岡出身~」と紹介したり

みんなで「いえーい!」ってやったり。

カンパニーも仲良しというか団結しているのが伝わってきましたが

それ以上にそれを伝えようとする力

巻き込んでくれるパワーを全身で浴びました。

なんだか元気になれました。

Thanks!「リトルショップ・オブ・ホラーズ」カンパニー!!

2010年6月12日 01:59  カテゴリー: ミュージカル | コメント(0) |
「六月博多座大歌舞伎」6/5@昼の部

博多座の大歌舞伎。お昼の部へ行ってきました。

歌舞伎は昼夜演目が違うのでどちらもとても楽しめますよね!

今回も、やはり夜の部は現代に近い時代劇的な作品が多い中で

お昼は宙乗りや歌舞伎十八番と呼ばれる作品など「大歌舞伎」とよぶに

もってこい!な作品を4作鑑賞することができました。


「小野道風青柳硯」

三蹟の一人で、花札の絵柄でも知られる小野道風が

、蛙が柳に飛びつく姿を見て悟りを開いたという逸話に想を得た物語で、

二世竹田出雲、吉田冠子、近 松半二、三好松洛の合作により宝暦4年(1754)に大坂竹本座で

人形浄瑠璃として初演された。

今回上演する「柳ヶ池蛙飛の場」は全五段のうちの二段目に あたる。

 舞台は東寺の近くの柳ヶ池。

浅葱幕が振り落されると花道から公家装束に黒の蛇の目傘を持った小野道 風(梅玉)の出。

ついに木工頭に任ぜられ身分が変わって、降る雨にも情趣を味わう姿は最初の見どころ。

そして柳に蛙が飛びつく様子を見て、橘逸勢の謀反の 企みもいつかは天下を覆すほどの

大事に至ることを悟る場面での道風の長台詞は聴きどころ。

 続いて道風と逸勢の手下の独鈷の駄六(翫雀)との相撲の技を取り入れた立ち廻りとなる。

道風が褌姿の駄六を池に投げ飛ばす様子は痛快で、

逃げ去る駄六が蛙の格好を見せるユーモアも楽しい場面で幕となる。

 

小野道風:中村梅玉 独鈷の駄六:中村翫雀


・・・・・・・

相撲を取り入れた立ち回り。

これがとーっても面白くて見ごたえがありました。

花道をたくみに使い、また相撲という目の付け所は

昔から演じられている歌舞伎ならではだなと・・・

蛙の格好をしている駄六。これで思わず笑ってしまいました。

やはり今回もイヤホンガイドなしで挑戦したのですが

感覚、神経を研ぎ澄ませれば何か伝わってくるものはあるなと・・・思いました。

 


新歌舞伎十八番「紅葉狩」

 

九代目團十郎が初演した新歌舞伎十八番の内のひとつ。

能の『紅葉狩』を題材として豪華な歌舞伎舞踊に仕立て上げられている。

常磐津・竹本・長唄の三方掛け合いで演奏する大曲である。

 舞台は紅葉真っ盛りの信州・戸隠山。

従者を連れて紅葉狩にやってきた平維茂(染五郎)は、

更科姫(福助)と名乗る美しい高位の姫の一行に呼び止められ酒宴に加わる。

盃を酌み交わし、姫たちの舞に見とれるうちにまどろむ維茂主従。

姫は時折怪しい動きを見せながらいずこへともなく消え去る。

眠り込んだ維茂の前に山神(松緑)が現れ、

姫だと見えたのは実は鬼であることを踊って知らせる。

やがて目覚めた維茂は正体を現した鬼女と闘い、激しい立ち廻りを見せる。

 前半は二枚扇の技巧なども見せつつ優雅に踊る美しい姫、

後半は一変して隈取をして凄みを見せる鬼女、この演じ分けが最大の見どころだが、

維茂の勇壮さや山神の躍動的な踊りも見逃せない。

また更科姫の侍女・野菊の艶かな踊りや、維茂の従者・右源太、左源太の滑稽な踊りも、

エッセンスとなっている。

それぞれの役にしどころがあり変化に富む、華やかな舞踊の大作である。

 

 

更科姫・鬼女:中村福助  余吾将軍維茂:市川染五郎

従者右源太:坂東亀寿   従者左源太:中村種太郎  山上:尾上松緑

 

・・・・

お昼の部でこれが1番面白かったです!!!

染五郎さんたちは基本寝ていらっしゃるのですが(笑)

種太郎さん、亀寿さんがお酒を勧められるがままに飲み

片方が踊っているのに勝手に飲み

将軍の話もきかず自分たちがよっぱらい(w

細かいお芝居も見逃せませんでした

そして更科姫から鬼女へのはやがわり、、、

迫力と見所満載!まさに」ごたえがある作品だったと思います。

随所で笑え、随所で華やかで、また鬼女となった福助さんの

おそろしいこと限りなし。

言葉なんかじゃないなと思いました。

どんな舞台作品でも同じ「体感」なんだろうなって・・・!

 

「増補双級巴 石川五右衛門」

 石川五右衛門といえば今に知られる天下の大泥棒。

元忍者、由緒ある武家の血筋、秀吉と幼馴染みであるなど様々な俗説や伝説を題材にし

数々の作品が作られた。その数ある五右衛門狂言の面白い場面をまとめたのが本作。

木村円次作、文久元年(1861)、江戸守田座で初演、

五右衛門をケレンの名人といわれた四世市川小團次が演じ、

つづら抜けの宙乗りが好評を博した。

 大胆にも公家に化けて足利御所へ乗り込んだ五右衛門(吉右衛門)は

久吉(梅玉)に会う。別々の道を歩む二人だが、実は幼馴染み。

思わず昔に戻り寝転んで頬杖をついて話す様が面白い。

その後、宙乗りとなり五右衛門のつづら抜けと

悠々と宙を引込むさまは前半の大きな見どころ。

 大詰「南禅寺山門の場」は、

五右衛門狂言には欠かせない名場面。自身の出生の秘密が明らかになり、

さらなる大望を抱く五右衛門。豪華絢爛な山門を舞台に、

悠然と満開の櫻を愛でる五右衛門とそれを見つめる巡礼姿の久吉との構図は、

歌舞伎の様式美の極致である。全編に見どころが多く、理屈抜きに楽しめる演目。

 

石川五右衛門:中村吉右衛門 三好修理太夫長慶:中村歌六

三好四郎国長:中村歌昇 久吉:中村梅玉

 

・・・・・

宙乗りはやはりダイナミックでした。

素晴らしかったです!!!!宙乗りとか見ると歌舞伎もすごいなー

と感嘆してしまいます。そして、何より大詰。

屋敷のその背景の美しさ、華やかさ。まさにざ・かぶき!!!

花形のような明るい桜の彩られた赤いお屋敷で

名言「絶景じゃ 絶景じゃ」という五右衛門。

そこには絶景が見えるかのような気がしました。

やはり見て感じる。それはどんな種類の舞台でも通じるものなのでしょうね。

それから転換中の三味線ソロ。素晴らしかったです・・

 

 

「汐汲」

 能の『松風』に題材をとった舞踊。

二世桜田治助作詞、二世杵屋正次郎作曲。

文化8年(1811)江戸市村座にて三代目坂東三津五郎が初演。

七変化の舞踊『七枚続花の姿絵』の内の一つが独立して上演されるようになった作品。

烏帽子狩衣を身につけ桶を担いだ姿は羽子板や人形でもおなじみである。

 蜑女苅藻(藤十郎)が登場し、亡き恋人の在原行平を慕いつつ汐を汲む様子を見せる。

その後扇を用いた軽やかな踊り、手拭いを使ったくどきで娘心をしっとりと見せ、

三段傘を使っての軽快な踊りに続いて、

最後は舞がかりとなり荘重に舞納める。品位と格を要する作品である。

 

蜑女苅藻:坂田藤十郎 此兵衛:中村翫雀

 

・・・・・

太夫さんたちの浄瑠璃も素晴らしい。

そして藤十郎さんがもう色気とおしとやかさが美しかったー。

歳を重ねるということは、マイナスなことではないのだろうなと

心から思うことができました。

そしてさまざまな経験をされたからこそ

この味のある舞踏を舞えるのではないかなと・・・

 

やはり歌舞伎は昼夜見るのが面白いです!

2010年6月 5日 20:24  カテゴリー: 博多座 | コメント(0) |
「六月博多座大歌舞伎」6/2初日@夜の部

博多座大歌舞伎初日の夜公演を観てきました。

祝・初日!!!


後日、昼の部は拝見する予定です。

夜の部の演目は3本

池波正太郎作 岡本さとる脚本

「鬼平犯科帳 大川の隠居」

平成19年に新橋演舞場で初演された作品で鬼平こと長谷川平蔵の厳しさと同時に

懐の深い人間性を描いてある作品となっています。

 

ー物語ー

市中見回りに出かけていた平蔵が思いがけず自分の銀煙管を持っている老船頭に出会い

物語は始まります。彼は元盗賊の友五郎。これが父親の形見である平蔵は

一芝居うって取り戻そうと算段をします。身分を隠したまま知り合いになった彼らが

最後にシーンで、お互いの身の上を語り合っていくなかで・・・


長谷川平蔵:中村 吉右衛門   友五郎:中村歌六

 

もちろん市川染五郎さんも第三場にご出演。

医者の井上玄庵役で登場されます。

夜の部3作とも出演されていましたが、これが一番現代らしく

染五郎さんにはあっていたかも?

ネタバレになってしまいますが

ラストシーンに平蔵と友五郎が語り合う中で

友五郎が涙を流します。そこで、彼は自分の息子が生きていれば

平蔵ぐらいの歳だったと・・・息子を想い熱い涙を流すのです。

 

今回はイヤホンガイドに頼らず

時代劇要素も強いので自分の耳と目を信じて

感じることを大切に歌舞伎を見ることに挑戦してみました。

ぐっとflair心がつかまれました・・・

途中大いに笑いあり、そしてラストにホロっとさせるお芝居。

歌舞伎と身構えなければ、初心者でも楽しめます。

そしてご当地「大川」 なじみ深いかもしれません。

 

そして・・・

近松門左衛門作 「恋湊博多(言風) 毛剃」

―物語ー

京の商人 小松宗七は九州に下る途中毛剃一味の船に乗り合わせる。

前半は長崎言葉を使いながら喧嘩模様を雄弁に語る毛剃

それに対し宗七は博多でなじんだ小女郎の話をし気分を害する。

密輸の場面を目撃した彼は手下によって海へ・・・

博多の「奥田屋」では毛剃たちが女遊びをしている。

一方、なんとか助かった宗七と小女郎が髪梳きで恋する男女の情の深さを見せる。

江戸中期の柳町の賑わいが描かれたご当地狂言でもある作品。


毛剃九右衛門:中村吉右衛門  小松屋宗七:坂田藤十郎

 

男性はいつの時代でも変わらないんだなと思わせるのと同時に

盗賊・海賊である彼らが取り調べに恐れる様子や

宗七と小女郎の愛にキュンlovelyとくる作品でした。

これもイヤホンガイドなしでも”感じる”ことができる作品だと思います。

中村福助さんの女形はどんな女性よりも女性らしい「しおらしさ」をお持ちで

見習うべき点がたくさんあるのではないかと思いました。

こちらも笑いも涙もあるのですが、近松門左衛門

歴史でならった人物の作品をこうやって見る機会はやはり少なくて・・・・

でも歌舞伎も見れば見る程、お芝居で感じることができて

深いなと・・・そして歴史に名を残す人が描いた作品はやはりよくできているなと

感じました。ん~深い!!!

 

3作目は

「勢獅子」舞踏作品です。

―物語―

将軍様も上覧する、天下祭りの日枝神社の山王祭。

鳶頭の鶴吉と亀吉は祭りを取り仕切る。

富士の巻狩で父の敵工藤祐経を討った

曾我兄弟の仇討ち物語を踊り始める。

勢いにのり、さらには「ぼうふら踊り」までも踊る

そして獅子舞と賑やかに舞い納める。

 

鳶頭鶴吉:市川染五郎  松吉:中村松江ほか

 

最後は華やかな舞踏。浄瑠璃と三味線も登場し

賑やかな歌舞伎の舞踏と言うかんじで舞い踊ります。

勢いは圧巻!その勢いに歌舞伎初心者でわからないなりに

何を表現しているか掴もうとして見入れば見入るほど

なんだか世界にグっと引き込まれてしまいました。

最初の2作が長編物語、時代劇のような話だったので

こういった舞踏で終わるのもまたありかなーと思います。

 

是非、一度この世界を味わってみてください。

歌舞伎には幕見というシステムがあり気になった演目だけ見ることもできます。

歌舞伎だからと以前は敬遠していた私ですが・・・

最近はこの奥深さにハマリかけています(笑)

2010年6月 2日 23:02  カテゴリー: 博多座 | コメント(2) |
万能グローブカラパゴスダイナモス「すごくいいバカンス」5/29ソワレ@IMZホール

福岡演劇フェスティバル イムズ企画作品

イムズホールで行なわれた

万能グローブガラパゴスダイナモス(以下ガラパ)の作品を観て来ました!

 

作・演出:川口大樹

出演:椎木樹人 多田香織 どん太郎 松田裕太郎 松野尾亮

横山祐香里 阿部周平 川口大樹

 

http://www.galapagos-dynamos.com/sugoku_special.html

 

*ストーリー*

リゾートバイトと呼ばれる長期滞在型バイトに勤しむ連中と、
彼らのなんだか中途半端な楽園から送る、はりこのバカンスコメディ。

(フライヤーより)

 

++++

 

セットを見て思ったのは、ヨーロッパ企画「曲がれ!スプーン」?!って(笑)

ヨロキカを見るようになって、ガラバに興味を持った私。

初ガラパは、ガラパ念願のイムズホールだとか。

とーってもヘトヘト(精神的にも体力的にも全て)で観にいったのに

ないはずのパワーがどこからか生まれ、笑えて笑えて。

だけどちょっぴり泣けて、心に染み渡るステキなバカンスでした。

 

台詞劇、普段の言葉の掛け合いそのものって感じの言葉の掛け合いと

登場人物一人一人のキャラ設定がしっかりしている。

何よりもありそうでない設定の中で、ありがちな人間模様が描かれていて

そlこに見える1人1人の心の中が伝わってきまshた。

 

誰よりも今のままでいい、と先へ進むこと

変わることを恐れている楠木サン。

周囲との関係を考えて、本当は別れていることをいえないでいる

荻原と代末。自分のペースで自分らしくしか生きられない堤。

人生の再スタートを望む大鹿。

 

私は楠木さんの気持ちがとてもわかります。

変わることはコワイ。本当は前に進みたいのに

考えてるという理由をつけて、今が楽しいといって現実から逃げて。

その変わらなきゃいけない日がこない気がして・・・

だけどいつかはやってくるんです。

その日は・・・時間は必ずやってくる

心のうちを吐き出したとき、そこに集まった皆は清々しい顔になっていました。

 

雨が降ればあがる。

虹が出ることもある。

夜は毎日やってくるけれど

朝も毎日やってくる。

 

そんなことを思った作品でした。

恐れるなと背中を押してもらえた気がします。

絶対!またガラパみたいです!!!

自信を持って誇れる福岡の劇団の1つだといえるのではないでしょうか。

2010年5月29日 23:02  カテゴリー: ストレートプレイ | コメント(0) |
劇団スイセイミュージカル「楽園」4/30@ハウステンボス

ハウテンボスのプレオープン記念 スイセイミュージカルの楽園へいってきました!

rakuen

※画像をクリックすると拡大します

Wキャストをチェックしていた訳ではないので
見れない方や、アンサンブルで見ることになってしまった中本さん。
でも本来の目的である丹宗さんはシングルなので
もう大満足です!!

そして運よくスイセイの「サウンドオブミュージック」で
歌声に魅了された中村香織さんがレイラーニでした!!
嬉しかった♪

☆Story☆
日本の大学でハワイ史の講師をしている佐々木亜矢子は、
来春出版する本の取材のためにハワイへやってきた。
亜矢子には取材とは別に、ハワイにこなければならない理由があった。
それは子供のころから見る夢・・・
嵐の中、ハワイアン姿となってフラを踊っている自分と
そこに必ず現れる黒髪で黒い瞳の青年・・・
こちらに向かって何かを必死に叫んでいる。
運命に引き寄せられるかのごとく亜矢子はハレイワの老人施設で
日系二世の女性「治子」と出会う。
治子は亜矢子の顔をじっと見つめると重い口を開き語り始めた。
それは昔、ここハワイで起こった悲しい出来事。

1940年代、ハワイ・オワフ島。
ハレイワで生まれ育った日系二世の星司は家族と共に
平穏な日々をすごしていた。ある晩、
森に出かけた星司ハワイアンの美しい女性レイラーニと出会う。
自然を愛し自然と共存するレイラーニ、そして音楽を愛し
大きな夢を抱く星司。
二人は心を通わせ、やがてお互いに惹かれあっていく。

日米交渉へ決裂・・・
戦争の影がしのびより行先の不安を感じる中
人種の壁を乗り越え幸せな日々をすごす二人。

12月7日。真珠湾攻撃によって事態は一変。
その日を境にアメリカの日系人に対する警戒は一気に高まり
アメリカと日本の狭間で星司たちに日系二世の想いは激しく
揺さぶられる。そんな中、アメリカ人と日系アメリカ人との
溝を埋めようと多くの日系に聖たちがアメリカ軍である
第442連隊に志願していく。
太平洋戦争の中をどう生きていくのか、それぞれ決断が強いられていた
愛するものを残し、戦地へと向かう星司。そして富郎。
そこで待っていた現実は・・・
 

☆Cast☆

 

レイラーニ:中村香織 川村治子:吉村美喜子
カレア:星野真衣    高木富:渡辺亮 
ジョージ:戸田健二   川村星司:吉田要士
川村良遼:森田浩平 川村節子:山下清美

コア:田代久雄    イオラナ:福島桂子

キアヌ:丹宗立峰   高木武:辻本修作
特別出演:清水国明

 

+アンサンブル+

植月美帆・趙香順・大塚加奈子・小暮侑子・清水敬子・杉中未樹・宮林大輔

豊泉鮎子・中本吉成・藤井珠美・藤波大・・水澤奈南果・三好慎子・守屋由貴

 

+++

ちょっと難しい話ではあるのですが
すんなりと入り込めれば
理解するのに時間はかかりません。

当時のハワイには
ハワイアンといわれる原住民の民族。
そしてハワイを占拠しているアメリカ人。
そこに移り住んで労働している日系人、その二世の子供達。
つまり3人種がいるのです。


戦争が始まるまでのハワイは平和でした。
アメリカの軍人であるジョージは星司の母親が教える
日本舞踊を習っていたり、星司とその友人富郎と一緒に
音楽を愛し楽しく遊んでいたり。
日系人同士も仲良く、軍人とも仲良く。
ハワイアンの一部(丹宗さん演じるキアヌなど)からの
日系人への風あたりは強かったりもしたものの
平和な「楽園」そのものでした。

丹宗さんはキアヌという役どころ。
レイラーニの義姉カレアと結婚をする予定の男性
(子供がいるので・・・)でも彼はレイラーニがすきで。
レイラーニは特別な力があるとされていて・・・
ハワイアンの中でも別格。
中村香織さんのその澄んだ歌声は、それを納得させるそのものでした。
サウンドオブミュージック(SOM)よりも断然レベルUPしまくっている全てに
魅了されまくった私・・・心を奪われました。
たぶんキアヌや星司以上に!(笑)

レイラーニを騙して、パールハーバー(真珠湾)へ
カレアのために花を摘みにいこうといったのが
運命の日・・・。 
その日、キアヌは日本軍からの攻撃でなくなってしまうのです

カレアもレイラーニも心を痛めます。
それぞれに・・・
レイラーニはカレア家の前に捨てられていて
両親に拾われて育てられていました。
でもその魅力からみんなから愛されていたのがカレアには憎くて・・・

そこで、母はうそをつきます。
キアヌとレイラーニは別々に発見されたと。

母の優しさに涙が出ました。
そして自分を責めるレイラーニに対して
お前とであった朝はいつもより輝いていたと歌う両親。
ハワイアンの人々の前向きに明るく生きようとする姿に
涙が止まらなくなりました・・・。

同じ頃、日系人の立場は弱くなるばかり。
夜は許可書がないと出歩けないほどに。
それを知らずレイラーニと密会していた星司。
帰り道、米軍に出会い銃を向けられます。
それが仲良くしていたジョージでした。
ジョージから銃を向けられたことがショックで仕方ない星司の妹・治子
どうしてだよ?と訴える星司。
この星司を演じる、吉田要士さんがSOMのときから
思っていたのですが…すっごく味があるんです(涙)
悔しそうに「いけ」というジョージ。。

“戦争”って日本にいて学ぶことって
日本が空襲にあってとか・・・
真珠湾攻撃をして・・・とか。
そういった日本国内と対世界の動きが多くて。

習ったとしても満州とか。
諸外国ばかり。

ハワイに住んでいた日系人の話なんて
この作品に出会うまでは知ることすらなかったと思います。
これはもちろんオリジナル作品で
キアヌがパールハーバーでレイラーニを爆撃から庇い
亡くなったことは物語なのですが・・・
それでもそうやって亡くなった人はきっといるはずなのです。

「日本が酷いことをした」それは当たり前で
わかりきっていることなのですが・・・

そこに住んでいた日系人たちは
日本からも裏切られ、アメリカ人からの風当たりを受け
今のように情報網も少ない中で
行き場をなくしていったのじゃないかなって・・・

治子と星司の父は日本語学校の校長
そのためにつかまってしまいます。
そして牢獄で病に倒れます・・・
星司は軍隊に入隊したことにより
治子は戦争なんて嫌だと心を閉ざしかけます。

自宅に届いた手紙の中にレイラーニ宛の手紙があり
それを家に届けた治子。そこにはカレアがいました。
病んだカレアにその手紙を渡したものの・・・
日系人であることから日本人なんてと言われた彼女は
キアヌが亡くなった本当の理由を感情のままに吐露。

おかしくなってしまったカレア。
キアヌに何があったの?と語りかけます・・・
亡くなったキアヌがレイラーニと手を伸ばし歌う姿が
とってもとっても苦しかった。。


その後・・・兄が帰ってきます。
片腕をなくしてしまい、富郎は戦地でなくなってしまいます。
星司を気丈に送り出した母も
帰ってきた息子の腕がない事実を知りながらも
またも気丈に「ご無事で」と・・・
戦時中の母ってこうだよなーと思わせる日本らしさを感じました
でもその全ての事実に耐えられない治子。

レイラーニの元へ治子と向かった星司。
しかしカレアの嘘の手紙で星司が死んでしまったと思った
レイラーニは・・・岩場へといき祈りをささげます。
そこにたどり着いた星司は彼女と共に海へ・・・

翌朝打ち上げられた二人の遺体は幸せそうに
手をつないでいたそうです。

みんなが自分のもとからいなくなったと
治子は心を閉ざします。そして現在へとまた物語は戻ります。

++++

丹宗さんはキアヌとしてなくなったあと
アメリカ兵としても登場!
とーってもかっこいいです!

中本さんのアンサンブルでのハワイアンのダンスも素敵です!
星司たちの妄想?音楽旅行でのダンスも笑顔も素敵です!

香織さんの歌声は本当にきれいなきれいな歌声で
まっすぐなまっすぐな歌が心に染み渡りました。

カレアのおなかにはキアヌとの子供がいて
「その子は?」と現在に戻り「亜矢子」が聞いたとき
あなたの目の前に・・・と空港から案内していた丹宗さん(おじさん役)
をさします。。そのときにそれまで話をきいていた
彼が「はっ・・・」とした顔で胸に手をあてすっごく切ない顔を
したのが忘れられません。。。
とってもとっても胸が締め付けられました。
ギュっとじゃなくてキューって感じ。

最後にはまたフラダンスで楽しく終わったので
なきつかれた私も少し救われました。
明るく終われると少しだけ救われますよね・・・

このテーマ、タイトルでもある「楽園」
がとってもすばらしい歌なんです。
演出の西田さんが作られているのですが

 “君とここにいれば ただそれだけで楽園”
 って一番幸せなレイラーニと星司が歌うと
もう本当に幸せな気分になれます。
香織さんの高音が澄み渡ります・・・♪


+++


カーテンコールで要士さんが言われていました。
ハウステンボス内にある(ちょうどユトレヒトの隣)の
塔に登って大村湾側を見ると三本の鉄塔が見えると。
そこが真珠湾攻撃の指令を出した電波塔といわれている
という説もあります・・・と。


公演後、言われたとおりに見てみました。

 

46245038_183655214.jpg

※クリックで拡大されます。

 

 

この3本の鉄塔です・・・


相当、鳥肌がたちました。


戦争はいけません。
そんなこといわれなくたって分かってます。
人の心を簡単に変えてしまう戦争。
そんなことだって頭ん中では理解しています。

でもパンフにも書かれていた言葉・・・

「私たちは生きるために生まれてきた
  私たちは幸せになるために生まれてきた」

その言葉のとおりだと思います。
一部の上のおえらい人たちが仕掛けた戦争で
何万という人が亡くなりました。
長崎は原爆が落とされた場所でもあります。
その場所で、この作品を見て
その鉄塔をこの目で見て・・・

改めて日々の大切さを実感しました。
そして一人じゃなくて、ずっと続いている歴史の重みも感じたし
大切にすべきこと、小さな幸せを大切にすること。
いろんな当たり前を大切にするんだって
思えました。。
ハワイアンの人たちのレイラーニ・カレアの両親の
明るい歌声に本当に前向きにしてもらえました。

いっぱい泣いたけど、
幸せもパワーも沢山頂きました!!!!

何よりレミ以来の丹宗さんの声
(映画では聞いたけど)にもぉ超~っ!感動でしたぴかぴか(新しい)


あー、もっと見たかったなぁ~。
キアヌはとっても怖かったけど(笑)

川島なおみさんを劇場でお見かけしました♪

美しかった~heart01

2010年4月30日 21:55  カテゴリー: ミュージカル | コメント(0) |

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